User Manual

4章 デザイナー
DMEDesigner取扱説明書
224
●「CascadeSetting」ダイアログボックス
[CascadeSetting]タンをクリックすると、「CascadeSetting」ダイアログボックスが表示さ
れます。DME64Nのカスケード接続の状態を表示/設定します。HeadMarginMixerI/Oの設定
は、カスケード接続された複数のDME64N間で同じ設定にしてください。ゾーンウィンドウで
DME64N間を[CASIN]端子と[CASOUT]端子で結線している場合は、自動的に同じ設定になりま
す。
UnitNo.(CASCADE接続番号)
カスケード接続しているDME64N間の遅延差を自動的に補正するための設定です。
ゾーンウィンドウ上でDME64N間を[CASIN]端子と[CASOUT]端子で結線すると、先頭の
DME64N(初期設定は「1」)以外のDME64Nには自動的に続き番号が割り振られます。先頭の
DME64Nの番号を変更すると残りのDME64Nの番号も自動的に変更されます。
同じデバイスグループに先頭となるDME64Nが複数台ある場合は、それぞれの先頭の番号を
「1」に設定することもできます。また、デバイスグループを跨いだカスケード接続でも自動的に
番号を割り振ることができます。
NOTE
入出力信号とCASCADEバスの割り当てについては、「Cascade(DME64Nのみ)」(494ページ)をご参照ください。
NOTE
DME64N間のカスケード接続では、ユニットが増えるごとに数サンプル分の遅延が発生しますが、ユニットごとの遅
延時間の差は自動的に補正されます。UnitNo.は、この補正量を自動的に設定するために必要になります。
OUT
IN
OUT
IN
OUT
IN
OUT
IN
Device group 1
DME64N
Unit No.1
DME64N
Unit No.2
Device group 2
DME64N
Unit No.3
DME64N
Unit No.4
DME64N
Unit No.1
DME64N
Unit No.2