User Manual

5. 用語解説
  
は行
パート
マルチモードのときは、 MIDI チャンネルの演
奏データを受信して、独立した演奏を行う部分
をパートと呼び、64 パートがあります。パ
フォーマンスのときは、パフォーマンスを構成
するボイスを入れる部分のことをパートと呼び
ます。さらに2チャンネルの外部入力のことを
A/D パートと呼びます。
パートグループ
MU1000 64 パートは 16 パートずつ 4 つのグ
ループに分けて、A01 16、B01 16、C01
16、D01 ∼ 16 という番号が割り当てられていま
す。この A ∼ D をパートグループといいます。
倍音
ある楽器を鳴らしたときに、鳴らしたピッチの
音以外に、整数倍の周波数を持つ高い音が鳴っ
ています。この音を倍音といいます。倍音の種
類や量は、その楽器の音色を決定する重要な要
素になっています。
バイト
2 進数の基本単位であるビットが、8 個集まった
ものを 1 バイト(= 8 ビット)といいます。1
イトは、2 桁の 16 進数で表せるため、MIDI デー
などのデジタルデータを表記したり、メモ
リーの大きさを表したりする際の単位になって
います。
バスライン
さまざまな信号が乗り入れるラインをバスライ
ンといいます。MU1000 では、システムエフェク
トの中に「SendVar Cho」「SendVar Rev」
「SendCho Rev」の 3 本のバスラインを持って
います。
ハイパスフィルター
基音や低い倍音をカットする機能を持ったフィ
ルターです。カットオフフリケンシーを上げる
と音が薄くなり、下げると厚くなります。
バッファー
データを一時的にためておくメモリーのことを
いいます。
パラメーター
モードおよびサブモードの中にある、値(デー
タ)を設定する要素のことをパラメーターとい
います。
パラメーターチェンジ
システムエクスクルーシブメッセージに含まれ
MIDI メッセージです。MIDI 機器の内部の設
定を、MIDI を通して 1 つずつ変更する際に使い
ます。MIDI データフォーマットに詳しく解説さ
れています。
バリエーションエフェクト
MU1000 の特長の 1 つとなるエフェクトです。
ンサーションエフェクトやシステムエフェクト
として機能することができ、リバーブやコーラ
ス以外にディレイやロータリースピーカー
オートパン、アンプシミュレーター、オートワ
ウなど多彩なエフェクトプログラムを持ってい
ます。
パン
ステレオ再生したときの、音の定位を設定する
要素のことでパン(パンポット)といいます。
ルチパートコントロールルチパートエ
ディット、エフェクトエディットの中にそれぞ
れパンというパラメーターがあり、互いに関連
しています。
バンクセレクト
MIDI 信号で、拡張ボイスを選ぶ際に送信するコ
ントロールチェンジ信号です。コントロールナ
ンバー0 番の MSB と、32 番の LSB が一組になっ
て音色のバンクを切り替えます。実際には、バ
ンクセレクトとプログラムチェンジを合わせて
送信することで、ボイスバンクとボイスを切り
替えることができます。MU1000 における MSB
とLSBの組み合わせは、サウンドモジュールモー
ドによって異なります。
バンクナンバー
MU1000 ではバンクセレクト MSB/LSBの値を使
いやすくするため、本体を操作する際には、バ
ンクナンバーというパラメーターで、バンクセ
レクトを一括して切り替える仕組みになってい
ます。