User Manual

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「PRIORITYDUCKER」画面 4 章 System 画面
MTX-MRXEditorユーザーガイド
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[RANGE] ノブ
DUCKER の効果がかかっているときの減衰量を設定します
この量で本線の音声をどれだけ残すのか、消すのかを設定します。
[ATTACK] ノブ
PrioritySource の入力信号が THRESHOLD を超えてから、本線の DUCKER
[RANGE] ノブで設定した減衰量に到達するまでの時間を設定します。
[HOLD] ノブ
入力信号が THRESHOLD を下回ったあとに再び元のレベルに戻り始めるまでの時間を
設定します。
•[RELEASE]
入力信号が HOLD の待ち時間を経たあと、DUCKER の効果がなくなるまでの待ち時間
を設定します。
DUCKER
設定する
使用例
例1BGM が流れている場合に、マイクからの入力があると BGM の音量が自動的に下がり
ます。
例2会議にて、優先する議長のマイクからの入力があるときに、参加者の音声を抑制します。
1. BGM や最もプライオリティを低く設定したいマイクを任意の ZONE にパッチします。
この音が、DUCKER 動作時に音量が減衰する音となります。
ZONE への入力には、PrioritySource へ入力する音のパッチは行ないません。
2. ZONE 画面で、DUCKER を設定したい ZONE を選択します。
3. DUCKER [ON] ボタンをクリックします。
4. 手順1でパッチした音よりも優先度の高い音をPRIORITYSOURCEのリストから選択し
ます。
5. ダッキングする量を [RANGE] で調整します。
BGM のように薄く残したい場合は少なめに、音を消し
たい場合は ‒70dB など大きい値に設定します。
6. その他のパラメーターを必要に応じて調整します