User Manual

File Utility RemotePerformance Song/Pattern
MX49MX61MX88リファレンスマニュア
ファイル
ファイル画面
Save
Load
Rename
Delete
Format
MemoryInfo
60
File(ファイル)
ファイル画面では、本体で作成したパフォーマンスやボイスなどのデータをUSBフラッシュメモリーに保存したり、
USBフラッシュメモリーからデータを読み込んだりできます。ファイル画面から[EXIT]ボタンを押すと、パフォーマ
ンス画面に戻ります。
ファイル操作で使われる用語
ファイルの機能や操作を理解するためには、用語に対する理解が必要です。ここでは、ファイル操作をするうえで知っ
ておくべき用語について説明します。
ファイル
メモリーやハードディスクに保存された、ひとまとまりのデータをファイルと呼んでいます。本機やコンピューターが
USBフラッシュメモリーにデータを保存したり、読み込んだりする場合には、すべてファイル単位でやり取りします。
ファイルには、次に説明するファイル名と拡張子が付けられています。
ファイル名
ファイルにつけた名前をファイル名といいます。本機では8文字までの英数字を使って設定できます。ファイル名は
ファイルを区別するために重要なもので、同じディレクトリー内では同じファイル名を付けることはできません。コン
ピューターではカナや漢字が使えたり、長い名前を付けられたりしますが、本機ではカナや漢字は記号に置き換えて表
示されます。また、8文字以上のファイル名の場合は6〜7文字目までしか表示されません。
拡張子
「.mid」や「.wav」などのように、ファイル名の最後に付けられる「ピリオド+3文字」を拡張子といいます。拡張子
はファイルの種類を示し、本機では自分で入力したり変更したりすることはできません。
ファイルサイズ
ファイルの大きさのことです。保存するデータ量によってファイルの大きさは異なります。ファイルサイズは、B(バ
イト)という単位で表します。サイズの大きなファイルやデバイスの容量を表す場合には、KB(キロバイト)やMB(メ
ガバイト)、GB(ギガバイト)という単位を使います。1KB=1024B、1MB=1024KB、1GB=1024MBとなりま
す。
ディレクトリー (Dir)
USBフラッシュメモリーの中で、ファイルを整理するための保管場所をディレクトリーと呼びます。コンピューター
では一般的にディレクトリーのことをフォルダーと呼びますが、両者はまったく同じものです。ディレクトリーには、
ファイル名と同じようにディレクトリー名が設定されます。ただし、ディレクトリー名には拡張子はありません。
ルートディレクトリー
USBフラッシュメモリーを開いたときに最初に表示される場所をルートディレクトリーと呼びます。
マウント
USBフラッシュメモリーを本機が認識して使用可能な状態にすることを指します。本機では、USBフラッシュメモ
リーをUSBTODEVICE端子に接続することで自動的にマウントが実行されます。なお、マウントを解除すること
アンマウント(Unmount)と呼びます。
フォーマット
USBフラッシュメモリーを初期化することをフォーマットと呼びます。フォーマットすると、そのUSBフラッシュメ
モリーに保存されているすべてのファイルやディレクトリー (フォルダー )は消えてしまいます。
セーブ(Save)、ロード(Load)
USBフラッシュメモリーにデータを保存することをセーブ、USBフラッシュメモリーからファイルを読み込むことを
ロードと呼びます。本体の内部メモリーに本体上のデータを保存することは、ストアと呼びます。