User Manual

MOXF6/MOXF8リファレンスマニュアル
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MOXF6/MOXF8のしくみ
本体の構成
音源部
A/Dインプット部
シーケンサー部
アルペジオ部
コントローラー部
エフェクト部
内部メモリー
リファレンス
ボイスモード
パフォーマンスモード
ソングモード
パターンモード
ミキシングモード
マスターモード
リモートモード
ユーティリティーモード
クイックセットアップ
ファイルモード
iOSアプリケーションと
組み合わせて使う
資料
MIDIについて
一部のアルペジオタイプには、たとえば鍵盤を離したときにギターのフレットノイズを再生するなど、
効果音を再生する機能(ランダムSFX機能)が準備されています。ランダムSFX機能には、下記のパ
メーターが用意されています
NOTE
「RandomSFX(ランダムSFX)」「SFXVelOffset(ランダムSFXベロシティーオフセット)」
「SFXKeyOnCtrl(ランダムSFXキーオンコントロール)」は、ボイスモードのアルペジオエディットの
PLAYFX画面(28ページ)、パフォーマンスモードのアルペジオエディットのPLAYFX画面(58ページ)、
ソング/パターンモードのアルペジオエディットのPLAYFX画面(83ページ)で設定できます
NOTE この機能が有効になるアルペジオタイプについては、別PDFファイル「データリスト」内にある
「ArpeggioTypeList」をご覧ください。
アルペジオを設定する画面は、モードごとに1画面ずつ用意してあります。各モードでARP[EDIT]
タンを押すと、アルペジオエディット画面が表示されます。
押さえた鍵盤とアルペジオタイプの関係について
押さえた鍵盤とアルペジオタイプの関係は、アルペジオタイプのカテゴリーによって、大きく3つのタイプに分けるこ
とができます。
ノーマルボイスで鳴らすことを想定して作られたアルペジオタイプ(DrPc、Cntr以外のカテゴリー
該当)には、アルペジオの鳴り方として下記3種類が用意されています。
押鍵音だけが鳴るタイプ
押鍵音(押鍵音に対するオクターブ音も含む)だけを使って、アルペジオが自動演奏されます
押鍵したノートに合わせて鳴るタイプ
1つの鍵盤を押しただけで、その音がルートとなるような特定のコードタイプのフレーズが、自動演奏
されます。さらに他の鍵盤を追加で押していくと、押鍵した音に合わてフレーズの音の高さが変換さ
れます。これらのアルペジオタイプは、名前の末尾に「ES」が付加されています。
押鍵したコードに合わせて鳴るタイプ
押した鍵盤からコードタイプを判別し、コードに沿って音程変換されたアルペジオが、常に適切な音域
で自動演奏されます。これらのアルペジオタイプは、名前の末尾に「XS」が付加されています。
NOTE
「KeyMode(キーモード)」の設定が、「sort」または「sortdirect」になっていると鍵盤を弾いた順番に関
係なく同じアルペジオが再生され、「thru」または「thrudirect」になっていると鍵盤を弾いた順番によっ
てアルペジオ再生の仕方が変わります。
NOTE これらのアルペジオタイプはノーマルボイスを想定して作られているため、ドラムボイスを使って鳴らして
も、音楽的な演奏にはならない可能性が高いです。
効果音の再生について
ランダムSFX機能のオン/オフ RandomSFX(ランダムSFX)
ランダムSFX機能の音の大きさ SFXVelOffset
(ランダムSFXベロシティーオフセット)
鍵盤のベロシティーでランダムSFX機能の音の大きさを
コントロールするかどうか
SFXKeyOnCtrl
(ランダムSFXキーオンコントロール)
モードごとのアルペジオエディット画面
ノーマルボイス用のアルペジオタイプ