User Manual

ボイスパラメーター
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1-2-11 LFO( ローフリケンシーオシレーター )
音源部のローフリケンシーオシレーター (LFO) は、低周波の信号を発振するユニットです。
ピッチ / フィルター / アンプリチュードに対する変調 ( 周期的な揺れを与えること ) に使われま
す。ピッチへの変調によって音の高さを揺らす効果 ( ビブラート )、フィルターへの変調によっ
て音色を揺らす効果 ( ワウワウ )、アンプリチュードへの変調によって音量を揺らす効果 ( トレ
モロ ) をつけることができます。
LFO は、すべてのエレメントに共通にかかるコモン LFO と、各エレメントにかかるエレメント
LFO 2 種類の設定があります。
LFOWave
(LFO ウェーブ )
ウェーブを選択して、LFO の揺れ方 ( 周期的な変化の仕方 ) を設定します。
PlayMode
( プレイモード )
LFO を繰り返し揺らせ続ける (loop) か、1 周期分揺れたところでストップ
する (oneshot) かを設定します。
Speed
(スド)
LFO の揺れの速さを設定します。
値が大きいほど揺れが速くなります。
Phase
(フズ)
LFO がリセットされたときの、初期位相を設定します
図41:波形の位相
A: 位相
X: 時間
Y: 音量
TempoSync
( テンポシンク )
LFO の揺れの速さを、アルペジオ / ソング / パターンの再生テンポと同期
させるかどうかを設定します。
TempoSpeed
( テンポスピード )
LFO の揺れの速さを音符単位で設定します
テンポシンク =On のときに有効なパラメーターです。
A
X
Y
0
90
120
240
180 270