User Manual

使い方のヒント
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本体操作に関するヒント
音量の調節
MU2000 には、音量をコントロールするためのパラメーターが多数あります。そのため、フロントパネ
ルのボリュームつまみを最大に上げているのに音が小さいとか、あるパートの音だけが聞こえないとい
うことがあります。その場合は、次に上げるパラメーターを順番に調べてみましょう。
全パートの音量をコントロールするパラメーター
マスターボリューム(P88)、マスターアッテネーター(P88)
パートごとの音量をコントロールするパラメーター
ボリューム(P86)、エクスプレッション(P86)
上記以外に音量に関係するパラメーター
LPF カットオフフリケンシー(P91)HPF カットオフフリケンシー(P91)EG アタックタイム(P92)
システムエフェクトのリターンレベル(P89)、インサーションエフェクトのアウトプットレベル
受信したノートデータのベロシティの値
ボイスを選択するときのバンク表示について
MU2000 本体でバンクナンバーを設定するとき、すべてのバンクナンバーを表示する状態と、拡張ボイ
スが割り当てられているバンクナンバーだけを表示する状態を切り替えることができます。切り替えは、
ユーティリティモードの「DispBankSel(ディスプレイバンクセレクト)(P125)で行ないます。
システムエフェクトの効果の深さの設定方法
システムエフェクトの効果の深さは、センドレベル、リターンレベル、ドライレベルの 3 つのパラメー
ターで調節することができます。ただし、ドライレベルはバリエーションエフェクトがシステムエフェ
クトに設定されている場合にだけ設定することができます。
具体的には、次のパラメーターになります。
リバーブエフェクト
リバーブセンドレベル(P86)、リバーブリターンレベル(P89)
コーラスエフェクト
コーラスセンドレベル(P86)、コーラスリターンレベル(P89)
バリエーションエフェクト(バリエーションコネクトがシステムの場合)
バリエーションセンドレベル(P87)、バリエーションリターンレベル(P89)
全エフェクト共通(バリエーションコネクトがシステムの場合)
ドライレベル(P95)
使い方のヒント