User Manual

5. 用語解説
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エディット
データを、修正したり編集したりする作業のこ
とです。MU2000ではマルチパートやパフォーマ
ンスパートエフェクトコライザーの
ディットを行なうことができます。
エディットバッファー
メモリーから呼び出されたデータを、一時的に
ためておくための場所です。実際には、エディッ
トバッファーの中の設定に対して、プレイやエ
ディットなどの操作を行なうことができます。
エフェクト
を加工してさまざまな効果を付加する部
(装置)です。MU2000 はシステムエフェクトと
して 2 (REV.CHO)インサーションエフェク
トとして 4 基(INS1 4、そしてシステムエ
フェクトとインサーションエフェクトに切り替
え可能なエフェクトを1(VAR)持っています。
FM 音源
周波数変調によって音を合成する音源システム
のことです。ヤマハ DX7 に搭載され、広く使わ
れるようになりました。
MU100Native
MU2000 では、バンクセレクト MSB=0、LSB=0
に異なったボイスが割り当てられている 2 つの
ボイスマップを搭載しています。その内、MU100
で新たに追加されたボイスマップ
MU100Native です。他の XG 対応音源との互換性
は低くなりますが、GM XG 対応の MIDI デー
タを最新の音色で再生することができます。
MU basic
MU2000 では、バンクセレクト MSB=0、LSB=0
に異なったボイスが割り当てられている 2 つの
イスマップを搭載していまその内
MU2000(およびMU1000/128/SW1000XG、MU100
シリーズ)以外の XG 対応音源と同じボイスマッ
プが MU basicです。MU90、MU80、MU50など
で作成したデータを同じ音色で再生したい場合
に選択します。
エレメント
AWM2 音源を構成する、音色や定位を持った音
を発生する部分(装置)です。MU2000のボイス
は、エレメントが14個集まって構成されます。
エンベロープジェネレーター(EG)
鍵盤を弾いた瞬間から音が消えるまでの、音源
の出力レベルを変化させる部分(装置)です。
量にかかる AEG、ピッチにかかる PEG、フィル
ターにかかる FEG などがあります。
オーディション機能
現在選ばれている音色を試聴できる機能です。
オフセット
MU2000のパートエディットでは、ボイスデータ
そのものはエディットせずに、選択したボイス
データに対してマルチパートエディットのデー
タを付加することで音色を作り替えています。
のような方式のエディットをオフセット
ディットと呼び、付加するデータのことをオフ
セット値と呼びます。
か行
拡張コネクター(XG プラグインコネクター)
XG プラグインシステムに対応した XG 音源(ま
たはシンセサイザー)や XG プラグインボード
に装備されている接続用のコネクターのことで
す。このコネクターを接続することで、XG プラ
グインボードを XG 音源やシンセサイザーに装
着することができます。
カーソル
定や選択を行なうことのできる項目を示
マークのことです。MU2000では、モードによっ
てカーソルの表示が異なります。たとえば、マ
ルチプレイモード、パフォーマンスプレイモー
ドでは、ディスプレイ中央の点滅する黒い▼が
カーソルです。また、マルチパートエディット
やユーティリティモードのメニューでは、各サ
ブモード名表示の左側の、点滅する四角い図形
カーソルですーソルの移動には
[SELECT
-
/
+
] ボタンを使います。
カットオフフリケンシー
フィルターは、ある周波数までの信号は通過さ
せるが、それ以上の信号は通過させにくくする
きがありますその境目に当たる周波数
カットオフフリケンシーといいます。