J パワーアンプ 取扱説明書 ご使用前に本書の「安全上のご注意」(16 〜 18 ページ)を必ずお読みください。 ヤマハ製品をお買い上げいただきまして、まことにありがとうございます。 ■ 製品を正しく安全にお使いいただくために、ご使用前に本書をよくお読みください。 お読みになったあとは、保証書と共にいつでも見られるところに大切に保管してください。 ■ 保証書に「購入日、販売店名」が正しく記入されていることを必ずご確認ください。 本書は下記のウェブサイトから PDF 版をダウンロードできます。 h t t p : / /w ww . y am a ha . co .
使用上のご注意 ご使用前に「安全上のご注意」(16 〜 18ページ)を必ずお読みください。 本機を下記の場所には設置しないでください。 本機のスピーカー端子は金属部分がむき出しになっているため、スピーカー端子が金属製ラックなど • 通気性の悪い場所 に触れると、ショートして故障するおそれがあります。スピーカー端子がラックなどに触れないよう、 本機背面には十分なスペースを確保してください。 • 直射日光のあたる場所、温度が異常に高くなる場所(暖房機のそばなど) また、通電中はスピーカー端子に触らないでください。感電するおそれがあります。 • 不安定な場所、振動する場所 • ほこりや湿気の多い場所 また、放熱のため、本機の周囲に左右 20cm、上 30cm、背面 20cm 以上のスペースを確保してくださ い。 ラックから離してください! 通電中は触らないでください! 30cm 以上 20cm 以上 本機には音量調節機能(ボリューム)がありません。必ず音量調節機能を持ってい る機器(プリアンプなど)と接続のうえ、ご使用ください。音量調整機能がない CD プレーヤーなどを直接接続すると、過大な音
付属品を確認する 目次 使用上のご注意 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 付属品を確認する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 本機の特長 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 各部の名称 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2 3 4 5 すべて揃っていることをお確かめください。 電源コード 前面 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
本機の特長 高品質パワーアンプ 多彩なニーズにこたえる拡張性 ■ 高出力 / 高音質アンプ搭載 (150W×11 チャンネル) ■ 自由自在なスピーカー設置が可能 全 11 チャンネルに同一性能のパワーアンプを採用する ■ バイアンプ接続、マルチスピー カー再生にも対応 本機は、電流帰還型三段ダーリントン方式の 11 チャン ことで、最大 11 チャンネルのホームシアター構築のみ チャンネルセレクター機能を搭載しているので、プリ ネルパワーアンプを搭載し、電源トランスにはハイエンド ならず、マルチルームシステムなど、目的にあわせて アンプとのケーブル接続を増やすことなくバイアンプ HiFi オーディオなどでも定評のあるトロイダル方式が さまざまなスピーカーシステム構築にご活用いただけ 接続やマルチスピーカー接続を実現できます。たとえ 採用されています。さらに、金メッキ処理を施した高級 ます。 ば、CH.2 の入力音声を CH.2 と CH.
各部の名称 前面 1 2 SPEAKERS A B ON OFF 3 1 z(電源)キー 電源を入 / 切(スタンバイ)します(10ページ)。 3 SPEAKERS A/B(スピーカー A/B)キー スピーカー端子(CH.2 A/B)の出力を有効 / 無効にします。 2 電源インジケーター 本機の電源が入っているときに点灯します。 点滅する場合は、保護回路が作動しています。詳しくは 「故障かな?と思ったら」 (14ページ)をご覧ください。 • 初期状態では、CH.2 A 端子、CH.2 B 端子ともに無効になっ ています。使用するスピーカーに応じて、該当キーを押して ください。 • CH.2 A 端子、CH.
背面 1 23 1 SPEAKERS SPEAKERS INPUT TRIGGER +12V R CH.5 CH.2 R CH.1 R CH.2 CH.5 L L L IN CH.6 CH.6 THROUGH OUT BAL. UNBAL. BAL. UNBAL. BAL. UNBAL. BAL. UNBAL. BAL. UNBAL. CH.5 CH.5 CH. SELECTOR OUT CH.5 CH. SELECTOR CH.6 CH.2 CH. SELECTOR CH.3 CH.1 CH. SELECTOR CH.4 CH.1 CH. SELECTOR CH.4 CH.2 CH. SELECTOR CH.3 CH.5 CH. SELECTOR CH.6 CH.4 CH.4 12V CH.6 0.1A CH.3 R CH.4 R CH.4 R CH.3 L CH.6 L L AUTO POWER STANDBY OFF ON CH.3 8 6 CH.
INPUT(インプット)端子(XLR) 8 INPUT(インプット)端子(RCA) 9 BAL/UNBAL(バランス / アンバランス)スイッチ XLR 出力端子を持つプリアンプを接続します(8ページ)。 RCA 出力端子を持つプリアンプを接続します(8ページ)。 チャンネルごとに、使用する INPUT 端子(XLR/RCA)を切り XLR 端子を使う場合は、該当チャンネルの BAL/UNBAL RCA 端子を使う場合は、該当チャンネルの BAL/UNBAL 替えます(8ページ)。 スイッチを「BAL」に切り替えてください。 スイッチを「UNBAL」に切り替えてください。 XLR バランスケーブルを接続する際は、ピンどうしをあわせ、 音声用ピンケーブル (RCA アンバランスケーブル) ケーブルのコネクター(オス)を「カチッ」と音がするまで 差し込んでください。 XLR バランスケーブル(オス) L. BA UN L BA RCA ショートピン . BAL. • ケーブルを本機から取り外す際は、端子上部の PUSH ボタンを押し L.
接続する 注意 • 各種接続やスイッチの操作を行う前に、本機の電源プラグをコンセントから外してください。 プリアンプとスピーカーを本機に接続します。 プリアンプの接続方法はプリアンプに備わっている出力端子により、バランス接続(XLR バランスケーブルを使用) またはアンバランス接続(音声用ピンケーブルを使用)を選び、チャンネルごとに接続してください。 本機(背面) SPEAKERS SPEAKERS INPUT TRIGGER +12V R CH.5 CH.2 R CH.1 R CH.2 CH.5 L L L IN CH.6 CH.6 THROUGH OUT BAL. UNBAL. BAL. UNBAL. BAL. UNBAL. BAL. UNBAL. BAL. UNBAL. CH.5 CH.5 SPEAKERS(R)端子 OUT CH. SELECTOR CH.5 CH. SELECTOR CH.6 CH.2 CH. SELECTOR CH.3 CH.1 CH. SELECTOR CH.4 CH.1 CH.
スピーカーを接続する ■ スピーカーケーブルを接続する スピーカーケーブルで、本機とスピーカーの−(マイナス)端子どうし、+(プラス) ■ スピーカーインピーダンスについて 本機は以下のスピーカーインピーダンスに対応しています。 • CH.2 A/B:4Ω 以上(CH.2 A と CH.2 B を同時に使用する場合は 8Ω 以上) • ほかのチャンネル:6Ω 以上 端子どうしを接続します。 a ケーブル先端の絶縁部(被覆)を 10mm ほどはがし、芯線をしっかりとよじる。 b スピーカー端子をゆるめる。 c 端子側面(左上または右下)のすき間にスピーカーケーブルの芯線を差し込む。 d 端子を締め付ける。 使用するスピーカーのインピーダンスに応じて、本機背面の IMPEDANCE SELECTOR の c 設定(上側 / 下側)を切り替えてください。 d a b バナナプラグを使用する場合 a スピーカー端子を締め付ける。 必ず電源を切って操作の事 b 端子にバナナプラグを差し込む。 a b バナナプラグ 次のいずれかのスピーカーシステムを使用する場合 上側 • CH.
電源コードを接続する その他の機能 接続やスイッチの操作がすべて完了したら、付属の電源コードを本機に接続し、電源 プラグをコンセントに差し込みます。 本機の電源を自動的に切る(自動スタンバイ機能) 本機(背面) 本機は、電源を入れてから 8 時間経過すると、自動的にスタンバイに切り替わります。 CTOR CH. SELECTOR H.4 CH.2 BAL. UNBAL. CH. SELECTOR CH.3 CH.3 L CH.5 CH.6 CH.6 L BAL. UNBAL. CH.4 自動スタンバイ機能を無効にするには、AUTO POWER STANDBY スイッチを「OFF」に CH.3 してください。 L BAL. UNBAL. CH.2 B CH.
本機と外部機器の電源を連動させる(トリガー機能) トリガー機能を使うと、外部機器の操作に連動して本機の電源を制御したり、本機の 電源操作に連動して外部機器の電源を制御したりできます。トリガー機能に対応してい るパワーアンプや、ヤマハ製サブウーファーをお使いの場合は、付属のシステム接続 TRIGGER (IN/THROUGH OUT/OUT)端子 本機 (背面) TRIGGER +12V CH.5 INCH.2 R IN IN(イン)端子: トリガー出力に対応している機器(プリアンプなど)を接続します。 THROUGH OUT OUT 12V IN 端子に接続した機器の電源を操作すると、本機の電源が連動します。 0.1A BAL. CH. SELECTOR CH.5 CH.6 CH.6 トリガー入力 (+12V) UNBAL. 別のパワー アンプ THROUGH CH. SELECTOR OUT CH.2 CH.3 CH.3 R R OFF ON BAL. UNBAL.
スピーカーシステム(応用編) 2 組のフロントスピーカーを使う(SPEAKERS A/B) 注意 • 各種接続やスイッチの操作を行う前に、本機の電源プラグをコンセントから外してください。 2 組のフロントスピーカーを CH.2 A/B 端子に接続すると、本機前面の SPEAKERS A/B キーで、使用するフロントスピーカーを切り替えることができます。 バイアンプ接続対応のスピーカーを使う バイアンプ接続対応のスピーカーを使うと、さらに高音質な音声を楽しむことができ • CH.2 A 端子、CH.2 B 端子にスピーカーを接続して同時に使用する場合は、インピーダンスが 8Ω 以上の ものを接続し、IMPEDANCE SELECTOR を上側に切り替えてください(9ページ)。 ます。バイアンプ接続をするには、CH. SELECTOR(CH.3、CH.4 または CH.6)で該当 アンプに入力する音声を設定し、組み合わせた 2 つの SPEAKERS 端子にスピーカーを 接続します。 本機(背面) CH.2 A/B(R) 端子 CH.2 B CH.2 B CH.2 A CH.2 A CH.
付録 入出力信号経路図 INPUT 端子(RCA/XLR) SPEAKERS(R)端子 CH SELECTOR BAL/UNBAL スイッチ BAL/UNBAL スイッチ UNBAL UNBAL R CH.6 CH.6 CH.5 BAL CH.5 BAL CH.6 L BAL R CH.5 L CH.5 BAL UNBAL UNBAL CH.4 BAL R CH.4 L BAL CH.2 SPEAKER A/B CH.2 B B CH.2 A A CH.4 CH.1 UNBAL UNBAL CH.3 CH.3 CH.3 CH.6 CH.5 UNBAL CH.4 CH.1 L CH.6 R UNBAL CH.4 SPEAKERS(L)端子 CH SELECTOR BAL R CH.3 L UNBAL UNBAL BAL BAL R CH.2 L CH.3 CH.2 SPEAKER A/B B CH.2 B A CH.2 A BAL UNBAL CH.1 CH.
故障かな?と思ったら ご使用中に本機が正常に動作しなくなった場合は、下記をご確認ください。 対処しても正常に動作しない、または下記以外で異常が認められた場合は、本機の電源を切り、電源プラグを抜いて、お買い上げ店または巻末の「お問い合わせ窓口」にお問い合 わせください。 最初にご確認ください … a 本機および外部機器(プリアンプなど)の電源プラグがコンセントにしっかりと接続されている。 b 本機および外部機器(プリアンプなど)の電源が入っている。 c 各機器間のケーブルが端子にしっかりと接続されている。 症状 原因 保護回路が 3 回続けて作動した。 (この場合、電源インジケーターが点滅します。) 電源が入らない 対策 製品保護のため電源が入らなくなります。ヤマハ修理ご相談センターに修理をご依頼ください。 外部電気ショック(落雷、過度の静電気など)や、電源電圧の低下 電源コードのプラグをコンセントから抜き、接続し直してください。 により、内部マイコンがフリーズしている。 TRIGGER(IN)端子に外部機器が接続されている。 スピーカーケーブルがショートしている状態で電源を入れた。 本機の z(電源
主な仕様 出力端子 • 音声 • 定格出力(非同時駆動) (1kHz、0.9%THD、6Ω) • 最大許容入力 アンバランス(1kHz、0.5%THD、8Ω)........................... 1.3V 以上 アナログ RCA(アンバランス)×11 CH.1.................................................................................................. 230W/ch バランス(1kHz、0.5%THD、8Ω).................................... 2.6V 以上 アナログ XLR(バランス)×11(1:アース、2:HOT、3:COLD) CH.2(L/R).................................................................................... 230W/ch • 周波数特性(10Hz 〜 100kHz)..............................
警告 安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。 電源 / 電源コード ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への危害や財産への損害を未然に防 電源プラグは、見える位置で、手が届く範囲のコン セントに接続する。 止するためのものです。必ずお守りください。 ■ 記号表示について ■ 「警告」と「注意」について この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次の 以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される ような意味があります。 内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するた めに、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。 必ず実行 万一の場合、電源プラグを容易に引き抜くためで す。 下記の場合には、すぐに電源を切り、電源プラグを コンセントから抜く。 ● 異常なにおいや音がする。 プラグを抜く ● 煙が出る。 ● 内部に水や異物が混入した。 「ご注意ください」という注意喚起を示します。 警告 そのまま使用すると、火災や感電の原因になりま す。 この表示の欄は、「死亡する可能性 または重傷
設置 本機を下記の場所には設置しない。 放熱用の通風孔、パネルのすき間から金属や紙片な どの異物を入れない。 ● 浴室・台所・海岸・水辺 火災や感電の原因になります。 ● 加湿器を過度にきかせた部屋 水ぬれ禁止 ● 雨や雪、水がかかるところ ● 布やテーブルクロスをかけない。 必ず実行 そのまま使用すると、火災や感電の原因になりま す。 火災や感電の原因になります。 プラグを抜く ぬれた手で電源プラグを抜き差ししない。 ● 仰向けや横倒しには設置しない。 雷が鳴りはじめたら、電源プラグには触れない。 ● 通気性の悪い狭いところへは押し込まない。 感電の原因になります。 感電の原因になります。 (本機の周囲に左右 20cm、上 30cm、背面 20cm 以 上のスペースを確保する。) 本機の内部に熱がこもり、火災の原因になります。 長期間使用しないときは、必ず電源プラグをコンセ ントから抜く。 本機を落としたり、本機が破損した場合には、必ず 販売店に点検や修理を依頼する。 放熱のため本機を設置する際には : ● じゅうたん・カーペットの上には設置しない。 電源 / 電源コー
設置 移動 不安定な場所や振動する場所には設置しない。 本機は「JIS C 61000-3-2」適合品です。 移動をするときには電源スイッチを切り、すべての 接続を外す。 本機が落下や転倒して、けがの原因になります。 接続機器が落下や転倒して、けがの原因になります。 プラグを抜く コードが傷つき、火災や感電の原因になります。 禁止 必ず 2 人以上で開梱や持ち運びをする。 重いので、けがの原因になります。 使用上のご注意 音が歪んだ状態で長時間使用しない。 必ず実行 スピーカーが発熱し、火災の原因になります。 直射日光のあたる場所や、温度が異常に高くなる場 所(暖房機のそばなど)には設置しない。 禁止 禁止 本機の外装が変形したり内部回路に悪影響が生じ て、火災の原因になります。 環境温度が急激に変化したとき、本機に結露が発生 することがあります。 ほこりや湿気の多い場所に設置しない。 ほこりの堆積によりショートして、火災や感電の原 因になります。 禁止 注意 正常に動作しないときには、電源を入れない状態で しばらく放置してください。 お手入れ 他の電気製品とはできるだけ離し
AV1302C お問い合わせ窓口 ヤマハAV製品の機能や取り扱いに関するお問い合わせ ■ヤマハお客様コミュニケーションセンター オーディオ・ビジュアル機器ご相談窓口 ナビダイヤル (全国共通) 0570- 011-808 全国どこからでも市内通話料金でご利用いただけます。 上記の番号でつながらない場合は、以下の番号におかけください。 TEL(053)460-3409 〒430-8650 静岡県浜松市中区中沢町10-1 修理品お持ち込み窓口 受付:月〜金曜日 9:00〜17:45 (土曜、 日曜、祝日およびセンター指定の休日を除く) 東日本サービスセンター 〒143-0006 東京都大田区平和島2丁目1-1 京浜トラックターミナル内14号棟A-5F FAX (03) 5762-2125 西日本サービスセンター 〒554-0024 大阪市此花区島屋6-2-82 ユニバーサル・シティ和幸ビル9F FAX (06) 6465-0374 * 名称、住所、電話番号、URLなどは変更になる場合があります。 受付:月〜金曜日 10:00〜18:00 土曜日 10:00〜17:00 (日曜、祝日およびセンター指定の
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