User Manual

2. コンピューターミュージックの音源として使う
    
残響(リバーブ )の深さを変えてみる ( リバーブセンド )
リバーブセンドでは、リバーブの深さをパートごとに設定します。リバーブを深くすると、音に広がり
や奥行きが生まれ、ホールで演奏を聴いているような効果が得られます。ただし、深くかけすぎると音
がぼやけたり、リズムが不明確になります。たとえば、ベースやドラムは浅く、ギターやストリングス
は深くというように調節します。
[SELECT
<
/
>
] を押してカーソルを REV 移動し、[PART
-
/
+
] で設定するパートを選択してから、
[VALUE
-
/
+
] またはダイアルでリバーブセンドを設定します。
出荷時はすべてのパートが40に設定されているので、これを基準にして各パートの深さを調節しましょう。
音の広がり (コーラス ) を変える場合は、同様にコーラスセンドを調節します。
音程を変えてみる( ノートシフト )
ノートシフトでは、パートごとの音程を設定します。たとえば、メロディやコーラスパートのオクター
ブ関係を調節するときに使います。
[SELECT
<
/
>
] を押してカーソルを KEY に移動し、[PART
-
/
+
] で設定するパートを選択してから、
[VALUE
-
/
+
] またはダイアルでノートシフトを設定します。
全パートの残響(リバーブ )の深さを調節する ( リバーブリターン )
リバーブリターンでは、全パートにかかる残響 ( リバーブ ) の深さを一度に調節します。
[PART
-
] ボタンと [PART
+
] ボタンを同時に押してマルチオールパートコントロール ( 全パートに共通
の設定を行なう状態 ) に入り、[SELECT
<
/
>
] を押してカーソルを REV に移動してから、[VALUE
-
/
+
]
またはダイアルでリバーブリターンを設定します。
SELECT SELECT

REV


SELECT SELECT
KEY


PART PART
SELECT SELECT

REV
