User Manual
DMEDesigner取扱説明書
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V3.5からV3.8への変更点
■新機能
● 外部制御機器からDME24N/64NをEthernet経由でリモートコントロールできるようになりました。
● DME64N/24N(V3.8x以降)とDMESatelliteを組み合わせてデバイスグループを組む場合、DME64N/24Nをデバ
イスグループマスターに設定できるようになりました。
● 接続されていないノードを表示させる[ShowUnconnectedNode]ボタンをデザイナーウィンドウのツールバーに追加し
ました。(198ページ)
● ユーザーコントロールエディター /ユーザーモジュールエディターのウィンドウサイズをコンピューターの画面解像度より
大きいサイズにできるようになりました。コンテキストメニューの「UserControlEditorSettings」でコンピューター
の画面解像度よりも大きいサイズを指定するとスクロールバーが表示されます。(341ページ)
● SpeakerProcessorのPre-installedLibraryに新しいライブラリーデータを追加しました。(471ページ)
● ExternalDeviceとして設定可能な外部デバイスに、M7CL-48ES、DSRシリーズ、S5、NS-AWシリーズ、NS-ICシ
リーズ、KMS-710、CD-S300RK、CD-C600RK、GooseneckMicrophone、BoundaryMicrophoneが追加されま
した。(233ページ)
■変更点
●Utilityダイアログの操作性を見直し、Remote機能とMIDI機能のレイアウトを変更しました。(170ページ)
■修正した不具合
● 同期させたときにDME本体のリモートコントロールの設定がDMEDesignerに正しく反映されないことがある不具合を修
正しました。(99ページ)
● UserControlに配置したメーターが振れなくなることがある不具合を修正しました。
● 外部ディスプレイ環境を変更すると、ウィンドウが表示されなくなることがある不具合を修正しました。
● リコールセーフとGlobalLinkの両方を設定しているパラメーターの値が、シーンリコール時に正しく設定されないことが
ある不具合を修正しました。
■V3.8使用時の注意事項
● DMEDesignerV3.8.0はDME64N/DME24N/DMESatelliteのV3.0以降、SP2060V1.2以降と組み合わせてお使
いください。
● DMEファームウェアを最新バージョンにアップデートするには、最新バージョンのDMEDesignerをお使いください。
● DMEDesignerを使用してDMEのファームウェアをV3.5以前からV3.8以降にアップデートしたり、V3.8以降からV3.5
以前にダウングレードすることはできません(SP2060、ICP1は除く)。ヤマハ修理ご相談センターにご依頼ください。
● 事前に最新の状態にしたDMEプロジェクトファイル(*.daf)を準備してください。.dafファイルが手元にない場合は現状復
帰ができなくなるため、アップデートを行なわないでください。
● V3.5以前のDME64N/24Nと、V3.8以降のDME64N/24NもしくはDMESatelliteが混在したデバイスグループを組
む場合、V3.5以前のDME64N/24Nはマスターに設定することができません。
● ProgramDuckerを使用する場合は、ファームウェア、DMEDesignerともにV3.5以降が必要です。