User Manual

2. コンピューターミュージックの音源として使う
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曲のジャンルに合わせて音を補正する ( マルチ EQ)
マルチ EQ では、音域ごとの音量を調節することで曲に合わせて音を補正します。たとえば、低音域を
強調することで音に迫力を出したり、高音域を強調して音に張りを出したりします。
[EQ] ボタンを押してマルチ EQ の設定状態に入ってから、[SELECT
<
/
>
] を何度か押して「EQ TYPE」
の画面を表示し、[VALUE
-
/
+
] またはダイアルで EQ のタイプを選択します。
マルチ EQ には 5 つの EQ タイプがプリセットされています。
Flat( フラット ) ...................... EQが機能していない状態です。
Jazz( ジャズ )..........................中音域を少し持ち上げ、低音域、高音域を少し押さえ気味にした
EQ 設定です。アコースティック楽器で構成されたジャズに適し
ています。
Pops( ポップス ).....................低音域と高音域を持ち上 げて音に メリハリ をつけ て、その上で
ボーカルが通るように中音域を持ち上げています。ボーカルの
入ったポップス系の曲に適しています。
Rock( ロック ) ........................低音域と高音域を持ち上げ、中音域をへこませて、音に迫力を出
しています。音に迫力が欲しいときにはこの EQタイプを選択し
ましょう。
Concert( コンサート )............比較的通りにくい低音域を少し持ち上げ、高音域を気持ち下げる
ことで、フラットな音を作っている EQ タイプです。
(4) MIDI を使って MU1000 の設定を変更する
コンピューター上のシーケンスソフトから MU1000 の設定を変更するには、そのための MIDI データを
シーケンスソフトに挿入する必要があります。ここでは、MU1000 の「ショー機能」(MIDI 情報を表示す
る機能 ) を紹介して、シーケンスソフトから MU1000 をコントロールする方法を説明します。
MIDI を使って音色 (ボイス )を切り替える
前項の「音色 ( ボイス ) を変えてみる」の方法で音色を変更してから、[ENTER] ボタンをすばやく 2 回
続けて押します。すると、ショー機能により音色を変更するための MIDI データが表示されます。
上記の図では、次の MIDI データが表示されています。
コントロールチェンジ# 000 000
コントロールチェンジ# 032 016
プログラムナンバー 025
この 3 種類の MIDI データを挿入すると、MIDI を使って音色を切り替えることができます。
EQ
SELECT SELECT

ENTER
BANK/PGM# BANK/PGM#
