User Manual

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EXi8/EXo8取扱説明書
セットアップ
この機器が動作保証する室温は040℃です。この機器を
他の機器と一緒にEIA標準のラックにマウントする場合、各
機器からの熱でラック内の温度が上昇し、十分な性能を発揮
できないことがあります。この機器に熱がこもらないよう
に、必ず以下の条件でラックにマウントしてください。
パワーアンプなどの発熱しやすい機器と一緒にマウント
する場合は、他の機器との間を1U以上空けてください
(ただし、MTXシリーズやXMVシリーズとの間は1U
上のスペースは不要です)。また、このスペースは通風パ
ネルを取り付けたり、開放したりして、十分な通気を確
保してください。
ラックの背面を開放して、ラックを壁や天井から10cm
以上離し、十分な通気を確保してください。ラック背面
を開放できない場合は、ラックに市販のファンキットな
どの制換気用装置を設置してください。ファンキット
を取り付けた場合は、ラックの背面を閉じた方が放熱効
果が大きくなることもあります。詳しくはラックおよび
ファンキットの取扱説明書をご参照ください。
[INPUT]端子および[OUTPUT]端子には付属のユーロブ
ロックプラグを使って接続します。
1. 端子ネジをゆるめます。
2. ケーブルを差し込みます。
3. 端子ネジをしっかりと締め付けます。
ケーブルを引っ張って抜けないことを確認してください。
4. 付属の結束バンドを使ってケーブルをタブに固定しま
す。
ラックマウント時の注意
ユーロブロックプラグを取り付ける
事前準備(ケーブルの処理)
ユーロブロックプラグに取り付けるケーブルにはより線
を使用し、図のようにむき出して配線してください。
た、ユーロブロックでの配線は、ケーブルの重さや振
による金属疲労により、より線が切れやすくなる場合
あります。[INPUT]/[OUTPUT]端子に接続するケーブ
ルは、付属の結束バンドでユーロブロックプラグ(3ピン)
のタブに固定してくださ(右記参照)。ラックマウント
時は、なるべく束線バーなどを使用してケーブルを結
して固定してください。
可搬設備などで頻繁に抜き差しする場合は、絶縁スリー
ブ付き棒端子の使用を推奨します。棒端子のコンダク
ター部は、外径1.6mm以下で、長さ約7mmのもの
(PhoenixContact社製AI0,5-6WHなど)をご使用
ください。
約7mm
約20mm
NOTE
より線にははんだめっきしないでください。
1.6mm以下
約7mm
NOTE
マイナスドライバーは、3mm下のものを使用してくだ
さい。
NOTE
結束バンドの不要な部分は必要に応じて切除してくださ
い。
ゆるめる
マイナスドライバー
端子ネジ
ユーロブロックプラグ
タブ
3mm
+
G