User Manual

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MX49/MX61取扱説明書
MX49/MX61の特長
■MOTIFサウンドを収録
リアルなアコースティックサウンドからシンセサイザーサウンド、ドラム音色まで、バリエーション豊かなMOTIFシリーズの
波形を厳選して収録しており、さまざまなジャンルに対応するハイクオリティなサウンドを楽しめます。またアルペジオを利
用することで、各楽器特有のフレーズの再現や、複雑なフレーズの再生が簡単にでき、幅広い音楽表現を可能にしています。
エフェクトにも、VCM(VirtualCircuitryModeling)エフェクトやREV-X(高品位なリバーブ)エフェクト、マスター EQなど
多彩なシステムを採用しており、MOTIFシリーズを継承したプロレベルのサウンドを実現できます。
■使いやすいユーザーインターフェース
音色の選択は、楽器の種類や音のキャラクター別に分類されたカテゴリーボタンを使用するため、目的の音色を簡単に選択で
きます。また、2つのボイスを重ねて鳴らすレイヤー機能や、鍵盤の音域によって分けて鳴らすスプリット機能を、ワンタッ
チで設定可能です。さらに、4つのノブを使うことで、全部で12種類の機能をリアルタイムにコントロールでき、使いやすさ
に配慮したユーザーインターフェースを実現しています。
■気軽に持ち運びやすいデザイン
スタジオやライブ演奏に気軽に持って行けるよう、軽量かつ奥行きの狭い持ちやすいデザインになっています。MX49は、自
宅の机の上やコンピューターの前に置いても邪魔にならないスリムなデザインです。またMX61は、底面に手を引っ掛けられ
るくぼみをつけており、片手でも持ち運びやすくなっています
■リズムパターンやソングとのセッション機能搭載
本体には複数のリズムパターンが内蔵されており、それらを再生することで、さまざまなジャンルのリズムパターンに合わせ
て演奏ができます。また、USBフラッシュメモリー上のMIDIデータやオーディオデータを本体で再生させる機能を搭載してお
り、コンピューター上で作成したソングデータなどをライブ演奏で手軽に利用できます。さらに、[AUXIN]端子に接続した携
帯用音楽プレーヤーなどを再生させることで、好きな曲に合わせた演奏を気軽に楽しむことができます。
■本体1台でDAWソフトウェアを使った音楽制作に対応
別途オーディオインターフェースやMIDIインターフェースを用意しなくても、本体とコンピューターをUSBケーブルで接続す
ることで、MIDIデータだけでなく、MX本体のオーディオデータもコンピューター上のDAWソフトウェアとやりとりでき
す。MIDIデータの録音/再生に加え、本体で鳴っている音をそのままDAWにオーディオ録音したり、本体のOUTPUT[L/
MONO]/[R]端子や[PHONES]端子からDAWソフトウェアの音をモニターしたりでき、さまざまな音楽制作に対応していま
す。
■Cubaseとの連携機能
Steinberg社製DAWソフトウェアCubaseシリーズ
(*1)
のバージョン6.0以降(本書ではこれ以降「Cubase」と呼びます)と本
体を組み合わせることで、本体をCubaseに特化したコントローラーとして扱うことができます。また、Cubaseとの連携を
より快適にするMX49/MX61RemoteToolsをインストールすることで、本体から、Cubaseのトランスポート操作
VSTiのパラメーターコントロールなどができるようになります。
MX49/MX61関連のソフトウェアは以下Webサイトからダウンロードできます
http://download.yamaha.com/jp/
(*1)MX49/MX61に対応するCubaseシリーズについて詳しくは、上記Webサイトからご確認ください。