User Manual

各部の名称と機能
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MTX3取扱説明書
q ACIN端子
付属の電源コードを接続して電源を供給するための端子
です。まずこの機器と電源コードを接続し、次に電源プ
ラグをコンセントに差し込みます。
w アース用ネジ
付属の電源コードは3芯プラグですので、ACコンセント
が接地されていればMTX3は電源コードから適切にアー
ス接続されます。さらに、このネジをアース接続するこ
とで、ハムノイズや干渉ノイズを改善できる場合があり
ます。
e [GPI]端子
制御信号を入出力すGPI(GeneralPurpose
Interface)用のユーロブロック端子です。
MTX3には7ポートのアナログ/デジタル入力と1ポー
トのデジタル入力、および4ポートの出力があります。
[IN]-17端子は05V間の電圧を検知します。[IN]-8
端子のみ+24V入力に対応しており、2.524V間の電
圧はHigh、2.5V未満の電圧はLowとして検知します。
[OUT]-14端子はオープンコレクター出力で、オープ
ンまたは接地(Ground)に変化します。+5VDC端子の
力電圧は5Vです。
接続の際は付属のユーロブロックプラグを使用してくだ
さい(12ページ「ユーロブロックプラグの取り付け方法」
参照)。
また、詳しい接続方法や使用例については「[GPI]端子を
使って接続する」(18ページ)を参照してください。
r [RS-232C]端子
AMX/CrestronなどのRS-232C対応コントローラーの
接続に使用するD-SUB9ピンの端子です。
t [DCP]端子
DCP1V4Sなどの別売コントロールパネルをデイジー
チェーン接続し、MTX3を制御します。8ピンすべてが
接続されているCAT5e以上のイーサーネットストレー
トケーブルを使用してください
コントロールパネルは1台のMTX3につき8台まで接続
できます。また、MTX3から末端のコントロールパネル
までの合計ケーブル長は最長200mです。
y NETWORK端子
AutoMDI/MDI-X対応のイーサーネット端子です。コン
ピューターと直接接続するか、ネットワークスイッチを
経由して、コンピューターや周辺機器、外部コントロー
ラーと通信します。CAT5e以上のイーサーネットケーブ
ルを使用してください。
u [UNITID]ロータリースイッチ
複数の機器を同一のネットワーク内で接続している場合、
MTX3を個別に認識するためのUNITIDを設定します。
下記のディップスイッチ1および2を上位桁、このロー
タリースイッチを下位桁として組み合わせて、01から
3Fまで最大63通りのUNITIDを設定できます。
i ディップスイッチ
MTX3の設定をするためのディップスイッチです。
詳細な設定については以降を参照してください。
スイッチのイラストは以下で上下を表わしています。
リアパネル
q
u i !1!0
w r t y o
e
!2
NOTE
MTX3には、端子の形状が同じでも機能がまったく異なるもの
があります(例:[DCP]子、NETWORK端子、[YDIF]端子)。
各端子の説明に従って適切な接続を行なってください。機器の
故障の原因になることがあります。
注意
[IN]-17子には5Vを超える電圧を入力しないでくだ
さい。機器が故障するおそれがあります。
禁止
コントロールパネルをMTX3[DCP]端子以外の端子
には接続しないでください。電気的に互換性がないた
め、火災や故障の原因になることがあります。
[DCP]子にはDCPなどの別売コントロールパネル以
外の機器を絶対に接続しないでください。機器および本
体が故障するおそれがあります
NOTE
•「00」(ディップスイッチ1および2OFF、ロータリー
スイッチを0に設定)UNITIDとして使用しないでく
ださい。
[UNITID]ロータリースイッチの設定後は電源を入れ直
してください。
NOTE
設定の変更は電源をオフにしてから行なってください。電
源がオンの時に設定を変更しても一度電源をオフにしない
と設定の変更が反映されません
スイッチ 状態
スイッチが上に倒れている状態を表わします。
スイッチが下に倒れている状態を表わします。