User Manual

MX49MX61MX88取扱説明書
クイックガイド
20
4 レイヤー状態を解除したい場合は、もう一度
[LAYER]ボタンを押します。
[LAYER]ボタンのランプが消灯し、パート1のボイスのみ
が鳴る状態になります。
右手と左手でボイスを分ける
(スプリット)
パート1のボイスを右側の鍵盤に、パート2のボイスを左側
の鍵盤に分け、右手と左手で違うボイスを演奏できます。右
側の鍵盤と左側の鍵盤を分ける位置をスプリットポイントと
呼びます。スプリットポイントは任意の鍵盤に変更できま
す。
1 [SPLIT]ボタンを押します。
パート1とパート2のボイスが右と左の鍵盤に分けられます
(スプリット)。また、画面上ではパート2のボイスが選択さ
れます。
2 鍵盤を弾いて音を確認しながら、左側の鍵盤に割り
当てられるパート2のボイスを、カテゴリーボタンと
[DATA]ダイアルを使って設定します。
NOTE 右側の鍵盤に割り当てられるパート1のボイスも変更した
い場合は、カーソル[u]ボタンを押して1行目のボイスを選
択し、カテゴリーボタンと[DATA]ダイアルを使って変更
します。
3 スプリットポイントを変更したい場合は、[SPLIT]
ボタンを押しながら、スプリットポイントに設定し
たい鍵盤を押します。
4 鍵盤を弾いて音を確認しながら、パート1とパート2
の音量を調整します。
[PART1-2LINK]ボタンがオフ(消灯)になっていることを
確認したうえで、[KNOBFUNCTION]ボタンを何度か押し
て、3段目のランプを点灯させ、ノブ[A]を回します。選択
中のパートの音量が変更されます。トップ画面に戻ったら、
カーソル[u]/[d]ボタンでもう一方のパートを選択し、ノ
ブ[A]を回して音量を調整します。
5 スプリット状態を解除したい場合は、もう一度
[SPLIT]ボタンを押します。
[SPLIT]ボタンのランプが消灯し、パート1のボイスのみが
鳴る状態になります。
HINT
シンセサイザー音色をレイヤーして、分厚いサウン
ドを作る
シンセサイザー音色をパート1とパート2に割り当て、
どちらかのパートの「Detune」パラメーターの値を少し
増やす/減らすことで、音抜けがよいシンセリード音を作
成できます。「Detune」パラメーターは、以下操作によ
り呼び出せます。
[EDIT]→「02:Part」を選択→[ENTER]→「01:Play
Mode」を選択→[ENTER]→カーソル[u]/[d]ボタン
スプリットポイント
パート1のボイスパート2のボイス
HINT
片方のパートのみピッチを1オクターブ上げる/
下げる
スプリット状態で、どちらかのパートを1オクターブ上げ
る/下げる場合は、そのパートの「NoteShift」パラメー
ターの値を+12または-12に変更します。値は1半音単位
で変更できます。「NoteShift」パラメーターは、以下操
作により呼び出せます。
[EDIT]→「02:Part」を選択→[ENTER]→「01:Play
Mode」を選択→[ENTER]→カーソル[u]/[d]ボタン
スプトポイン
+