User Manual

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MU Sampling Editorの操作の流れ
さまざまなウィンドウから構成されるMU Sampling Editorの使い方には、絶対的な操作手順
というものはありません。どのウィンドウから操作しても構いませんが、つぎのような操作の
流れを参考に、目的にあった設定を行なってください。ここでの説明は、MU Sampling
Editorを起動すると開くライブラリーウィンドウから始めます。
必要に応じて、エディットの対象となるボイスを含む既存のライブラリーファイルをライブ
ラリーウィンドウ上に読み込んだり、特定のボイスをライブラリーウィンドウ上にインポー
トすることができます。
z
ライブラリーウィンドウのツールバーにある[エディター設定]ボタンをクリックして、エディ
ター設定ダイアログを開きます。ここでMU Sampling Editorでの操作を音源に対して有効に
するために、出力用ポートやデバイスナンバーを設定します。
x
必要に応じて、インポートでウェーブファイルを読み込みます。( またはバルクを受信します。)
c
ライブラリーファイルを開き、ライブラリーウィンドウのボイスリストの中からエディットした
いボイスをダブルクリックで選択します。選ばれたボイスのエディットウィンドウが開きます。
エディットしたいボイスをクリックして選んだあと、ツールバーの[エディット]ボタンをク
リックしてエディットウィンドウを開くこともできます。
v
ボイス/ドラム画面でエディットします。(サンプルを割り当てる、など)
b
ライブラリーウィンドウに戻り、ツールバーにある [上書き保存]ボタンをクリックして、ライブ
ラリーファイルを上書き保存します。これで先ほどエディットしたボイスがライブラリーファイ
ルのストア先のボイスに上書きされます。
保存したライブラリーファイルはいつでもこのライブラリーウィンドウ上に読み込むことが
できます。また、ライブラリーウィンドウ上のボイスはまとめて音源に送信することができ
ます。
さまざまなライブラリーファイルを作成しておけば、ライブ用、レコーディング用など、目
的別にボイスを管理したり、必要に応じてボイスを用意できるのでたいへん便利です。