User Manual

各部の名称と機能
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MTX5-D取扱説明書
q ACIN端子
付属の電源コードを接続して電源を供給するための端子
です。まずこの機器と電源コードを接続し、次に電源プ
ラグをコンセントに差し込みます。
w アース用ネジ
付属の電源コードは3芯プラグですので、ACコンセント
が接地されていればMTX5-Dは電源コードから適切に
アース接続されます。さらに、このネジをアース接続す
ることで、ハムノイズや干渉ノイズを改善できる場合が
あります。
e 排気口
MTX5-Dには冷却用ファンが装備されています。ここか
ら排気が行なわれますので、障害物などで排気口をふさ
ぐことのないようにご注意ください。
r [GPI]端子
制御信号を入出力すGPI(GeneralPurpose
Interface)用のユーロブロック端子です。
MTX5-Dには15ポートのアナログ/デジタル入力と1
ポートのデジタル入力、および8ポートの出力がありま
す。[IN]-115端子は05V間の電圧を検知します
[IN]-16端子のみ+24V入力に対応しており、2.5
24V間の電圧はHigh、2.5V未満の電圧はLowとして検
知します。[OUT]-18端子はオープンコレクター出力
で、オープンまたは接地(Ground)に変化します。
+5VDC端子の出力電圧は5Vです。
接続の際は付属のユーロブロックプラグを使用してくだ
さい(13ページ「ユーロブロックプラグの取り付け」参
照)
また、詳しい接続方法や使用例については「[GPI]端子を
使って接続する」(21ページ)を参照してください。
t [RS-232C]端子
AMX/CrestronなどのRS-232C対応コントローラーの
接続に使用するD-SUB9ピンの端子です。
y [UNITID]ロータリースイッチ
複数の機器を同一のネットワーク内で接続している場合、
MTX5-Dを個別に認識するためのUNITIDを設定しま
す。
下記のディップスイッチ1および2を上位桁、このロー
タリースイッチを下位桁として組み合わせて、01から
3Fまで最大63通りのUNITIDを設定できます。
u ディップスイッチ
MTX5-Dの設定をするためのディップスイッチです。
詳細な設定については以降を参照してください。
スイッチのイラストは以下で上下を表わしています。
リアパネル
qyu!0io !1 !2
w!3
r
e
!4
t
NOTE
MTX5-Dには、端子の形状が同じでも機能がまったく異なるも
のがあります(例:[DCP]端子、Dante[PRIMARY]/
[SECONDARY]端子、[YDIF]端子)。
各端子の説明に従って適切な接続を行なってください。機器の
故障の原因になることがあります。
注意
[IN]-115端子には5Vを超える電圧を入力しないで
ださい。機器が故障するおそれがあります。
NOTE
•「00」(ディップスイッチ1および2OFF、ロータリー
スイッチを0に設定)UNITIDとして使用しないでく
ださい。
[UNITID]ロータリースイッチの設定後は電源を入れ直
してください。
NOTE
設定の変更は電源をオフにしてから行なってください。電
源がオンの時に設定を変更しても一度電源をオフにしない
と設定の変更が反映されません
スイッチ 状態
スイッチが上に倒れている状態を表わします。
スイッチが下に倒れている状態を表わします。