User Manual

2. MU2000 の全体構成を知ろう
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PFM( パフォーマンス )
このサウンドモジュールモードでは、MU2000 はキーボードの拡張音源に適したシングル音源として
機能します。シングル音源として機能するため、他の 2 つのサウンドモジュールモード ( マルチ音源と
して機能する ) とは音源としての性格がまったく異なります。
プラグインシステム(P168)が機能します。
シングル音源なので常に特定の MIDI チャンネルの演奏だけ再生します。ただし、特定の MIDIチャン
ネルに対して最大 4 パート ( または 2 パート +2A/D パート ) の音を重ねて再生することができます。
HOST SELECT スイッチが MIDI に設定されている場合は、MIDI IN-A 端子から入力された信号だけを
受信します。HOST SELECT スイッチが MIDI 以外のときは、ポート 1 の信号だけを受信します。
使用できるボイスは 1203 ノーマルボイス(サウンドモジュールモード XG のボイス)+256サンプリン
グノーマルボイスです。
本書では、音源の機能について、MU2000 がマルチ音源として機能する場合 ( サウンドモジュー
ルモード =XG、TG300B) と、シングル音源として機能する場合 ( サウンドモジュールモード =
フォーマンス )に分けて説明します。
(2) MU2000 のモード構成 ( サウンドモジュールモード= XG、TG300B)
MU2000では、操作をわかりやすくするために全体の機能や操作を種類ごとにまとめたものを「モード」
と呼び、各モードに付随するものを「サブモード」と呼んでいます。
ここでは、サウンドモジュールモード= XG、TG300Bの場合( マルチ音源として機能する状態) MU2000
のモード、サブモード構成を説明します。MU2000の全体構成を理解するのにお役立てください。
MU2000 のモード構成
サウンドモジュールモード= XG、TG300B の場合、MU2000は次の 6つのモードで構成されています。
マルチプレイモード............................. MU2000 を最大 64 パート +2A/D パートのマルチ音源として使用
するモードです。各パートの設定を行なうマルチパートコント
ロールと、すべてのパートの共通の設定を行なうマルチオール
パートコントロールの 2 種類の画面があります。
マルチパートエディットモード......... 各パートの細かい設定を行なうモードです。
エフェクトモード................................. マルチで使うエフェクトの設定を行ないます。
サンプリングモード............................. 音をサンプリングしたり、サンプルを割り当てたボイスやインス
トのエディットを行ないます。
SEQ モード...........................................MU SEQ プレーヤー機能にて、スタンダード MIDI ファイルを再
生したり、外部からの MIDI 入力を録音したりします。
ユーティリティモード......................... MU2000 全体の設定や、初期化、サウンドモジュールモードの切
り替えなどを行ないます。
モードの切り替えは、モードボタンで行ないます。モードを切り替えながら、MU2000 の全体的な構成
を確認してください。

SAMPLING
SEQ
UTIL EFFECT
PLAY EDIT
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