User Manual

2. プラグインボードの取り付け方法
     
(1) プラグインボードを取り付ける前に
一般的な仕様について
プラグインボードは、サウンドモジュールモードが XG または PFM(パフォーマンス)のときのみ使
用することができます。
源タイプのプラグインボード(PLG150-AN、PLG150-PF、PLG150-VL、PLG150-DX、PLG100-SG)
は、パート 1 16 でのみ使用することができます。また、MIDI レシーブチャンネルは A1 A16
設定してください。(B1 D16では発音しません。
プラグインボードの外部 MIDI 機器によるコントロールは、HOST SELECT スイッチが MIDIの場合は
MIDI IN-A を、MIDI 以外の場合はポート 1(A1 A16)を使用してください。
プラグインボードが持つ音色は、パートアサインを設定し、そのパートで [SELECT] ボタンでプラグイ
ンボードを選択すると、通常のボイスを選ぶ方法で選ぶことができます。(P181)
マルチパートエディットモードにてプラグインボード側の XG パートパラメーターを設定することが
できます。ただしボードによっては対応していないパラメーターがあります。詳細はプラグインボー
ドのマニュアルをご覧ください。
プラグインボードを取り付けると、プラグインボードのパラメーターのうち、本体パネルから設定で
きるパラメーターについてはダンプアウトで出力されるようになります。
データのバックアップについて
プラグインボードにはデータのバックアップ機能はありません。しかし、MU2000 は、プラグインボー
ドのパラメーターのうち、本体パネルから設定ができるものに関してはバックアップを行ない、電源
立ち上げ時にプラグインボードにバックアップデータを送ります。
本体パネルから設定できるパラメーターを外部 MIDI から変更した場合、本体がバックアップを実行す
るのに時間がかかります。バックアップされる前に電源を切るとデータが消えてしまいますので、こ
の場合はすぐに電源を切らないようにしてください。
本体パネルから設定できないパラメーターを外部 MIDI から設定した場合は、バックアップ機能が働か
ないため、電源を切るとイニシャライズされます。
パフォーマンスモードについて
プラグインボードはパフォーマンスモードでも使用可能です。ただし、プラグインボードのパラメー
ターの内、パフォーマンスデータとしてストアすることができるのは、本体パネルから設定ができる
ものに限られます。
プラグインボードごとに対応しているパラメーターチェンジを送ることによって、プラグインボード
の設定を外部 MIDI 機器から変更することができますが、場合によっては本体表示と食い違いが生じる
場合があります。
2. プラグインボードの取り付け方法