取扱説明書 ご使用の前に必ず4〜7ページの「安全上のご注意」をお読みください。 N3:製品の組み立てやお引越しの際は、AvantGrandの正規取扱店に ご依頼ください。(組み立て手順は41ページ参照) JA
ハイブリッドピアノ 100年以上の時を経て得たピアノづくりの経験と、 21世紀の最新技術がひとつに融け合い、今の時代に ふさわしいピアノが誕生しました。 専用グランドピアノアクションとピアノ鍵盤による本物のタッチ感 グランドピアノの豊 かな表現力は、繊細なタッチ感とレスポンス により支えられています。ヤマハがグランドピ アノ づくりで培ったその技術を応用し、Avant Grand専用グランドピアノアクションは完成しました。これはグランドピ アノのアクション と同様、ハンマーが弦を下から打つしくみで す。ハンマーの動きや、それぞれのハンマーの重 量配 分をきめ細かに調整することにより、滑らかな弾き心地を実現しました。 また鍵盤はグランドピアノと同じ木製鍵盤で、白鍵部分には「ニューアイボリー II」を採用しました。これはヤマハが 独自に開発した新 素材で、天然象牙にきわめて近いタッチ感を 持ち、速いパッセージを弾くときには軽やか に、遅い パッセージを弾くときにはしっかりとした手ごたえを感じられます。 アコースティックグランドピアノに限りなく近い滑らかで自然なタッチ感をお楽しみいただけます。 臨場感あふれる
目次 安全上のご注意 ................................................................. 4 基本編 簡単な準備だけでピアノ演奏を楽しめます。さっそく音を出して みましょう。 付録 メッセージ一覧などの資料やクイックオペレーションガイドを掲 載しています。 メッセージ一覧 ................................................................39 基 本 編 困ったときは ....................................................................40 各部の名前 .......................................................................... 8 N3の組み立て方 .............................................................41 音を出してみましょう..................
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製 品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々 への危害や財産への損害 を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。 お子様がご使用になる場 合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底ください ますようお願いいたしま す。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■ 記号表示について この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。 「ご注意ください」という注意喚起を示します。 〜しないでくださいという「禁止」を示します。 「必ず実行」してくださいという強制を示します。 ■ 「警告」と「注意」について 以下、誤った取り扱いをする と生じることが想定される内容を、危害や損害の大き さと切迫の程度を明示す るために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。 警告 この表示の欄は、 「死亡す る可能性または重傷を負 う可能性が想定される」 内容です。 注意 この表示の欄は、 「傷害を 負う可能性または物的損 害が発生す
警告 電源 / 電源コード 水に注意 電源は必ず交流100V を使用する。 本体の上に花瓶や薬品など液体の入ったものを置かない。 エアコンの電源など交流200Vのものがあります。誤って接 続すると、感電や火災のおそれがあります。 また、浴室や雨天時の屋外など湿気の多いところで使用しな い。 必ず実行 禁止 内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または故障の原 因になります。入った場 合は、すぐに電源スイッチを切り、 電源プラグにほこりが付着している場合は、ほこりをきれい に拭き取る。 電源プラグをコンセントから抜いた上で、お買い上げの楽器 店または 巻末のヤマ ハ修理ご 相談センタ ーに点検を ご依頼 感電やショートのおそれがあります。 ください。 電源コード/プラグは、必ず付属のものを使用する。 ぬれた手で電源プラグを抜き差ししない。 感電のおそれがあります。 必ず実行 他の電源コード/ プラグを使用すると、発熱や感電の原因に なります。 禁止 必ず実行 電源コードをストーブなどの熱器具に近づけたり、無理に曲 げたり、傷つけたりしない。また、電源コードに重いものを 禁
組み立て (N3) 必ず実行 手入れ 組み立てる前に、必ず本書の組み立て方の説明をよくお読み 本体のほこりや汚れは、柔らかい布で軽く拭き取る。 ください。 手順どおりに正しく組み立てないと、楽器が破損したりお客 強く拭くと、ほこりの粒子で本体の表面に傷がつく場合があ ります。 様がけがをしたりする原因になります。 必ず実行 本体を手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗剤、化学 ぞうきんなどは使用しない。 設置 直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストーブの近く 禁止 など極端に温度が高くなるところ、逆に温度が極端に低いと ころ、また、ほこりや振動の多いところに置かない。 禁止 本体のパネルが変形したり、内部の部品が故障したりする原 因になります。 テレビやラジオ、ス 禁止 くで使用しない。 楽器本体またはテレ や本体のすき間に手や指を入れない。 お客様がけがをするおそれがあります。 不安定な場所に置かない。 本体が転倒して故障したり、お客様や他の方々がけがをした 禁止 りする原因になります。 鍵盤蓋やパネル、鍵盤のすき間から金属や紙片などの異物を 入れない。 感電、
イス イスの脚で床やたたみを傷つけないよう注意する。 イスの脚 でフローリ ングの床 やたたみを 傷つけるこ とがあ 不安定な場所に置かない。 イスが転倒して、お客様や他の方々がけがをする原因になり ます。 必ず実行 ります。イスの下にマットを敷くなどして、床やたたみを保 護されることをおすすめします。 イスを手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗剤、化学 禁止 ぞうきんなどは使用しない。 変色/変質する原因になります。お手入れには、乾いた柔らか イスで遊んだり、イスを踏み台にしたりしない。 このイスは楽器演奏用です。イスを遊び道具や踏み台にする 禁止 禁止 と、イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがをする 原因になります。 い布、または水を固くしぼった柔らかい布をご使用ください。 データの保存 イスには二人以上ですわらない。 作成したデータの保存とバックアップ イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがをする原因 になります。 本体に録 音したソン グデータ は電源を切 っても保持 されま すが、故障や誤操作などの ために失われることがあります。 禁止 イスにすわった
各部の名前 基本編 概観 基 本 編 <本体底面 > N3 > 後ろ脚側 <本体底面> 屋根 (11 、13ページ ) 端子部 (9ページ ) つきあげぼう 突上棒 (11 ページ) イン [AC IN ]端子 (10 ページ) <本体底面> 譜面立て (15ページ ) 鍵盤蓋 (10、13ページ) 電源スイッチ (12ページ) < 本体右側 (高音) > 本体左側 (低音) 操作パネル (9ページ ) ペダル (14ページ ) 端子部 (9ページ ) N2 屋根 (11、13ページ) 譜面立て (15 ページ) <本体底面> 鍵盤蓋 (10、13ページ) 電源スイッチ (12 ページ) < 本体右側 (高音) > 本体左側 (低音) < 本体背面> 端子部 (9ページ ) <本体正面 > < 本体左側 (低音) 端子部 (9 ページ) 8 • N3/N2 取扱説明書 s上 t下 操作パネル (9 ページ) > 本体右側 (高音) イン [AC IN ]端子 (10ページ ) ペダル (14 ページ)
各部の名前 操作パネル e r t y u i o !0 !1 w q マスターボリューム q [MASTER VOLUME]つまみ .................. 12ページ w 画面 ................................................................ 下記参照 レコード e [RECORD]ボタン...................................... 27ページ プレイ / ストップ r [PLAY/STOP]ボタン.. 16、19、28、31ページ t [+]/[− ]ボタン デモ / ソング y [DEMO/SONG]ボタン.. 16、19、28、31ページ 操作パネルは、本体左側の底面に 手をかけて引き出します。 ピアノ / ボイス u [PIANO/VOICE]ボタン............................ 18ページ i [TRS]ボタン ...............................................
音を出してみましょう 1 基 本 編 電源コードを接続する イン 1-1 電源コードの本体側のプラグを[AC IN ]端子に差し込みます。[AC IN] 端子の位置は「各部の名前」(8ページ ) でご確認ください。 [AC IN]端子 1-2 付属のコードホルダーを貼り付け、電源コードを固定します。 コードホルダー取り付け例 N3 N2 1-3 コンセント側(家庭用AC100V)のプラグを差し込みます。 警告 電源は必ずAC100Vを使用してください。 警告 電源コードは必ず付属のものをお使いください。他の電源コードを使用すると、発熱や感電の原因になります。 2 鍵盤蓋を開ける 本体正面のくぼみに手を掛け、鍵盤蓋を持ち上げます。 注意 手や指をはさまないように注意 注意 鍵盤蓋を開閉するときは、両手で静かに行ない、途中で手を離さないでください。また、ご自分や周りの方、特にお子様などが、鍵盤蓋の端と本体 の間に手や指をはさまないようご注意ください。 注意 鍵盤蓋を開けるとき、鍵盤蓋の上に金属や紙片などを置かないでください。本体の内部に落ちて取り出せなくなり、感電、ショート、発火や故障な
音を出してみましょう 3 屋根を開ける N3 屋根の突上棒は長短の 2種類あります。お好みの角度で使い分けてください。 注意 屋根を開閉するときは、必ず大人が行なってください。また、ご自分や周りの方、特にお子様などが、手や指をはさまないようご注意ください。 3-1 屋根の右側に両手をかけ、持ち上げます。 3-2 突上棒を起こし、屋根にある受け皿に突上棒が入 ここを持たないでください。 ここを持ってください。 るように屋根をゆっくり下ろします。 長い突上棒は内側の受け皿に、短い突上棒は外側の受け皿に合わせます。 長い 突上棒 短い 突上棒 注意 外側の受け皿に長い突上棒を入れないでください。屋根が落ちて、本体が破損したり、お客様がけがをしたりする原因になります。 注意 突上棒がしっかりと屋根の受け皿に入っているかご確認ください。しっかり入っていないと屋根が落ちて、本体が破損したり、お客様がけがをした りする原因になります。 注意 屋根を開けているときは、ご自分や周りの方が、突上棒に触れないようにご注意ください。また、楽器を移動するときは、屋根を閉めてください。 屋根が落ちて、本体が破損したり
音を出してみましょう 4 電源を入れる 本体底面の左側にある電源スイッチを押して電源を入れます。 基 本 編 ↓ パワー 本体前面の左側にある [POWER]ランプが点灯します。 ランプが点灯 電源スイッチ 切 入 注意 電源スイッチを入れてから、楽器が完全に起動するまで( 約8秒間) は、鍵盤を押さないでください。鍵盤の音が正常に出なくなることがあります。 5 鍵盤を弾く 鍵盤を弾いて、音を出してみましょう。 音量を調節する マスターボリューム 音量は、本体パネル左の [MATER VOLUME] つまみで調節します。実際に鍵盤を弾いて音を出しながら、音量を調節し てください。 小さくなる 大きくなる TRS(23ページ)がオンになっている場合は、音量を最小にしても多少音が出ます。 注意 大きな音量で長時間使用しないでください。聴覚障害の原因になります。 6 電源を切る 電源スイッチを切ります。 ↓ [POWER]ランプが消えます。 注意 電源スイッチを切った状態でも微電流が流れています。楽器を長時間使用しないときは必ずコンセントから電源プラグを抜いてください。 12
音を出してみましょう 7 屋根を閉める N3 7-1 突上棒を押さえながら、ゆっくりと屋根を持ち上 げます。 ここを持たないでください。 ここを持ってください。 7-2 屋根を支えながら、突上棒を下ろします。 7-3 屋根をゆっくりと下ろします。 N2 いったん屋根を持ち上げたあと、ゆっくり下ろします。 8 鍵盤蓋を閉める 鍵盤蓋に手を掛け、静かに下ろします。 注意 手や指をはさまないように注意 N3/N2 取扱説明書 • 13 基 本 編
音を出してみましょう ペダルを使う 基 本 編 ペダルには、右のペダル (ダンパーペダル)とまん中のペダル(ソステヌートペダル)、左 のペダル (ソフトペダル)があります。これらはピアノ演奏で使われます。 右のペダル(ダンパーペダル) ハーフペダル機能とは ペダルの踏み加減で音の伸び具合が このペダルを踏んでいる間、鍵盤から指を離して 調節できる機能です。ペダルを踏み こむほど音が長く伸びます。 も弾いた音を長く響かせることができます。ダン パーペダルはハーフペダル機能に対応していま ペダルを踏んで音が響きすぎたと き、踏み込んだ状態からペダルを少 す。 ここでダンパーペダルを踏むと、この とき押さえていた鍵盤とそのあと弾い た音すべてが長く響く し戻して音の響きを抑える(音の濁 りを減らす)ことができます。 まん中のペダル(ソステヌートペダル) このペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音 だけを、鍵盤から指を離しても長く響かせること ができます。ペダルを踏んだあとに弾いた音には 効果はかかりません。 ここでソステヌートペダルを踏むと、 このとき押さえていた鍵盤の音だけが 長く響く
音を出してみましょう 譜面立てを使う N3 基 本 編 立てるとき 1 屋根の手前部分を持ち上げ、後ろへゆっくり倒 します。 2 譜面立てを手前に起こします。 譜面立ては、35度と 70度の位置で固定され ます。お好みの角度で止めてください。 3 譜面受けを手前に開きます。 倒すとき 1 譜面受けを閉じます。 2 譜面立てを止まるまで手前に起こします。 35度の位置からは、いったん 70度に立てて から、さらに手前に起こします。 3 譜面立てに手を添えて、ゆっくり倒します。 N2 立てるとき 1 譜面立てを手前に起こします。 2 譜面立て裏にある左右 2つの金具を下ろしま す。 3 金具が固定される位置まで、譜面立てを戻しま す。 倒すとき 1 譜面立てを手前に起こします。 2 譜面立て裏にある左右 2つの金具を上げます。 3 譜面立てに手を添えて、ゆっくり倒します。 注意 譜面立ては、金具が固定されない位置で使用または放置しないでく ださい N3/N2 取扱説明書 • 15
プリセットソング(内蔵曲)を聞く 応用編 この楽器には、ピアノ曲の演奏データが入っています。聞いてみましょう。 3, 4 1, 2 応 用 編 1 1 プリセットソングモードに入る デモ ソングとは ソング [DEMO /SONG]ボタンを押したまま、[+]または[− ]ボタ ンを押して、画面に「P01」を表示させます。 P01 2 選曲する [+]または [−]ボタンを押して、曲を選びます。 ・ P01〜 P10....... 曲番号を指定して1 曲だけ再生します。 ・ P.AL ................... 曲を順番に、ストップするまで連続再生します(オール再生)。 ・ P.rd ......................
プリセットソング ( 内蔵曲 ) を聞く 鍵盤を使って選曲、再生する 鍵盤を使って直接選曲し、再生スタートすることもできます。 ● 1曲選んで再生する [DEMO/SONG]ボタンを押したまま、C2〜A2鍵盤のどれかを押します。 (32 ページ参照) ● オール再生する [DEMO/SONG]ボタンを押したまま、A3鍵盤を押します。 (32 ページ参照) ● ランダム再生する [DEMO/SONG]ボタンを押したまま、A#3鍵盤を押します。 (32 ページ参照) 応 用 編 A#3 C2 A2 A3 ↓ プリセットソングの再生がスタートします。 プリセットソング 画面 鍵盤 P01 C2 曲名 P02 C#2 おとめの願い P03 D2 幻想即興曲 F. F. ショパン P04 D#2 ゴルトベルク変奏曲 アリア BWV.988 J. S. バッハ P05 E2 月の光 C. A. ドビュッシー P06 F2 ソナタ K.380, L.23 D. スカルラッティ P07 F #2 ピアノ ソナタ 第14番 「月光」第 1楽章 op.
楽器を使いこなす 音色を選ぶ 応 用 編 ピアノ ボイス [PIANO/VOICE]ボタンを押して離すとグランドピアノ1 が選ばれます。 [PIANO/VOICE]ボタンを押したまま、[+]または[−]ボタンを押すと音色が切り 替わります。 マスターボリューム [MASTER VOLUME]つまみで音量を調節しながら演奏してください。 画面 音色名 音色紹介 1 グランドピアノ 1 フルコンサートグランドピアノからサンプリングしました。クラシッ クはもちろん、どんなジャンルのピアノ曲にも合います。 2 グランドピアノ 2 明るい響きを持った広がりのあるクリアなピアノの音です。ポピュ ラー音楽に最適です。 3 エレクトリックピアノ 1 FM シンセサイザーによる電子ピアノの音です。ポピュラー音楽に最 適です。 4 エレクトリックピアノ 2 金属片をハンマーでたたいて発音させる電気ピアノの音です。弱く弾 いたときは柔らかく、強く弾くと芯のある音がします。 5 ハープシコード バロック音楽でよく使われる楽器の音です。タッチによる音量変化は ありません。 18 • N3/
楽器を使いこなす 音色デモ曲を聞く この楽器には、音色ごとに 1曲ずつデモ曲が入っています。聞いてみましょう。 3, 4 1, 2 1 1 デモ曲モードに入る デモ [DEMO/SONG]ボタンだけを押す と、現在選ばれている音色のデモ曲 ソング [DEMO /SONG]ボタンを押したまま、[+]または[− ]ボタ ンを押して、画面に「d01」を表示させます。 d01 の再生がスタートします。 2 選曲する [+]または [−]ボタンを押して、曲を選びます。 3 再生をスタートする プレイ 再生に合わせて、自分で鍵盤を弾く こともできます。 ストップ [PLAY /STOP]ボタンを押すと再生がスタートします。 再生中に [+]または[−]ボタンを押すと、デモ曲を切り替えることができます。 テンポの調節 デモ曲再生中に、 [METORONOME]ボタンを押した 4 再生をストップする まま[+]または[− ]ボタンを押すと テンポが変更できます。 [PLAY/STOP]ボタンを押します。 デモ曲再生中にメトロノーム(20 ページ)を使っている場合は、[+] または[−
楽器を使いこなす メトロノームを使う この楽器は、メトロノーム (ピアノの練習でよく使われる正確なテンポを刻む道具)機能を備えています。ご使用くださ い。 応 用 編 1, 2 1 メトロノームを鳴らす メトロノーム [METRONOME ]ボタンを押します。 メトロノームが鳴っている間、テンポ に合わせて点滅します。 設定範囲:5〜500(1分間の拍数) 初期設定:120 テンポの調節 メトロノームが鳴っている状態で[+]または[− ]ボタンを押すと、テンポの調 節ができます。 ソングの再生中は、そのソングのテ ンポになります。 ●テンポを1ずつ上げる メトロノームが鳴っている状態で[ +]ボタンを押します。 または、[METRONOME]ボタンを押したまま C#5鍵盤を押します。 ●テンポを1ずつ下げる メトロノームが鳴っている状態で[ −]ボタンを押します。 または、[METRONOME]ボタンを押したまま B4鍵盤を押します。 ●テンポを10 ずつ上げる [METRONOME]ボタンを押したまま D5鍵盤を押します。 ●テンポを10 ずつ下げる [METRONOME]ボタンを押し
楽器を使いこなす 初期設定:拍子なし 拍子の設定 [METRONOME]ボタンを押したまま、C3〜 F3鍵盤の どれかを押します。この間、画面にはメトロノームの拍 子が表示されます。 最初の拍で「チーン」と鳴り、その他の拍では「カチカ チ」と鳴ります。たとえば3/4 に設定すると「チーンカ チカチ」と鳴ります。拍子なしの場合は、すべての拍で 「カチカチ」と鳴ります。 0 拍子 応 用 編 C3 F3 画面 鍵盤 拍子 0 C3 拍子なし 2 C#3 2/4 3 D3 3/4 4 D #3 4/4 5 E3 5/4 6 F3 6/4 2 メトロノームを止める [METRONOME]ボタンを押します。 音量の調節 設定範囲:1〜20 初期設定:10 [METRONOME]ボタンを押したまま、C1〜 G2鍵盤のどれかを押して音量を 設定します。この間、画面にはメトロノームの音量が表示されます。 メトロノーム音量の設定は、電源を 小 大 C1 G2 切っても記憶されています。 右の鍵盤ほど音量を大きく設定できます。 N3/N2 取扱説明書
楽器を使いこなす タッチ感を変える(タッチ) 鍵盤を弾く強さに対する音の強弱の付き方 (タッチ感)を4種類から選びます。使う音色や演奏する曲、好みによって使 い分けてください。 応 用 編 ピアノ ボイス [PIANO/VOICE]ボタンを押したまま、A6〜C7の鍵盤を押してタッチ感度を設定 します。この間、画面にはタッチの番号が表示されます。 A6 画面 鍵盤 OFF A6 フィックス 弱く弾いても強く弾いても鳴る音の強弱は変わりません。 1 A#6 ソフト 軽いタッチで大きい音を出すことができます。弱く弾いても強く弾 いても鳴る音の強弱の差が少ない設定です。 2 B6 ミディアム 標準的なピアノタッチです。 3 C7 ハード 強いタッチで弾かないと大きい音が出にくい設定です。ピアニッシ モからフォルテッシモまで表現豊かな演奏ができます。 22 • N3/N2 タッチの種類 C7 取扱説明書 説明 初期設定:2(ミディアム) 鍵盤自体の重さは変わりません。
楽器を使いこなす 体感振動を調節する(TRS) この楽器は、鍵盤を弾いたときに、アコースティックピアノのような振動を体感できる機能 (TRS:Tactile Response System)を搭載しています。好みによって振動の強さを設定できます。 TRSがオンのとき点灯 設定範囲:t01(弱)〜t03(強) [TRS]ボタンを押して、振動機能(TRS)のオン /オフを切り替えます。 初期設定:t02 振動の強さ設定 [TRS]ボタンを押したまま、[+ ]または[−]ボタンを押 して、振動の強さを設定します。この間、画面には振動 の強さが表示されます。 設定値が同じでも、音色によって振 動の強さが異なります。 t02 音色を切り替えると、初期設定 (t02)に戻ります。 [TRS]ボタンだけを押すと、押して 振動の強さ いる間はTRSの設定値が表示され ます。 ヘッドフォンを接続すると、TRS はオフになります。オンにしたい場 合は、[TRS]ボタンを押してくださ い。 ヘッドフォンを接続している場合 は、設定値が同じでも振動が弱くな ります。 音に残響を付ける(リバーブ) グランドピアノ
楽器を使いこなす キー (調)を変える(トランスポーズ) 弾く鍵盤を変えずに、ほかの楽器や歌う人の声の高さに半音単位でキー (調 )を合わせることができます。この機能をト ランスポーズ (移調)といいます。 たとえばトランスポーズを「5」に設定すると、 「ド」の鍵盤を弾いたときに「ファ」の音が出ることになり、「ハ長調」 の弾きかたで「ヘ長調」の演奏になります。 応 用 編 ファンクション [FUNCTION ]ボタンを押したまま、F#2〜F #3鍵盤のどれかを押してトランスポー ズを設定します。この間、画面にはトランスポーズ量が表示されます。 F#2 F#3 C3 -6 -4 -2 +1 +3 +6 -5 -3 -1 0 +2 +4+5 キーを下げる キーを上げる 標準キー C3鍵盤を押すと標準の音の高さになります。F#2 〜B2鍵盤を押すと半音単位で キーが下がり、C#3 〜F#3 鍵盤を押すと半音単位でキーが上がります。 24 • N3/N2 取扱説明書
楽器を使いこなす 音の高さを微調整する(チューニング) 楽器全体の音の高さを微調整する機能です。合奏のときや、CDの再生に合わせて演奏するときなど、ほかの楽器やCD の再生音などと音の高さを正確に合わせたい場合に使います。 チューニング値は、電源を切っても 記憶されています。 ●音の高さを上げる (0.2Hz単位) ファンクション [FUNCTION ]ボタンを押したまま[+]ボタンを押します。こ の間、画面には音の高さが表示されます (100の位は表示さ れません )。 32.0 例:432.0Hzの場合 Hzとは 音の高さを示す単位です(音の高さ は音波の振動数によって決まりま ●音の高さを下げる (0.
楽器を使いこなす 音律(調律法)を選ぶ 音律 (調律法)を選ぶ機能です。現在もっとも一般的なピアノの調律法「平均律」が完成するまでには、時代と共にさま ざまな音律が考えられ、またそれによる音楽が誕生しました。当時の調律法で演奏することでその曲が誕生した時の響 きを味わうことができます。 応 用 編 ファンクション [FUNCTION ]ボタンを押したままC5〜 F#5鍵盤のどれかを押して音律を設定しま す。この間、画面には音律番号が表示されます。 初期設定:平均律 F#5 C5 画面 鍵盤 音律 説明 1オクターブを12の間隔で等分した音律です。現在もっともポ ピュラーな、ピアノの調律法です。 1 C5 平均律 2 C#5 純正律 長調 3 D5 純正律 短調 4 D #5 ピタゴラス音律 ギリシャ時代の哲学者ピタゴラスによって考えられた、5度音程 だけの組み合わせからできた音律です。3度はうなりが生じます が5度と4度の音程が美しく、旋律の演奏に向いています。 5 E5 中全音律 ピタゴラス音律の3度のうなりをなくすために改良された音律で す。16
演奏を録音(記録)する この楽器では、録音機能を使って自分の演奏を録音できます。自分の演奏を録音 /再生してみましょう。 「録音」と「記録」 カセットテープに録音するのと楽器内の録音機能を使って録音(記録)するのとでは、録音されるデータの形式が異 なります。 カセットテープでは音そのものが「録音」されますが、楽器内の録音機能では音そのものではなく、 「どの音をどの タイミングで弾いたか、また音色はなにか、テンポはいくつで…」という情報が「記録」されます。再生時は記録 された情報どおりに、 「音源」部が鳴ります。 この楽器の録音機能を使った「録音」は、本来「記録」というべきですが、広義に捉えて、本書では一般的に理解 しやすい「録音」という言葉を使います。ただし、特に区別してご理解いただきたい場合は、 「記録」という場合も あります。 2 1 3, 4, 5 1 1 録音する音色を選ぶ ピアノ ボイス [PIANO/VOICE]ボタンを押したまま、[+]または[−]ボタンを押して演奏したい マスターボリューム 音色を選びます (18ページ)。[MASTER VOLUME]つまみで弾きやすい音量に設定
演奏を録音 ( 記録 ) する 3 録音をスタートする メトロノームを使う メトロノームを鳴らしながら録音す 鍵盤を弾くと録音が始まります。 または [PLAY/STOP]ボタンを押しても録音が始まります。 ることもできます。ただしメトロ ノームの音は、録音されません。 ↓ [RECORD]ランプと [PLAY/STOP]ランプが点灯します。 録音中に記憶残容量がなくなると、 画面に「FUL」と表示され、録音が 自動的にストップします(それまで の演奏データは録音され残ります)。 4 録音をストップする 録音したデータを削除するには [RECORD]ボタンまたは [PLAY/STOP]ボタンを押します。 ↓ 応 用 編 録音データの書き込みがスタートします。 録音が完了すると、画面に「End」が 3秒表示されます。 End 楽器本体に録音した場合は、 [RECORD]ボタンを押したあと、 [PLAY/STOP]ボタンで録音をス タートし、何もせず[PLAY/ STOP]ボタンで録音をストップし ます。USBフラッシュメモリーに 録音した場合は、コンピューターを 使って削除してください
演奏を録音 ( 記録 ) する 録音した曲をUSBフラッシュメモリーに保存する 楽器本体に録音したご自分の演奏を USBフラッシュメモリーに保存できます。USBフラッシュメモリーの取り扱いに ついては、30ページをご覧ください。 1, 2 1 応 用 編 1 保存モードに入る ファンクション USBフラッシュメモリーが楽器に接続されているのを確認してから、[ FUNCTION ] プレイ ストップ ボタンを押しながら[PLAY/STOP]ボタンを押します。 ↓ 画面に「SAu」が表示されたあと、「Uxx」(xxは数字 )が表示されます。 保存を中止する場合は、次の手順に進む前に、[PLAY/STOP]以外のボタンを押し ます。 2 保存する [PLAY/STOP]ボタンを押します。 ↓ 録音データの書き込みがスタートします。 保存が完了すると、画面に「End」が 3秒表示されます。 この楽器で録音した曲は、 「USER End FILES」フォルダー内に、 「USERSONGxx.
演奏を録音 ( 記録 ) する トゥーデバイス USB [TO DEVICE]端子ご使用上の注意 USB記憶装置の取り扱いについて 本機には USB [TO DEVICE] 端子があります。USB [TO DEVICE]端子に USB機器を接続する場合は、以下 本機に USB記憶装置を接続すると、楽器本体で演奏した データを USB記憶装置に保存したり、USB 記憶装置の のことをお守りください。 データを楽器本体で再生したりできます。 【NOTE 】 USB機器の取り扱いについては、お使いのUSB機器の取扱説明書もご 応 用 編 ■接続できるUSB記憶装置の数 参照ください。 同時に使用できる USB記憶装置は、1 台だけです。 ■使用できるUSB機器 ■USB記憶装置のフォーマット ・ USB対応の記憶装置(フラッシュメモリー、フロッ USB 記憶装置の中には、本機で使用する前にフォーマッ トが必要なものがあります。フォーマットを促すメッ ピーディスクドライブ、ハードディスクドライブなど) 動作確認済み USB機器については、ご購入の前にイン ターネット上の下記 URLで
USBフラッシュメモリー内の曲を聞く この楽器で録音し、USBフラッシュメモリーに保存した曲 (27ページ )を聞くことができます。USBフラッシュメモ リーの取り扱いについては、30ページをご覧ください。 3, 4 1, 2 1 1 USBソングモードに入る USBソングとは USB フラッシュメモリーが楽器に接続されているのを確認 本書では、USBフラッシュメモ リーに保存したソングを「USBソ デモ ソング してから、[DEMO /SONG]ボタンを押したまま、[+]また は [−]ボタンを押して、画面に「Uxx」または「Fxx」を表 U00 示させます (xxは00〜99の数字 )。 「Fxx」は、「Uxx」がないときに表示されます。また、USB フラッシュメモリーが 接続されていない、または USBソングがない場合は、 「 Uxx」や「Fxx」は表示さ ング」と呼んでいます。 USBソングモードに入るとき、 USBフラッシュメモリー内のフォ ルダー数によっては、画面が表示さ れるまで時間がかかる場合がありま す。 れません。 2 選曲する [+]または [−]ボタンを
USB フラッシュメモリー内の曲を聞く 鍵盤を使って選曲する ●1曲進める [DEMO/SONG]ボタンを押したまま、C#5鍵盤を押します。 ●1曲戻す [DEMO/SONG]ボタンを押したまま、B4鍵盤を押します。 ●10曲進める [DEMO/SONG]ボタンを押したまま、D5鍵盤を押します。 応 用 編 ●10曲戻す [DEMO/SONG]ボタンを押したまま、A#4鍵盤を押します。 ●「U xx」を選ぶ(xxは 00〜 99の数字 ) [DEMO/SONG]ボタンを押したまま、C5鍵盤を押します。 ●オール再生する [DEMO/SONG]ボタンを押したまま、G5鍵盤を押します。 ●ランダム再生する [DEMO/SONG]ボタンを押したまま、G#5 鍵盤を押します。 A#4 C#5 G#5 「Uxx」 U00 〜U99 のうち、いちばん小さ い番号が選ばれます。Uxxがない場 合は、F00 〜 F99のうち、いちば ん小さい番号が選ばれます。 USBフラッシュメモリーが接続さ れていない、またはUSBソングが ない場合は、 「Usr 」が選ばれま す。 B4 C5 D5 G5 SMF(スタン
USBフラッシュメモリーの フォーマット(初期化) 市販の USBフラッシュメモリーを、この楽器で使用できる状態にすることをフォーマット(初期化 )といいます。 注意 フォーマットを実行すると、そのUSBフラッシュメモリーの中身は消去されます。必要なデータが入っていないのを確認してからフォーマットしてくだ さい。 応 用 編 1 2 1 2 1 フォーマットモードに入る フォーマットしたい USBフラッシュメモリーが楽器に接続されているのを確認して ファンクション レコード から、[FUNCTION ]ボタンを押しながら[RECORD ]ボタンを押します。 ↓ 画面に「For」が表示されます。 For 2 フォーマットをスタートする プレイ ストップ [PLAY /STOP]ボタンを押すと、画面に「n Y」が表示されます。フォーマットを スタートする場合には、[+]ボタンを押してください。フォーマットを中止する場 合には、[−]ボタンを押してください。 ↓ フォーマットが完了すると、画面に「End」が表示されます。 注意 フォーマット中( 画面に「--- 」表示中)は、電源を切ったり
バックアップデータと楽器の初期化 内部メモリーへのデータバックアップ 下記のデータは、楽器内部のフラッシュメモリーに保存されます。これらは電源を切っても記憶されています。 ■メトロノームの音量 (21ページ ) ■チューニング (25ページ ) ■文字種 (31ページ ) ■本体に録音したユーザーソングデータ (27ページ ) 応 用 編 初期化(イニシャライズ)の方法 この操作をすると、文字種とユーザーソングデータ以外のデータが初期化されます (工場出荷時の状態になります)。 メトロノーム リバーブ いったん電源を切り、[METRONOME ]ボタンと[REVERB]ボタンを押したまま電 源を入れます。 ↓ 実行中は画面に「CLr」が表示されます。 注意 初期化実行中(「 CLr」表示中 )は電源を切らないでください。 34 • N3/N2 取扱説明書 CLr この楽器が、何らかの原因で操作不 能になったり、誤動作した場合は、 いったん電源を切り、初期化を行 なってください。
外部機器と接続する 端子について 注意 外部のオーディオ機器と接続するときは、すべての機器の電源を切った上で行なってください。また、電源を入れたり切ったりする前に、必ず機器のボ リュームを最小(0)にしてください。感電または機器の損傷のおそれがあります。 q w 応 用 編 e r t 端子の位置については、8ページの「各部の名前」をご覧ください。 フォーンズ q [PHONES]端子 ヘッドフォンを接続する端子です。 詳しくは 14ページの「ヘッドフォン(別売)を使う」をご覧ください。 トゥーデバイス w USB [TO DEVICE]端子 USB フラッシュメモリーなどのUSB 記憶装置を接続する端子です。 詳しくは 30ページの「USB記憶装置の取り扱いについて」をご覧ください。 ミディ イン アウト e MIDI [IN] [OUT ]端子 MIDI接続専用のケーブルを使って外部 MIDI機器と接続する端子です。詳しくは37 ページの「MIDIについて」をご覧ください。 N3/N2 取扱説明書 • 35
外部機器と接続する イン r AUX IN [L/L+R] [R]端子 ほかの楽器や外部機器の音を楽器本体のスピーカーから出すことができます。オー ディオ接続コードを使って図のように接続します。 モノ入力には、AUX IN [L/L+R]端 子をご使用ください。 注意 楽器本体のAUX IN を使う場合、電源を入れるときは外部機器→楽器本体の順に、電源を切るときは楽器本 体→外部機器の順に行なってください。 楽器本体 応 用 編 ほかの楽器や外部機器 AUX IN AUX OUT フォーンプラグ (標準) フォーンプラグ (標準 ) オーディオ接続コード AUX IN OUTPUT フォーンプラグ (標準) オーディオ接続コード ステレオ フォーンプラグ (標準 ) アウト t AUX OUT [L/L+R] [R]端子 オーディオ接続コードおよび変換プ アンプ内蔵スピーカーなどを接続して、より大きな音を出すことができます。オー ラグは抵抗のないものをお使いくだ さい。 ディオ接続コードを使って図のように接続します。 AUX OUT から出力した音をAUX INに戻す
ミディ MIDIについて MIDI(Musical Instrument Digital Interface)とは、MIDI端子を備えた MIDI機器(電 MIDI機器を接続するには、専用の 子楽器など )間や、MIDI機器とコンピューター間で演奏データや命令を送受信しあうた MIDIケーブル(別売)をご用意くだ さい。 めの、各種送受信データ様式についての統一規格です。 MIDI機器間(または MIDI機器とコンピューター間)でMIDIデータを送受信することによ り、電子楽器から外部 MIDI機器の演奏をコントロールしたり、外部のMIDI機器やコン ピューターから電子楽器をコントロールしたりできます。 MIDI機器の中でも、機種ごとに送 受信できるMIDIデータの内容が同 じではないため、接続している MIDI機器間で共通に扱えるデータ や命令だけが送受信できることにな ります。 共通に扱えるデータや命令は、デー MIDI データを受信 する端子です。 MIDI データを送信 する端子です。 タリストの「MIDIインプリメン テーションチャート」を照合して調 べることができます。データリス
MIDI について ローカルコントロールオン/オフの設定をする 通常、この楽器の鍵盤を弾くと本体内部の「音源」から音が出ます。この状態は「ロー カルコントロールオン」と呼ばれます。「ローカルコントロールをオフ」にすると、 「鍵 盤」と「音源」が切り離され、鍵盤を弾いてもこの楽器からは音が出なくなります。一 方、鍵盤を弾いた演奏データは MIDI送信されますので、この楽器の音を鳴らさずに MIDI接続した外部の音源を鳴らしたいときなどに、ローカルコントロールをオフにしま す。 ファンクション 応 用 編 [FUNCTION ]ボタンを押したままC6鍵盤を押します。C6鍵盤を押すたびにロー カルコントロールオン /オフが切り替わります。 C6 38 • N3/N2 取扱説明書
メッセージ一覧 付録 メッセージ内容 メッセージ USBフラッシュメモリー、またはメディアにアクセスできません。 0 0 1 →USB フラッシュメモリーをいったん外してから、接続し直してください。それでもこのエラーメッセージが表 示される場合は、別の USBフラッシュメモリー、またはメディアをお使いください。 0 0 2 ソング (曲データ) を正常に読み取れません。 0 0 4 ソング (曲データ) が大きすぎて読み込めません。 0 0 5 USBフラッシュメモリー、またはメディアがフォーマットされていません。 0 0 6 プロテクトのかかったソング (曲データ) が読み取れません。 0 0 7 ソング (曲データ) ファイルがありません。 0 0 8 USBフラッシュメモリー、またはメディアが接続されていません。 0 1 4 在するため、保存できません。 →コンピューターで必要なデータが入っていないのを確認してからフォーマットしてください (33ページ )。 →USB フラッシュメモリー、またはメディアを接続してください。 USBフラッシュメモリ
困ったときは 現象 解決法 本体の電源が入らない。 電源プラグが差し込まれていません( 本体 電源プラグを本体と家庭用(AC100V)コンセントに、 側とコンセント側)。 確実に差し込んでください(10 ページ)。 本体から雑音が出る。 本体の近くでは、携帯電話の電源を切ってください。 本体の近くで携帯電話を使っています( ま 本体の近くで携帯電話を使ったり、呼び出し音が鳴っ たは呼び出し音が鳴っています)。 たりすると、雑音が出る場合があります。 全体的に音が小さい。まったく音 が出ない。 付 録 考えられる原因 音量が下がっています。 [MASTER VOLUME]つまみを回して音量を上げて ください(12ページ )。 ヘッドフォンを接続しています。 ヘッドフォンのプラグを抜いてください(14 ページ)。 ローカルコントロールがオフになってい ます。 ローカルコントロールをオンにしてください(38 ペー ジ)。 ヘッドフォンを接続しているの に、ヘッドフォン以外から音が聞 こえる。 振動機能(TRS)がオンになっていると、 振動機能(TRS)をオフにしてください(23 ペー
N3の組み立て方 注意 ・ 部品をまちがえたり、向きをまちがえないように注意して、手順どおりに組み立ててください。 ・ 組み立ては、必ず3人以上で行なってください。 ・ ネジは付属の指定サイズ以外のものは使用しないでください。サイズの違うネジを使用すると、製品の破損や故障の原因に なることがあります。 ・ ネジは各ユニット固定後、ゆるみがないようきつく締め直してください。 ・ 解体するときは、組み立てと逆の手順で行なってください。 ネジのサイズに合ったプラス( +) のドライバーを用意して ください。 1 部品を箱から取り出します。 2 右の前脚と後ろ脚をボルトでしっかり締めて固 1-1 小さい箱から以下の部品を取り出します。 脚 注意 本体を逆さに置かないでください。 定します。 ×6 ボルト ×17 ペダル 前(左) 後ろ 前(右) ×5 ネジ ×4 ペダル支持棒 電源コード 注意 ×2 本体を上図のように立てた状態では不安定なため、倒れないように 十分ご注意ください。 コードホルダー スパナ 3 毛布を左下の角に置きます。 ×3 (ボルトを締めるときに 使います
N3 の組み立て方 4 本体を起こします。 7 ペダルを取り付けます。 ペダル支持棒をペダルボックスの穴にしっかりと差し込み、 ペダルのネジを締めて本体に固定します。 5 本体を支えながら、左前脚をボルトで固定しま す。 8 ペダルコードを接続します。 8-1 ペダルコードがコードホルダーに留めてあることを確 認します。 8-2 ペダルコードのプラグをペダル端子に差し込みます。 付 録 ×6 注意 操作パネルを持たないようご注意ください。操作パネルに強い力を 加えると、破損するおそれがあります。 6 ペダル支持棒を取り付けます。 ペダル支持棒を本体底面にあるネジ穴にネジで固定します。 9 電源コードを接続します。 9-1 電源コードのプラグを差し込みます。 9-2 コードホルダーを貼り付け、電源コードを固定しま す。 (本体正面から 見て左側底面) ■組み立て後、必ず以下の点をチェックしてください。 ・ 部品が余っていませんか? → 組み立て手順を再確認してください。 ・ 部屋のドアなどが楽器にあたりませんか? → 楽器を移動してください。 ・ 楽器がぐらぐらしませんか? → ネジを確実
仕様 N3 N2 1,481mm 1,471mm 1,014mm (屋根を開けた場合:1,734mm) 1,009mm (譜面立てを立てた場合:1,181mm) 1,195mm 531mm 199kg 142kg 幅 サイズ/質量 寸法 高さ 奥行き 質量 鍵盤数 鍵盤 操作子 センサー ペダル 88 (A-1〜C7) 鍵盤種 (白鍵) ニューアイボリー II 鍵盤種 (黒鍵) フェノール タッチ感度 フィックス/ソフト/ミディアム /ハード ハンマー部 非接触式 鍵盤部 非接触式 ペダル数 3 ハーフペダル ○ ペダル機能 本体 ダンパー (ハーフペダル対応)、ソステヌート、ソフト 鍵盤蓋 ○ 譜面立て ○ (角度調節可) 音源方式 音源 音源/音色 効果 録音再生 ファンクション ○ 4ch マルチサンプリング サステインサンプリング ○ キーオフサンプリング ○ ストリングレゾナンス 発音数 最大同時発音数 ○ 256 プリセット 音色数 5 タイプ リバーブ ○ プリセット 内蔵曲数
索引 A あ て AC IN ................................................10 AUX IN .............................................36 AUX OUT ........................................36 アフターサービス ............................ 47 安全上のご注意 ................................... 4 D 移調→トランスポーズ ..................... 24 イニシャライズ→初期化 ................. 34 ディスプレイ→画面 ........................... 9 データリスト ....................................... 3 デモ曲→音色デモ曲 ........................ 19 電源 .............................................
クイックオペレーションガイド 操作パネルのボタンを押したまま該当する鍵盤を押して、ソングを選んだり値を設定したりします。 (19 ページ ) z 音色デモ再生 (17 ページ ) x プリセットソング再生 c プリセットソング再生:オール (17 ページ ) v プリセットソング再生:ランダム (17 ページ ) (28 ページ ) b ユーザーソング再生 (32 ページ ) n USB ソング再生 (32 ページ ) m USB ソング再生:オール (32 ページ ) , USB ソング再生:ランダム z x d02 d04 P02 P04 d01 d03 d05 . 2 1 4 3 7 5 cv b P07 P09 6 9 8 11 P.AL -10 Usr 10 12 13 15 17 18 20 U.rd -1 U00 +10 U.AL ⁄1 2/4 4/4 19 m, +1 ⁄0 MAX 14 16 n P.rd P01 P03 P05 P06 P08 P10 MIN (21 ページ ) .
付 録 46 • N3/N2 取扱説明書
保証とアフターサービス サービスのご依頼、お問い合わせは、お買い上げ店、またはお近くのヤマハ修理ご相談センターにご連絡く ださい。 ● 保証書 本機には保証書がついています。 保証書は販売店がお渡ししますので、必ず「販売店 印・お買い上げ日」などの記入をお確かめのうえ、大 切に保管してください。 ● 保証期間 お買い上げ日から 1 年間です。 ● 保証期間中の修理 保証書記載内容に基づいて修理いたします。詳しくは 保証書をご覧ください。 ● 保証期間経過後の修理 修理すれば使用できる場合は、ご希望により有料にて 修理させていただきます。 下記の部品については、使用時間や使用環境などによ り劣化しやすいため、消耗に応じて部品の交換が必要 となります。消耗部品の交換は、お買い上げ店または ヤマハ修理ご相談センターへご相談ください。 ● 補修用性能部品の最低保有期間 製品の機能を維持するために必要な部品の最低保有期 間は、製造打切後8 年です。 ● 修理のご依頼 まず本書の「困ったときは」をよくお読みのうえ、も う一度お調べください。 それでも異常があるときは、お買い上げの販売店、ま たは最寄りのヤマハ修理ご相談
AvantGrandの機能や取り扱いについては、最寄りの特 約店または下記ヤマハお客様コミュニケーションセンター へお問い合わせください。 お客様コミュニケーションセンター 電子ピアノ・キーボード相談窓口 ナビダイヤル 0570-006-808 (携帯電話、PHS、IP電話からは 053-460-5272) 営業時間:月曜日〜金曜日 10:00〜18:00、土曜日 10:00〜17:00 (祝日およびセンター指定休日を除く) http://www.yamaha.co.jp/support/ ご購入に関するお問い合わせ先 国内営業本部 ピアノ企画部 企画グループ 〒108-8568 東京都港区高輪2-17-11 TEL 03-5488-6795 PA・DMI事業部 DMIマーケティング部 CL・PKグループ 〒430-8650 静岡県浜松市中区中沢町10-1 TEL 053-460-3275 電子ピアノ/キーボードのホームページ http://www.yamaha.co.jp/product/epiano-keyboard/ ヤマハマニュアルライブラリー http://www.yamaha.co.