User Manual

ボイスパラメーター
6
WaveformBank
( ウェーブフォームバンク )
エレメントまたはドラムキー ( ドラムボイス ) のウェーブフォームバンクを
指定します。
Preset( プリセット )
User( ユーザー ):サンプリングモードで録音したサンプルを元に、ユー
ザーウェーブフォームを作成できます。
WaveformCategory
( ウェーブフォームカテゴリー )
WaveformNumber
( ウェーブフォームナンバー )
ウェーブフォームカテゴリーとウェーブフォームナンバーを選択して
エレメント ( ノーマルボイス ) またはドラムキー ( ドラムボイス ) に割り当
てるウェーブフォームを設定します
AssignMode
( アサインモード )
( ドラムボイスの場合 )
発音中の音に対して、同じチャンネルで同じ音程のノートオン情報を続けて
受信したときの、音源側の発音方法を設定します。
Single( シングル ):先に発音された音をいったん止めてから再び音を鳴
らします。
Multi( マルチ ):発音中の音は鳴らしたまま重ねて発音します。クラッ
シュシンバルなど減衰の長い音を連打するような場合には、マルチに設
定すると自然な発音になります。
通常は、マルチに設定して問題ありません。ただし、マルチにすると同時発
音数を多く消費するため、他のパートが音切れを起こすような場合には、シ
ングルに設定しましょう。
ReceiveNoteOff
( レシーブノートオフ )
( ドラムボイスの場合 )
各ドラムキーで、MIDI ノートオフメッセージを受ける (On)、受けないか
(Off) を設定します。
On( オン ):鍵盤 ( ドラムキー) から指を離すと、発音が止まります。減衰
せずに鳴り続ける打楽器音に使用します。
Off( オフ ):鍵盤 ( ドラムキー) から指を離すと、減衰しながら発音を続け
ます。
AlternateGroup
( オルタネートグループ )
( ドラムボイスの場合 )
不自然な組み合わせのドラムボイスが発音されないようにするために使用し
ます。
ハイハットシンバルのオープンとクローズのように、実際のドラムキットで
同時に発音すると不自然になってしまうドラムキーを、同じオルタネートグ
ループに登録しておきます。
他のドラムキーと同時に発音してもかまわないドラムキーは、オフを設定し
ます。
KeyOnDelay
( キーオンディレイ )
鍵盤を押したあと、実際に音が出るまでの遅れを設定します。
値が大きくなるほど遅れが大きくなります。
DelayTempoSync
( ディレイテンポシンク )
キーオンディレイのタイミングを、アルペジオ / ソング / パターンの再生テ
ンポと同期させるかどうかを設定します。
DelayTempo
( ディレイテンポ )
ディレイテンポシンク =On の場合に有効なパラメーターです。キーオン
ディレイのタイミングを音符単位で設定します。
VelocityCrossFade
( ベロシティークロスフェード )
ベロシティーリミットの範囲外のベロシティーで鍵盤を弾いたときに、ベロ
シティーリミットから離れるにつれてオシレーターの音量が徐々に下がって
いくような状態にする設定です。
設定値が大きいほどオシレーターの音量の下がり方がゆるやかになります。
0 に設定すると、ベロシティーリミットの範囲外のベロシティーではまっ
たく発音しなくなります (「VelocityLimit( ベロシテーリミッ )」を
参照 )。
ベロシティーリミットによって複数のエレメントを切り替えるようなボイス
を作るときに、この値を設定することで、エレメントが自然に切り替わるよ
うになります。