User Manual

File Utility RemotePerformance Song/Pattern
MX49MX61MX88リファレンスマニュア
ユーティリティー
General
MIDI
Controller
Remote
ユーティリティージョブ
QuickSeup
FactorySet
Version
64
ユーティリティー
ユーティリティー画面では、システム全体に共通した設定を行ないます。ユーティリティー画面から[EXIT]ボタンを押
すと、パフォーマンス画面に戻ります。
手順
[UTILITY]ボタン→カーソル[
u
]/[
d
]ボタンで編集画面を選択→[ENTER]ボタン→選択した編集画
面でパラメーター編集
General(ジェネラル)
パラメーター名
説明
MasterVolume
(マスターボリューム)
本体から出力されるサウンド全体のボリュームを設定します。
設定値: 0〜127
Note Shift
(ノートシフト)
本体の音源部で鳴るサウンド全体の音程を半音単位で調整します
設定値: -24〜+0〜+24
Tune
(マスターチューン)
本体の音源部で鳴るサウンド全体のチューニングを調整します。ピッチをセント単位で微調整します。
設定値: -102.4(414.7Hz)〜+0.0(440.0Hz)〜+102.3(466.8Hz)
NOTE
基準音であるA3の周波数は440Hzです。3〜4セント増加させると約1Hz周波数が増えます。
DirectMonitor
(ダイレクトモニタース
イッチ)
コンピューターなどと接続している際に、本体の音を直接OUTPUT[L/MONO]/[R]端子と[PHONES]端
子に出力させる(ダイレクトモニタリング)かどうかを設定します。本体の音(オーディオ信号)をUSB[TO
HOST]端子からコンピューターに出力し、コンピューターから本体に戻ってきた音だけを聞きたい場合に
は、オフに設定します。本体の音に、コンピューター上のVSTプラグインエフェクトをかけて鳴らしたい
場合などに利用できます。
設定値: off、on
DAW Level
(DAWレベル)
USB[TOHOST]端子からのオーディオ入力信号の音量を調節します。
設定値: 0〜127
WAV Volume
(WAVボリューム)
本体に接続したUSBフラッシュメモリーにあるオーディオファイルを本体で再生する場合の音量を調整しま
す。
ソングl画面の同パラメーター (
58ページ
)と連動します。
設定値: 0〜127
Octave
(オクターブシフト)
鍵盤の音高をオクターブ単位でアップ/ダウンします。パネル上のOCTAVE[−]/[+]ボタン操作と連動しま
す。
設定値: -3〜+0〜+3
Transpose
(トランスポーズ)
鍵盤の音程を半音単位で移調します。
設定値: -11〜+0〜+11
NOTE
本体の音源部が再生できる音程の範囲(C-2〜G8)を超えた場合は、1オクターブ上(または下)の音が発音
します。
VelCurve
(ベロシティーカーブ)
鍵盤を弾く強さに対するベロシティーの出方を決める、ベロシティーカーブを設定します。
設定値: norm、soft、hard、wide、fixed
norm(ノーマル).........鍵盤を弾く強さとベロシティーが比例しています。
soft(ソフト)...............全体に大きなベロシティーが出やすいカーブです。
hard(ハード) ..............全体に大きなベロシティーが出にくいカーブです。
wide(ワイド)..............キータッチの弱い部分ではベロシティーをおさえ、強い部分ではベロシティーを出
やすくしたカーブです。ダイナミックレンジが広く感じられます
fixed(フィックス) .....鍵盤を弾く強さに関わりなく、一定のベロシティーで音源を鳴らしたい場合に使用
します。次の「FixedVelocity」で設定した値が、一定のベロシティー値となりま
す。
FixedVelocity
(フィックスベロシ
ティー )
鍵盤を弾く強さにかかわりなく、一定のベロシティーで音源を鳴らしたい場合に使用します。VelCurve
(ベロシティーカーブ)のパラメーターで「fixed」を設定した場合に限り、有効です。
設定値: 1〜127
LCD Contrast
(LCDコントラスト)
LCDのコントラストを調整します。
設定値: 1〜8
NOTE
[UTILITY]ボタンを押しながら[INC/YES]/[DEC/NO]ボタンを押すことでもコントラストを調整できま
す。