User Manual

使い方のヒント
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A/D パートの設定方法
MIDI A/D パートを設定するには、チャンネルメッセージを使う方法とシステムエクスクルーシブメッ
セージを使う方法があります。
チャンネルメッセージを使う方法は、A/D1、A/D2 パートに MIDI チャンネルを設定し、プログラムチェ
ンジやコントロールチェンジを使って A/D パートを設定します。
MIDI チャンネルを設定するのにシステムエクスクルーシブメッセージが必要になりますが、それ以外は
わかりやすいチャンネルメッセージで設定が可能です。ただし、A/D パートコントロール用に MIDI チャ
ンネルを 1 つ使うことになるため、演奏に使えるパートが 1 つ減ってしまいます。MIDI チャンネルを設
定するシステムエクスクルーシブメッセージや、A/D ート設定用のコントロールチェンジなどは、
MU1000 のショー機能で確認してください。
システムエクスクルーシブメッセージを使う方法は、別冊「リストブック」の「MIDI データフォーマッ
トの読み方」を参考にしてエクスクルーシブを組む必要があります。「< 付表 1-9>MIDI Parameter Change
table(A/D PART)」に操作できるパラメーターが一覧されています。この方法では、MIDI チャンネルが
OFF の状態のままで A/D パートをコントロールすることができます。
チャンネルメッセージを使って AD インプットプリセットを変更するためには、以下の設定をす
る必要があります。
A/D PART
  Rcv PROGRAM CHANGE = 01
  Rcv BANK SELECT = 01
ディスプレイに文字やイラストを表示する方法
あらかじめ表示させる文字やイラストをシステムエクスクルーシブメッセージに組み込んでおけば、
ディスプレイに表示することができます。この機能を使えば、曲のタイトルや、制作者の名前やロゴを
表示させることができます。また、イラストを連続的に送ることで、パラパラ漫画と同じ要領で簡単な
アニメーションを表示されることもできます。
システムエクスクルーシブメッセージの組み方に関する説明は、文字を表示させる方法については「メッ
セージウィンドウ」(P130、イラストを表示させる方法については「ビットマップウィンドウ」(P131
をご覧ください。
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