User Manual

© 2015 Yamaha Corporation Printed in Malaysia
ZV00180
本機は最新の劇場フォーマット DTS:X に対応しました。
DTS:X コンテンツの再生によって、頭上を含めてあらゆる方向からリアルな音を感じ
ることができ、ホームシアターで驚くほど鮮明で迫力があり、精密で奥行きのある本
物の感覚を体験できます。
また、
DTS:X ではない従来のコンテンツに対しても頭上を含めた位置の音響空間を創
り出す
Neural:X も対応しました。
DTS:X
コンテンツの再生をお楽しみいただくために
DTS:X コンテンツを最大限にお楽しみいただくために、以下の手順でスピーカー設置
および設定を行なってください。
スピーカーの設置
DTS:X コンテンツをより効果的に再生するためには、プレゼンススピーカーの設置を
おすすめします。
* サラウンドスピーカーを前方に置く「バーチャルシネマフロント」は除く
必要な設定
DTS:X コンテンツを再生するには、以下の設定が必要です。
設定メニューの「音声設定」→「オブジェクトデコードモード」を「有効」にする。
以下のいずれかのサウンドモードに切り替える。
–STRAIGHTキーを押し、ストレートデコードを有効にする。
–PURE DIRECTキーを押し、ピュアダイレクトを有効にする。
リモコンの SUR.DECODE キーを繰り返し押し、サラウンドデコーダーとして
Neural:X」を選ぶ。
上記の設定がされていないときは、DTS-HD コンテンツとして再生します。
(CX-A5100 のみ)
音場プログラムを選択しているときも、
DTS:X コンテンツを再生できます。ただし、サンプリング周波数
48kHz を超える場合はストレートデコードで再生します。
補足事項
•DTS:Xコンテンツを再生中は、情報メニューの「音声信号」で、入力信号のチャンネ
ル数とオブジェクト数が表示されます(例:
7.1.4 + 1Object
•DTS:Xコンテンツを再生中は、オプションメニューの「ダイアローグ(Dialog」→
DTS ダイアローグコントロールDTS Dialogue Control」でセリフの音量を調節で
きます。
•DTS:X
コンテンツ再生時や Neural:X デコーダー選択時は、YPAO ボリューム、セリフ
音量調整、エクストラベース、ミュージックエンハンサーは機能しません。
用語解説
DTS:X
DTS:X は、DTS 社により開発された次世代オブジェクトベースのサラウンド技術です。チャンネルの枠を
越えて音のオブジェクトが視聴者を包み込む音場空間内を自由に動き、より正確な音場表現を実現します。
この音場表現が、これまでにない音の豊かさやリアリティ、没入感を生み出します。テレビ内蔵のスピー
カー、ホームシアターのスピーカー、さらには映画館に設置された多数のスピーカーに至るまで、多様な
スピーカーの配置と視聴スペースに合わせて音声を自動調整し、最高の音響空間をつくり出すことができ
ます。さらに詳しい情報については、
http://www.dts.com/dtsx をご覧ください。
NeuralX
Neural:X は、DTS 社による最新のダウンミックス / ップミックス技術であり、空間の再配置技術です。
Neural:X エンコードされた DTS:X 信号と通常の信号のどちらもアップミックスできます。DTS:X 対応した
AV レシーバーでは、Neural:X が最大で 11.x チャンネルの信号をつくり出します。
DTS ダイアローグコントロール
中央に定位する音(セリフなど)の音量を高める機能です。雑音の多い環境で視聴する場合などに、セリ
フなどの音を聴き取りやすくします。また、聴力障害を持つ方にとっても便利な機能です。なお、コンテ
ンツによっては
DTS ダイアローグコントロールを使用できない場合があります。ファームウェアの更新に
より、新たな機能が追加されたり、機能が拡張されたりすることがあります。
追加情報: DTS:X について
日本語
DTS 特許に関しては http://patents.dts.com をご覧ください。本製品は DTS, Inc. のライセンスに基
づき製造しています。
DTS そのシンボルマーク、 DTS とそのシンボルマークの組み合せ、 DTS:X DTS:X ロゴは米国及びその
他の国々における
DTS, Inc. の登録商標又は商標です。 ©DTS, Inc. All Rights Reserved.