User Manual

MOXF6/MOXF8リファレンスマニュアル
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MOXF6/MOXF8のしくみ
本体の構成
音源部
A/Dインプット部
シーケンサー部
アルペジオ部
コントローラー部
エフェクト部
内部メモリー
リファレンス
ボイスモード
パフォーマンスモード
ソングモード
パターンモード
ミキシングモード
マスターモード
リモートモード
ユーティリティーモード
クイックセットアップ
ファイルモード
iOSアプリケーションと
組み合わせて使う
資料
MIDIについて
ノーマルボイス
プリセット1〜9バンク×各128ボイス=合計1152ボイス
ユーザー 1〜3バンク×各128ボイス=合計384ボイス
GMバンク×128ボイス=合計128ボイ
ドラムボイス
プリセットドラムバンク×72ボイス=合計72ボイス
ユーザードラムバンク×32ボイス=合計32ボイス
GMドラムバンク×1ボイス=合計1ボイス
パフォーマンスモードでの音源部のしくみ
パフォーマンスモードでは、音源部はボイスモードと同じシングル音源となり、1つのパフォーマンス
を選んで演奏できる状態になります。音源は4パートで構成されていて、各パートのボイスを重ねた
り、鍵盤の音域やベロシティーによって分けたりして作ることができます。
ボイスを、複数重ねて(レイヤーして)鳴らす音色セットのことをパフォーマンスといいます。1つのパ
フォーマンスには最大4つのボイスを重ねられます。パフォーマンスは、パート固有のパラメーター
と、全パート共通のパラメーターをエディット(編集)することによって作ります。パフォーマンスを作
成したり修正したりする作業は、パフォーマンスモード(55ページ)で行ないます。
ユーザー 1〜2バンク×各128パフォーマンス=合計256パフォーマン
ソング/パターンモードでの音源部のしくみ
ソング/パターンモードでは、シーケンサー部から同時に16チャンネルの演奏データが再生されるのに
対応して、音源部も16パートで構成されています。このように複数のチャンネルのMIDIデータを受信
して同時に複数のパートが発音する音源をマルチ音源と呼びます。MOXF6/MOXF8では、このマル
チ音源の設定をミキシングと呼びます。ミキシングは、ソングやパターンといったMOXF6/MOXF8
内部のシーケンスデータを再生する場合だけでなく、外部MIDI機器やコンピューターのシーケンサー
ソフトからMOXF6/MOXF8の音源を鳴らす場合にも使います。この場合、シーケンスデータの入っ
ていない空のソングやパターンを用意して、そのソング/パターンのミキシングを利用します。
ミキシングは、パート固有のパラメーターと、全パート共通のパラメーターをエディット(編集)するこ
とによって作られます。ミキシングを作成したり修正したりする作業は、ミキシングモード(114ペー
)で行ないます。また1つのミキシングには、ノーマルボイスを保存するためのメモリーが16個用意
されています。このメモリーに保存されたボイスをミキシングボイスと呼んでいます。通常、ミキシン
グの各パートには、ボイスメモリーのボイスを選んで割り当てます。この場合、たとえばユーザーメモ
リーのボイスを使ってソングやパターン用のミキシングを組んだあとで、そのボイスをうっかり作り変
えたり、消したりすると、っかく作ったソング/パターンの演奏が予想しないものに替わってしまう
ことになります。このようなことを防ぐために、ミキシングボイスが用意されています。
ボイスのメモリー構成
パフォーマンスモードでのパート構成
パフォーマンスについて
パフォーマンスのメモリー構
ソング/パターンモードでのパート構成
ミキシングについて