User Manual

5. 用語解説
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ポリフォニックアフタータッチ
鍵盤を弾いてから、さらに強く押し込むことに
よって送信される MIDI 情報のことをアフター
タッチといいます。アフタータッチには、チャ
ンネルアフタータッチとポリフォニックキープ
レッシャーの 2 つの種類があります。このうち
チャンネルアフタータッチは、1 つの MIDI チャ
ンネルについて 1 つのデータしか扱うことしか
できません。これに対してポリフォニックキー
プレッシャーは、鍵盤ごとに現在押されている
強さを MIDI データとして出力します。
ポリフォニック数
最大同時発音数のことです。MU1000 では 64
です。
ポルタメント
ある音程から、次の音程へなめらかに音程が変
化する効果です。ポルタメントタイムが大きい
ほど、ゆっくりと変化します。0 だと効果はあり
ません。
ポルタメントスイッチ
ポルタメントスイッチを踏んだときに送信され
MIDI コントロールチェンジのことです。コン
トロールチェンジナンバーは 65 番です。
ボーレート
データを転送する速さを示す単位です。MIDI
1 秒間に 31,250 個のビット信号を転送していま
す。
ま行
Macintosh シリーズ
米国アップル社の製造・販売するパーソナルコ
ンピューターです。
マルチ音源
一度に複数パートの演奏を再生することのでき
る音源のことです。MU1000 は、最大 64 パート
までの演奏を再生することができます。
MIDI
Musical Instrument Digital Interface の略で、楽器間
のデータ通信方法の規格を指します。現在では、
ほとんど電子楽器が MIDI 規格に対応した MIDI
端子を持ち、それらの楽器を組み合わせること
で、リモート演奏や自動演奏が簡単にできるよ
うになっています。
MIDI インターフェース
ンピューターは一部の商品を除いて、元々
MIDI端子を持っていません。そこで、コンピュー
ターに MIDI 端子をつけて、MIDI 機器をコント
ロールするために作られたのが、MIDI インター
フェースです。MU1000 はコンピューターのシリ
ルポートから専用ケーブルで接続するこ
で、MIDI インターフェースの機能を持つように
設計されています。
MIDI ウィンドコントローラー
息を吹き込むことでブレスコントローラーなど
のコントロール信号を出して音源をコントロー
ルする MIDI 機器のことです。管楽器などの細か
いニュアンスを表現するのに適しています。代
表的な機種としてヤマハ WX5 などがあります。
MIDI チャンネル
MIDI には、1 ∼ 16 のチャンネルがあり、送信側
と受信側でチャンネルが合っていなければ演奏
データのやりとりができません。このチャンネ
ルのことを MIDI チャンネルといいます。
MIDI データファイラー
MU1000 をはじめ、さまざまな MIDI 機器のバル
クデータを受け取り、フロッピーディスクに保
存する機能をもったMIDI機器です。ヤマハMIDI
データファイラー MDF3 などがあります。
ミュート
任意のパートの発音を止めることをいいます。
マルチプレイモードやパフォーマンスパートコ
ントロールで設定することができます。
モード
デジタル機器の中の、最も大きな機能の区分け
のことです。MU1000 ではマルチプレイモード、
パフォーマンスプレイモード、マルチパートエ
ィットモードパフォーマンスエディッ
モード、ユーティリティモード、エフェクトモー
ド、イコライザーモード、サウンドモジュール
モードの 8 つのモードがあります。