User Manual

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ここでは、MU500 の全体構成について説明します。はじめからすべてを理解する必要はありませんが、知っ
ていただくと MU500 を効率的に操作することができるようになります。
(1) 2 つの演奏モード ( サウンドモジュールモード )
MU500 は、XG TG300B 2つの演奏モードを持っています。これらを「サウンドモジュールモード」
といいます。通常は XG モードで動作します。市販の XG 曲集や GM 曲集のデータを再生する場合は、
の最初に入っている演奏モード設定のメッセージによって、自動的に演奏モードを切り替えます。自分
でソングデータを作成する場合も、XG システムオンなどのエクスクルーシブメッセージをデータに入れ
ることで演奏モードを切り替えることができます。
次に、各サウンドモジュールモードについて説明しましょう。
XG( エックスジー )
XG 準拠したマルチ音源として使用するモードです。XG マークのついた市販のソングデータをこの
モードで再生することで、多くの拡張ボイスやエフェクト機能までも含めた壮大な演奏を気軽に楽しむ
ことができます。また、GMシステムレベル 1に完全対応したマルチ音源としても機能しますので、GM
マークのついた市販のソングデータをよりよい音で演奏できます。
使用できるパート数..........64 パート
使用できるボイス数..........1203 ノーマルボイス +48 ドラムボイス
TG300B( ティージー 300 ビー )
GM システムレベル 1 を拡張した他社のコンピューターミュージック用音源に対して互換性を持ったマ
ルチ音源として機能します。
他社の音源に対応した市販のソングデータを再生すると、曲の最初に入っている演奏モード設定のメッ
セージによって、自動的に TG300B モードに切り替わります。
使用できるパート数..........64 パート
使用できるボイス数..........664 ノーマルボイス +10 ドラムボイス
電源を入れた直後は XGモードに設定されています。
2. MU500 の全体構成を知ろう
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