User Manual

MX49MX61MX88リファレンスマニュア
本機のしくみ
コンピューターと
接続して使う
iOSアプリと
組み合わせて使う
本機の構成
コントローラー部
音源部
エフェクト部
アルペジオ部
ソング/パターン再生部
内部メモリー
MIDI/オーディオ信号の
流れ
コンピューターとの
接続準備
コンピューターを
活用した音楽制作
リファレンス
パフォーマンス
ソング/パターン設定
ファイル
ユーティリティー
リモートモード
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Cubase上のVSTiをリモートコントロールする
ここでは、Cubase上のVSTiを本体からのリモートコントロールで設定する例を紹介します。
1 本機のクイックセットアップ機能を使って、「DAWRec」(DAWレコード)の接続設定をします。
[UTILITY]→[JOB]→「01:QuickSetup」を選択→[ENTER]→「Type」=「DAWRec」に設定し、
[ENTER]ボタンを押します。ローカルコントロール(65ページ)がオフになり、本体の演奏データ(アルペジオ演
奏以外)がDAWに録音できる設定になります。
2 「本機の設定」(31ページ)に従って、Cubaseを使用する設定にします。
3 新規プロジェクトを作成します。
プロジェクトアシスト画面の「その他」の欄から「Empty」を選択し、[作成]ボタンを押します。
4 本機の[ADDINSTTRACK]([SYNCOMP])ボタンを押して、Cubaseのプロジェクト画面に
「インストゥルメントトラックを追加」ダイアログを表示させます。
5 本機のカーソルボタンを使ってVSTiを選択します。
本機のカーソル[V]ボタンを押してVSTiのリストを表示させ、カーソル[V]/[>]ボタンを使って使用したいVSTi
にフォーカスを移動させ、[ENTER]ボタンを押します。ここでは「HALionSonicSE」を選びましょう。
6 本機の[ENTER]ボタンを押して、「インストゥルメントトラックを追加」ダイアログを閉じます。
Cubaseのプロジェクト画面にインストゥルメントトラックが作られ、本機上では「HALionSonicSE」のコン
トロールテンプレートが自動的に選択されます。
HINT
本機では、主要なVSTインストゥルメント(VSTi)をリモートコントロールするためのコントロールテンプレート
が用意されています。テンプレートを使うと、現在使用しているVSTiの操作に最適な機能が本体上のノブ[A]〜
[D]に割り当てられます。リモート対象のDAWがCubaseの場合、Cubase上でVSTiを切り替えると、本機上の
コントロールテンプレートも連動して切り替わります。リモート対象のDAWがCubase以外の場合は、DAW上
のVSTインストゥルメントに合わせてコントロールテンプレートを手動で切り替える必要があります。本機のリ
モートモードの設定については、70ページをご参照ください。