User Manual

ユーティリティモードの追加
2 MU2000 ExtendedEdition
ユーティリティモードの追加
MU2000 EXでは、ユーティリティモードにデジタルアウトとデジタルアウトゲインの 2 つの機能が追加
されます。
従来の MU2000 では、A/D INPUT からの入力は必ず内蔵音源部 (TG) とミックスされ、OUTPUT端子
DIGITAL OUTPUT 端子から出力されていました。MU2000 EX では A/D INPUT からの入力を、
DIGITAL OUTPUT から単独に出力することも可能になりました。デジタルアウトでは、その出力方法を
選択します。A/D INPUT 入力を単独で出力できるので、ギターやマイクなどを A/D INPUT 端子につない
で、ギターやマイクの音だけを、オーディオシーケンサーで録音できます。
デジタルアウトゲインでは、その DIGITAL OUTPUT からの出力レベルを設定します。DIGITAL OUTPUT
からの出力レベルが小さいときは、この機能を使ってレベルを大きくすることが可能です。
以下の説明を、MU2000 取扱説明書 126 ページの項目に続けてご参照ください。
!9
Out (ジタルアウト)
MU2000 EX A/D INPUT 端子からの入力を、どのように出力するかを選択します。
Mixed、ADDirectADDirect+M
Mixed:
TG A/D INPUT の音を、OUTPUT DIGITAL OUTPUT に出力します。
DIGITAL OUTPUT ですべての音をミックスして録音する場合に使用します。
例:UW500 を用いて MU2000 EX TG 発音をデジタル録音する場合、または、UW500 を用いて MU2000
EX A/D INPUT からの入力と、TG 発音を同時録音する場合
ADDirect:
A/D INPUTの音をDIGITAL OUTPUTから単独で出力します。OUTPUTからはA/D INPUTの音は出力されません。
この設定では、A/DINPUT から入力したギターやマイクなどの音だけを、オーディオシーケンサーで録音することができ
ます。
A/D INPUT からの入力に対して、DIGITAL OUTPUT からの出力には、システムエフェクトがかかりません。
例:UW500 を用いて、MU2000 EX A/D INPUT からの入力を録音する場合
設定値
解説
MIDI IN
TG
A/D INPUT (ギター、マイクなど)
UW500
DIGITAL OUTPUT
OUTPUT
A/D
EQ
DigiOutGain
Ins.Effect
Ins.Effect
Sys.Effect
コンピューター
OUTPUT
INPUT
USB
(Audio)
オーディオシーケンサーソフトの
録音モニター機能はOFFにします。
INPUTSELECTスイッチを
DIGITALにします
VOLUMEツマミを最小にします
TO HOST
TO TG
DIGITAL IN
シリアルケーブル
MIDI IN
TG
A/D INPUT (ギター、マイクなど)
UW500
DIGITAL OUTPUT
OUTPUT
A/D
EQ
Ins.Effect
Ins.Effect
Sys.Effect
コンピューター
OUTPUT
INPUT
USB
(Audio)
INPUTSELECTスイッチを
DIGITALにします
TO HOST
TO TG
シリアルケーブル
DIGITAL IN
オーディオシーケンサーソフトの
録音モニター機能はOFFにします。
DigiOutGain