User Manual

各部の名称と機能
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MTX3取扱説明書
スイッチ12(UNITID)
このスイッチを上位桁、上記の[UNITID]ロータリー
スイッチを下位桁として組み合わせて、01から3F
で最大63通りのUNITIDを設定できます。
スイッチ34
使用しません。工場出荷時の設定(上側)にして、ご使
用ください。
スイッチ5(PANELLOCK)
フロントパネルの操作子をロックします。フロントパ
ネルからの誤操作を避けたい場合に使用します。
スイッチ6(IPSETTING)
MTX3IPアドレスをどのように設定するかを選
します。
スイッチ7〜8(STARTUPMODE)
MTX3の電源をオンにしたときに本体を初期化するか
どうかを設定します。
o [YDIF]端子
MTX/MRXシステムを構成する機器とリング接続し、デ
ジタル音声信号の送受信を行ないます。8ピンすべてが
ストレート結線されているCAT5e以上のイーサーネッ
STPケーブル(シールド付きツイストペアケーブル)
使用してください。
機器間の最大ケーブル長は30mで、接続できる[YDIF]
端子搭載機器の合計台数は8台までです。詳しくは
「MTX-MRXEditorユーザーガイド」を参照してくださ
い。
!0 [STIN]端子
CDプレーヤーなどからのアナログオーディオ信号を入力
するアンバランス型RCAピン端子です。
!1 [INPUT]/[OUTPUT]端子
アナログのオーディオ信号を入出力するバランス型入出
力端子です。[INPUT]端子にはラインレベル機器やマイ
クロフォンを、[OUTPUT]端子にはラインレベル機器を
接続します。[INPUT]端子にはヘッドアンプが内蔵され
ており、+48Vのファンタム電源の供給もできます。内
蔵ヘッドアンプのゲインとファンタム電源のオン/オフ
は、MTX-MRXEditorで設定できます。
接続の際は付属のユーロブロックプラグを使用してくだ
さい(12ページ「ユーロブロックプラグの取り付け方法」
参照)。
!2 排気口
MTX3には冷却用ファンが装備されています。ここから
排気が行なわれますので、障害物などで排気口をふさぐ
ことのないようにご注意ください
スイッチの位置
設定 機能
UNITID
「0x」
[UNITID]ロータリースイッ
チの設定範囲が01から0F
となります。
UNITID
「1x」
[UNITID]ロータリースイッ
チの設定範囲が10から1F
となります。
UNITID
「2x」
[UNITID]ロータリースイッ
チの設定範囲が20から2F
となります。
UNITID
「3x」
[UNITID]ロータリースイッ
チの設定範囲が30から3F
となります。
NOTE
「00」(ディップスイッチ1および2OFF、ロータ
リースイッチを0に設)UNITIDとして使用しない
でください。
スイッチの位置
設定 機能
UNLOCK
フロントパネルの操作子が
操作可能になります。
LOCK
フロントパネルの操作子が
ロックされ、操作できない
ようになります。コン
ピューターや外部コント
ローラーからは操作できま
す。
スイッチの位置
設定 機能
UNITID
UNITIDによってIPアドレ
スが設定され、
「192.168.0.(UNITID)」
となります。
PC
MTX-MRXEditorの設定に
よってIPアドレスが決まり
ます(「MTX-MRXEditor
ユーザーガイド」参照)。
NOTE
ご購入後はじめてコンピューターと接続するときは、
必ず「UNITID」に設定してください。また、その後
UNITIDを使用せずにIPアドレスを設定したい場合は、
MTX-MRXEditorからIPアドレスを設定したあとで
「PC」に切り替えてください
スイッチの位置
設定 機能
RESUME
通常の動作モードです。
MTX3の電源をオンにした
とき、電源をオフにする直
前の状態を保持したまま起
動します。
INIT.
(INITIALIZE)
本体を初期化し、工場出荷
状態にします(19ページ)。
NOTE
内蔵ヘッドアンプのゲインを+17dB+18dBの間で変
化させると、内部的にPADのオン/オフが切り替わりま
す。ファンタム電源を使用中で、[INPUT]端子に接続され
ている機器のHotCold間のインピーダンスに差がある
場合にはノイズが発生することがあります。
排気口