User Manual

5. 用語解説
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MIDIウィンドコントローラー
息を吹き込むことでブレスコントローラーなど
のコントロール信号を出して音源をコントロー
ルする MIDI 機器のことです。管楽器などの細か
いニュアンスを表現するのに適しています。代
表的な機種としてヤマハ WX5 などがあります。
MIDIチャンネル
MIDIには、1 16 のチャンネルがあり、送信側
と受信側でチャンネルが合っていなければ演奏
データのやりとりができません。このチャンネ
ルのことを MIDI チャンネルといいます。
MIDIデータファイラー
MU2000をはじめ、さまざまな MIDI機器のバル
クデータを受け取り、フロッピーディスクに保
存する機能をもったMIDI機器です。ヤマハMIDI
データファイラー MDF3 などがあります。
ミュート
任意のパートの発音を止めることをいいます。
マルチプレイモードやパフォーマンスパートコ
ントロールで設定することができます。
モード
デジタル機器の中の、最も大きな機能の区分け
のことです。MU2000 ではマルチプレイモード、
パフォーマンスプレイモード、マルチパートエ
ィットモードパフォーマンスエディッ
モード、ユーティリティモード、エフェクトモー
ド、イコライザーモード、サウンドモジュール
モードの 8 つのモードがあります。
モジュラーシンセシスプラグインシステム
シンセサイザーや音源の可能性を大きく広げて
いく拡張システムのことです。拡張可能なシン
セサイザーや音源本体(モジュラーシンセシス
プラグインプラットフォーム)や拡張ツールの
モジュラーシンセシスプラグインボードなどを
総称して「モジュラーシンセシスプラグインシ
ステム」と呼びます。「モジュラーシンセシスプ
ラグインシステム」により、最新のテクノロジー
をシンセサイザーや音源に付加し、高度化 /多様
化していく音楽制作環境に応えることが可能に
なります。
や行
USB 端子
USBケーブルでコンピューターやUSBハブと接
続するための端子です。
ら行
RAM
RandomAccess Memory の略です。読みだし、書
き込み可能なメモリーのことです。MU2000では
サンプルデータを格納しておくのにRAMが使わ
れており、ウェーブメモリーと呼んでいます。
リバーブ
ホールなどの残響感を作るエフェクトのことで
す。音に奥行きと広がりを加えるので、音楽を
演奏する際には、欠かすことのできないエフェ
クトです。MU2000 には SPX900 相当の高品位の
リバーブが内蔵されています。
レゾナンス
カットオフフリケンシー付近のレベルを持ち上
げる効果です。今までなかった倍音が付け加え
られるため、音が明るく堅くなったように聞こ
え、音に張りがでます。
ローパスフィルター
高い倍音をカットする機能を持ったフィルター
です。カットオフフリケンシーを上げると音が
明るくなり、下げると暗くなります。
ROM
Read Only Memory の略です。読みだし専用のメ
モリーのことで、プリセットメモリーがすべて
ROMとして搭載されています。
わ行
ワウワウ(ワウ効果)
音色を周期的に変化させる効果です。MU2000
は、LFO の信号でフィルターのカットオフフリ
ケンシーを変化することでこの効果を作ってい
ます。