準備 本編 N3X 資料 ご使用の前に必ず4〜7ページの「安全上のご注意」をお読み ください。 製品の組み立てやお引越しの際は、AvantGrandの正規取扱店 にご依頼ください。(組み立て説明については巻末をご参照く ださい。) 取扱説明書 オートパワーオフ機能 この楽器には、電源の切り忘れによる無駄な電力消費を防ぐた め、オートパワーオフ機能が搭載されています。オートパワー オフ機能とは、本体が一定時間操作されないと自動的に電源が 切れる機能です。詳しくは16ページをご覧ください。 JA
このたびは、ヤマハ製品をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。 この楽器に搭載された機能を十分に活かし、演奏をお楽しみいただくため、本書をよくお読みになって からご使用ください。また、お読みになったあとも、いつでもご覧になれるところに大切に保管してい ただきますようお願いします。 取扱説明書について この楽器には、以下の説明書が用意されています。 ■ 冊子マニュアル 取扱説明書(本書) この楽器の機能や使い方を説明しています。 クイックオペレーションガイド(54ページ)はボタンや鍵盤に割り当てられた機能の一覧表です。 ■ 電子マニュアル(PDF形式) iPhone/iPad接続マニュアル この楽器をiPhoneやiPadなどのスマートデバイスと接続する方法を説明しています。 コンピューターとつなぐ この楽器とコンピューターを接続する方法や、データを送受信する方法などを説明しています。 MIDIリファレンス この楽器のMIDIに関する資料を掲載しています。 MIDI入門 MIDIについての基礎知識を説明しています。 上記マニュアルは、ヤマハのウェブサイトからご覧いただけます。インターネットに接続
目次 準備 簡単な準備だけでピアノ演奏を楽しめます。さっそく 音を出してみましょう。 他の機器と接続する..............................................................41 外部オーディオ機器と接続する―[AUX IN]端子、 AUX OUT [L/L+R][R]端子 ......................................... 41 ミキサーに接続する―OUTPUT [L][R]端子 (バランスド) .................................................................... 42 コンピューターと接続する―[USB TO HOST]端子 .. 43 音を出してみましょう ......................................................... 12 外部MIDI機器と接続する―MIDI [IN][OUT]端子 ...... 44 鍵盤蓋を開ける/閉める ................................
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様やほかの方々への危害や財産への 損害を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。 お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたします。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■ 記号表示について この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。 「ご注意ください」 という注意喚起を示します。 〜しないでくださいという 「禁止」を示します。 「必ず実行」 してくださいという強制を示します。 ■「警告」と「注意」について 以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために、 「警告」と「注意」に区分して掲載しています。 警告 この表示の欄は、 「死亡す る可能性または重傷を負 注意 う可 能 性が想 定される」 内容です。 この表示の欄は、 「傷害を 負う可能性または物的損 害が発生
警告 電源 / 電源コード 水に注意 電源コードをストーブなどの熱器具に近づけ たり、無理に曲げたり、傷つけたりしない。 また、電源コードに重いものをのせない。 禁止 本体の上に花瓶や薬品など液体の入ったもの を置かない。また、浴室や雨天時の屋外など 湿気の多いところで使用しない。 電源コードが破損し、感電や火災の原因になります。 禁止 電源は必ず交流100Vを使用する。 エアコンの電源など交流 200V のものがあります。 誤って接続すると、感電や火災のおそれがあります。 ぬれた手で電源プラグを抜き差ししない。 必ず実行 感電のおそれがあります。 電源コード/プラグは、必ず付属のものを使用 する。また、付属の電源コードをほかの製品に 使用しない。 必ず実行 内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または故 障の原因になります。入った場合は、すぐに電源ス イッチを切り、電源プラグをコンセントから抜いた 上で、お買い上げの販売店または巻末のヤマハ修理 ご相談センターに点検をご依頼ください。 禁止 火に注意 故障、発熱、火災などの原因になります。 本体の上にろうそくなど火気のあるもの
組み立て 接続 すべての機器の電源を切った上で、ほかの機 器と接続する。また、電源を入れたり切ったり する前に、機器のボリュームを最小にする。 本書の組み立て方の説明をよく読み、手順 どおりに組み立てる。 必ず実行 手順どおりに正しく組み立てないと、楽器が破損し たりお客様がけがをしたりする原因になります。 必ず実行 演奏を始める前に機器のボリュームを最小に し、演奏しながら徐々にボリュームを上げて、 適切な音量にする。 設置 不安定な場所に置かない。 本体が転倒して故障したり、お客様やほかの方々が けがをしたりする原因になります。 必ず実行 この製品を移動する場合は、安全に確実に運 べる人数で行なう。 鍵盤蓋や本体のすき間に手や指を入れない。 また、鍵盤蓋で指などをはさまないように注 意する。 この製品は重量物です。無理に移動すると、腰を痛め たり床を傷つけたりするおそれがあります。 禁止 本体を移動するときは、必ず電源コードなど の接続ケーブルをすべて外した上で行なう。 必ず実行 お客様がけがをするおそれがあります。 鍵盤蓋を閉めるときは無理な力を加えない。 コードをいためた
イス イスにすわったままでイスの高さを調節しな い。 不安定な場所に置かない。 イスが転倒して、お客様やほかの方々がけがをする 原因になります。 禁止 高低調節機構に無理な力が加わり、高低調節機構が こわれたりお客様がけがをしたりする原因になりま す。 禁止 イスのネジを定期的に締め直す。 イスで遊んだり、イスを踏み台にしたりしな い。 禁止 イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがを する原因になります。 必ず実行 イスを長期間使用すると、イスのネジがゆるみ、お客 様がけがをする原因になります。ネジがゆるんだ場 合は、工具で締め直してください。 小さなお子様の後方への転倒に注意する。 イスには二人以上ですわらない。 背もたれがないため、後方へ転倒してけがをするお それがあります。 イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがを する原因になります。 必ず実行 禁止 ●データが破損したり失われたりした場合の補償はいたしかねますので、ご了承ください。 ●不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。 使用後は、必ず電源を切りましょう。 DMI-6 4/4
お知らせ ■ データの著作権に関するお願い • ヤマハ(株)および第三者から販売もしくは提供されている音楽/サウンドデータは、私的使用のための複製など著作権法上問題にならな い場合を除いて、権利者に無断で複製または転用することを禁じられています。ご使用時には、著作権の専門家にご相談されるなどの ご配慮をお願いします。 • この製品に内蔵または同梱されたコンテンツは、ヤマハ ( 株 ) が著作権を有する、またはヤマハ ( 株 ) が第三者から使用許諾を受けている 著作物です。製品に内蔵または同梱されたコンテンツそのものを取り出し、もしくは酷似した形態で記録/録音して配布することについ ては、著作権法等に基づき、許されていません。 ※上記コンテンツとは、コンピュータープログラム、伴奏スタイルデータ、MIDIデータ、WAVEデータ、音声記録データ、楽譜や楽 譜データなどを含みます。 ※上記コンテンツを使用して音楽制作や演奏を行ない、それらを録音や配布することについては、ヤマハ(株)の許諾は必要ありませ ん。 ■ 製品に搭載されている機能/データに関するお知らせ • 内蔵曲は、曲の長さやイメージが原曲と異なる場合が
ハイブリッドピアノ N3X 100年以上の時を経て得たピアノづくりの経験と、 最新の技術が融合して生まれたアバングランドN3X。 ピアニストが必要とする様々な要素を、 限りなくグランドピアノに近づけました。 専用グランドピアノアクションと木製鍵盤による本物のタッチ感 グランドピアノの豊かな表現力は、繊細なタッチ感とレスポンスにより支えられています。アバングランドN3X は、長年のピアノづくりで培ったノウハウを活かし、グランドピアノのアクション機構そのままの、専用グラン ドピアノアクションを搭載しています。鍵盤はグランドピアノと同じ木製鍵盤、白鍵表面部分には天然象牙にき わめて近いタッチ感を持つ「ニューアイボリー II」を採用。アコースティックグランドピアノに限りなく近い滑 らかで自然なタッチ感をお楽しみいただけます。また、鍵盤の動きを察知するセンサーは、タッチに影響を与え ない非接触型を採用。キーセンサーとハンマーセンサーのふたつのセンサーが、アクションの動きを正確にとら えることで、演奏上の微妙なニュアンスまで表現します。さらに、グランドピアノが楽器全体で共鳴するときの 振動をデジタル技術で再現する機能
各部の名前 準備 準備 概観 端子部 下記参照 > 後ろ脚側 <本体底面> 屋根 (13ページ) つきあげぼう <本体底面> 突上棒 (13ページ) イン [AC IN]端子 (14ページ) 響版 <本体底面> 譜面立て (12ページ) 鍵盤蓋 (12ページ) 電源スイッチ (15ページ) 操作パネル < 本体右側 (高音) > 本体左側 (低音) (11ページ) ペダル (19ページ) 端子部 NOTE 響板(上図グレーの部分)には、ものを 置かないでください。ものを置くと音 に影響します。 下記参照 端子部 q w e r フォーンズ q [PHONES]端子 ..................................... 18ページ イン w [AUX IN]端子 ........................................ 41ページ トゥーデバイス e [USB TO DEVICE]端子 ...................... 36ページ t y u トゥーホスト r [USB TO HOST]端子 .
各部の名前 操作パネル !1 !2 !3 !4 !5 !6 !7 !8 o i マスターボリューム i [MASTER VOLUME]つまみ ....................... 17ページ o 画面...................................................................... 下記参照 レコード !0 [RECORD]ボタン .......................................... 35ページ プレイ ストップ !1 [PLAY/STOP]ボタン ......................... 32、35ページ !2 [+]/[−]ボタン デモ 操作パネルは、本体左側の底面 に手をかけて引き出します。 ソング !3 [DEMO/SONG]ボタン ............. 21、32、34ページ ピアノ ボイス !4 [PIANO/VOICE]ボタン................................ 20ページ !5 [TRS]ボタン.........
音を出してみましょう 準備 鍵盤蓋を開ける/閉める 鍵盤蓋を開けるときは、本体正面のくぼみに手を掛け、鍵盤蓋を持ち上げます。閉めるときは、鍵盤蓋に手を 掛け、静かに下ろします。 注意 手や指をはさまないように注意 鍵盤蓋には「ソフトランディング」機構が付いており、鍵盤蓋がゆっくり閉まるようになっています。 注意 • 鍵盤蓋を開閉するときは、両手で静かに行ない、途中で手を離さないでください。また、ご自分や周りの方、特にお子様などが、鍵 盤蓋の端と本体の間に手や指をはさまないようご注意ください。 • 鍵盤蓋を閉めるときは無理な力を加えないでください。閉めるときに鍵盤蓋に無理な力を加えると「ソフトランディング」機構が破 損し、手指を挟んでけがをするおそれがあります。 • 鍵盤蓋を開けるとき、鍵盤蓋の上に金属や紙片などを置かないでください。本体の内部に落ちて取り出せなくなり、感電、ショー ト、発火や故障などの原因になります。 譜面立てを使う 注意 譜面立てを立てるとき/倒すときは、途中で手を離さないでください。 立てるとき 1 屋根の手前部分を持ち上げ、後ろへゆっくり倒しま す。 2 譜面立てを手前
音を出してみましょう 倒すとき 譜面受けを閉じます。 2 譜面立てを止まるまで手前に起こします。35度の位 置からは、いったん70度に立ててから、さらに手前 に起こします。 3 譜面立てに手を添えて、ゆっくり倒します。 4 屋根の手前部分を持ち上げ、前へゆっくり戻します。 準備 1 屋根を開ける/閉める 警告 屋根を開閉するときは、必ず大人が行なってください。また、ご自分や周りの方、特にお子様などが、手や指をはさまないようご注 意ください。 開けるとき 1 屋根の手前部分を持ち上げ、後ろへゆっくり倒しま す。 2 屋根の右側に両手をかけ、持ち上げます。 3 つきあげぼう 突上棒を起こし、屋根にある受け皿に突上棒が入るよ うに屋根をゆっくり下ろします。 警告 • 突上棒がしっかりと屋根の受け皿に入っているかご確認ください。 しっかり入っていないと屋根が落ちて、本体が破損したり、お客様が けがをしたりする原因になります。 ここを持たないでください。 ここを持ってください。 2 3 突上棒 • 屋根を開けているときは、下に頭や体を入れないでください。万が一、 屋根が落下した
音を出してみましょう 閉めるとき 1 つきあげぼう 準備 突上棒を押さえながら、ゆっくりと屋根を持ち上げま す。 2 屋根を支えながら、突上棒を下ろします。 3 屋根をゆっくりと下ろします。 ここを持たないでください。 1 ここを持ってください。 3 2 突上棒 譜面立てを使っている場合は、譜面立てを倒して(13ページ)から次 の手順に進んでください。 4 屋根の手前部分を持ち上げ、前へゆっくり戻します。 電源の準備 1 2 電源スイッチがオフの状態になっていることを確認し ます。 電源スイッチ―オフ 図の順序で電源コードを接続します。 イン [AC IN]端子 (10ページ) q w 電源コンセント (AC100V) 警告 電源は必ずAC100Vを使用してください。 警告 電源コードは必ず付属のものをご使用ください。また、付属の電源コードをほかの製品に使用しないでください。故障、発熱、 火災などの原因になります。 注意 本体はコンセントの近くに設置し、異常を感じた場合にはすぐに電源スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜いてくだ さい。 NOTE 電
音を出してみましょう 電源を入れる/切る 本体左側の底面に手をかけて、操作パネルを引き出し ます。 準備 1 注記 マスターボリューム 操作パネルを引き出すときは、[MASTER VOLUME]つまみを引っ張ら ないでください。 2 [MASTER VOLUME]つまみを左に回し、音量を最 小にします。 3 電源スイッチを押して電源を入れます。 パワー 本体前面左の[POWER]ランプが点灯し、画面には起動中を示す表示が現れます。起動が完了すると、画面の表示は消え ます。 注記 電源スイッチを入れてから、楽器が完全に起動するまで(約10秒間)は、鍵盤を押さないでください。鍵盤の音が正常に出なくな ることがあります。 ランプが点灯 電源スイッチ オフ オン 4 鍵盤を弾いて、音を出してみましょう。 音量は鍵盤を弾いて確かめながら、徐々に上げてください。 小さくなる 5 大きくなる 電源スイッチを押して電源を切ります。 [POWER]ランプが消灯します。ご使用後は、操作パネルを鍵盤下に戻してください。 注意 電源を切った状態でも微電流が流れています。この楽器を長時間使用しないときや落
音を出してみましょう オートパワーオフ機能 準備 この楽器は、電源の切り忘れによる無駄な電力消費を防ぐため、オートパワーオフ機能を搭載しています。これは、本体が 30分操作されないと自動的に電源が切れる機能です。 オートパワーオフ機能の簡単解除 左端の鍵盤を押したまま電源を入れると、オートパワーオフ機能が解除された状態で電源がオンになります。 左端の鍵盤(A-1) 画面には「PoF」が表示されます。 PoF オートパワーオフ機能のオン/オフを切り替える ファンクション 電源が入った状態で、[FUNCTION]ボタンを押したままA5の鍵盤を押します。A5鍵盤を押すたびにオン(有効)/オフ(無効) が切り替わります。画面には「On」/「OFF」が表示されます。 A5 右端の鍵盤(C7) NOTE オートパワーオフで電源が切れたあと電源を入れ直す場合は、電源スイッチをいったんオフの位置に戻してから、もう一度電源を入れてください。 16 • N3X 取扱説明書
音を出してみましょう 音量(マスターボリューム)を調節する マスターボリューム 鍵盤を弾いて音を出しながら、[MASTER VOLUME]つまみを左右に回して、全体音量を調節します。 準備 小さくなる 大きくなる 注意 大きな音量で長時間使用しないでください。聴覚障害の原因になります。 インテリジェント・アコースティック・コントロール(IAC) IACとは、楽器の全体音量の大小に応じて、自動的に音質を補正する機能です。音量が小さい場合でも、低音や高音がしっか りと聞こえるようになります。IACは、この楽器のスピーカーからの出力音のみに有効です。 ●IACのオン/オフ設定 ファンクション [FUNCTION]ボタンを押したまま、C0鍵盤を押すごとにオン/オフが切り替わります。 初期設定:オン ●IACのかかり具合の調整 [FUNCTION]ボタンを押したまま、A0〜D#1鍵盤のどれかを押して補正のかかり具合を調整します。 D#1 (3) 左端の鍵盤(A-1) C0 A0 C1 (-3) (0) 設定範囲:-3 (A0)〜0 (C1)〜3 (D#1) 初期設定:0 (C1) IACのか
音を出してみましょう ヘッドフォンを使う フォーンズ 準備 ヘッドフォンを使う場合は、楽器本体底面の左側にある[PHONES] 端子に接続します。ヘッドフォンを接続すると自動的にスピーカー から音が出なくなります。 [PHONES]端子は2つありますので、ヘッドフォンを2本接続して 2人で演奏を楽しむこともできます。 注意 大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しないでください。聴覚障害の原因になり ます。 NOTE ヘッドフォンを接続すると、タクタイル・レスポンスシステム(TRS)はいったんオフになります (25ページ)。 NOTE タクタイル・レスポンスシステム(TRS)(25ページ)がオンになっている場合は、ヘッドフォン を接続していても、ヘッドフォン以外から多少音が出ます。 ステレオフォーンプラグ (標準) ヘッドフォンでも自然な音の広がりを −バイノーラルサンプリングとステレオフォニックオプティマイザー この楽器では、ヘッドフォン使用時に臨場感のある音をお楽しみいただくため、音色により以下の2つの方式を採用しています。 ●バイノーラルサンプリング(音色「CFX グランド」のみ) バイノーラ
音を出してみましょう ペダルを使う 右のペダル(ダンパーペダル) このペダルを踏んでいる間、鍵盤から指を離しても弾いた音を長く響かせることができま す。ペダルを踏むのをやめると、すぐに持続している音は止まります。この楽器のダンパー ペダルはハーフペダルに対応しています。 ●ハーフペダル機能 ペダルの踏み加減で音の伸び具合が調節できる機能です。ペダルを踏みこむほど音が長く伸 びます。ペダルを踏んで音が響きすぎたとき、踏み込んだ状態からペダルを少し戻して音の 響きを抑える(音の濁りを減らす)ことができます。 ここでダンパーペダルを踏むと、 このとき押さえていた鍵盤とその あと弾いた音すべてが長く響く まん中のペダル(ソステヌートペダル) このペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音だけを、鍵盤から指を離しても長く響かせ ることができます(ダンパーペダルが踏まれたかのように)。ただしペダルを踏んだあとに弾 いた音には効果はかかりません。たとえば他の音をスタッカートで弾いているときに和音を 長く響かせることができます。 ここでソステヌートペダルを踏むと、 このとき押さえていた鍵盤の音だけ が長く響く 左の
本編 楽器を使いこなす 音色を選ぶ 本編 ●CFX グランドの音色を選ぶ ピアノ ボイス [PIANO/VOICE]ボタンを押して離すとCFX グランドが選ばれます。 ●他の音色を選ぶ [PIANO/VOICE]ボタンを押したまま、[+]または[−]ボタンを押すと音色が切り替わりま す。 音色リスト 画面 音色名 音色紹介 VRM* CFX グランド 4chサンプリング録音されたヤマハ最上位コンサートグランド ピアノCFXの音色です。弱く弾いた音から強く弾いた音までの 音色変化のダイナミックレンジが広く、表情豊かな演奏ができ ます。あらゆるジャンル、あらゆる演奏に最適な音色です。 ヘッドフォンを接続すると、自動的に「バイノーラル CFX グ ランド」の音色に変わります。 ○ バイノーラル CFX グランド ヤマハ最上位コンサートグランドピアノCFXをヘッドフォン再 生に適するようにサンプリング録音した音です。あたかも目の 前でグランドピアノが鳴っているかのような臨場感をお楽しみ 頂けます。「CFX グランド」の音色を選択してヘッドフォンを 接続したときに自動的に選ばれます。詳しくは
楽器を使いこなす 音色デモ曲を聞く この楽器には、すべての音色にふさわしいデモ曲が1曲ずつ入っています。聞いてみましょう。 1 デモ曲を聞いてみたい音色を選びます。(20ページ) 2 [DEMO/SONG]ボタンを押します。 デモ NOTE デモ曲はMIDI送信されません。 ソング NOTE 再生に合わせて、自分で鍵盤を弾く こともできます。 手順1で選んだ音色のデモ曲がスタートします。 再生中のデモ曲の切替 [+]または[−]ボタンを押します。 テンポの調整 メトロノーム デモ曲再生中に、[METRONOME]ボタンを押したまま、[+]または[−]ボタンを押し ます。 3 もう一度[DEMO/SONG]ボタンを押して再生をストップします。 デモ曲リスト 画面 音色名 曲名 作曲者 CFX グランド d.01 バイノーラル CFX グランド d.02 ベルガマスク組曲 前奏曲 C. A. ドビュッシー ベーゼンドルファー インペリアル コンソレーション 第3番 F. リスト d.03 ブライト グランド イタリア協奏曲 第1楽章 J. S.
楽器を使いこなす メトロノームを使う この楽器は、メトロノーム(ピアノの練習でよく使われる正確なテンポを刻む道具)機能を備えています。 本編 1, 2 1 メトロノーム [METRONOME]ボタンを押してメトロノームを鳴らします。 メトロノームが鳴っている間、LED画面に表示されている右端の点とメトロノームボタ ンがテンポに合わせて点滅します。 120.
楽器を使いこなす テンポを調節する メトロノームのテンポを調節できます。また、MIDIソング(31ページ)再生中はそのテンポを、オーディオソ ング(31ページ)の再生中は、その再生速度を調節できます。 ●1ずつ上げる/下げる メトロノーム [METRONOME]ボタンを押したまま、[+]または[−]ボタンを押します。または、 [METRONOME]ボタンを押したまま、C#5(上げる)またはB4鍵盤(下げる)を押します。 メトロノームのみが鳴っているときは、[+]または[−]ボタンを押します。 メトロノーム 設定範囲:5〜500(1分間の拍数) 初期設定:120 [METRONOME]ボタンを押したまま、D5(上げる)またはA#4鍵盤(下げる)を押します。 ●初期設定に戻す [METRONOME]ボタンを押したまま、C5鍵盤、または[+]と[−]ボタンを同時に押します。 メトロノームのみが鳴っているときは、[+]と[−]ボタンを同時に押します。 A#4 オーディオソング 設定範囲:75%〜125% 初期設定:100% C#5 B4 C5 D5 MIDIソング 設定範囲:5〜500(1分間の拍数
楽器を使いこなす タッチ感度を変える 鍵盤を弾く強さに対する音の強弱の付き方(タッチ感度)を4種類から選びます。使う音色や演奏する曲、好み によって使い分けてください。 本編 ピアノ ボイス [PIANO/VOICE]ボタンを押したまま、A6〜C7の鍵盤のどれかを押してタッチ感度を設 定します。この間、画面にはタッチの番号が表示されます。 A6 右端の鍵盤(C7) 画面 鍵盤 OFF A6 フィックス タッチ感度 弱く弾いても強く弾いても鳴る音の強弱は変わりません。 説明 1 A#6 ソフト 軽いタッチで大きい音を出すことができます。 2 B6 ミディアム 標準的なピアノタッチです。 3 C7 ハード 強いタッチで弾かないと大きい音が出にくい設定です。 初期設定:2(ミディアム) NOTE タッチ感度の設定は、電源を切ると 初期設定に戻ります。 NOTE 鍵盤自体の重さは変わりません。 24 • N3X 取扱説明書
楽器を使いこなす 振動機能、タクタイル・レスポンスシステム(TRS)を調節する この楽器は、鍵盤を弾いたときに、アコースティックピアノのような振動を体感できる機能、タクタイル・レ スポンスシステム(TRS)を搭載しています。好みによって振動の強さを設定できます。 設定範囲:1(弱)〜3(強) 初期設定:2 [TRS]ボタンを押して、TRSのオン/オフを切り替えます。 NOTE 設定値が同じでも、音色によって振 動の強さが異なります。 TRSがオンのとき点灯 NOTE [TRS]ボタンだけを押すと、押して いる間はTRSの設定値が表示され ます。 振動の強さ設定 [TRS]ボタンを押したまま、[+]または[−]ボタンを押して、振動 の強さを設定します。この間、画面には振動の強さが表示されます。 2 振動の強さ NOTE ヘッドフォンを接続すると、TRSは オフになります。オンにしたい場合 は、[TRS]ボタンを押してくださ い。 ヘッドフォンを接続している場合 は、設定値が同じでも振動が弱くな ります。 N3X 取扱説明書 • 25 本編 TRSのオン/オフの切り替え
楽器を使いこなす VRM機能を使った共鳴音を楽しむ アコースティックピアノでは、ダンパーペダルを踏んで演奏すると、弾いた鍵盤の音が伸びるだけでなく、そ の鍵盤の弦の振動が他の弦や響板へ伝わっていき、それぞれが影響しあって豊かで華やかな共鳴音が拡がりま す。この楽器に搭載されたVRMは、そのような弦と響板の複雑な相互作用を、仮想的な楽器(物理モデル)の 上で忠実に再現することで、よりアコースティックピアノに近い響きを作り出します。鍵盤やペダルの状態に 合わせて、瞬間瞬間の共鳴音を作り出しているので、鍵盤を押さえるタイミングや、ペダルを踏むタイミング と深さを変えることで、多彩な響きが得られます。 本編 初期設定ではこの機能はオンです。対象の音色(20ページ)を選んで演奏するだけで、VRMの共鳴効果を楽し めます。また、オン/オフを切り替えたり、効果のかかり具合を調節したりできます。 VRM=Virtual Resonance Modeling(バーチャル・レゾナンス・モデリング) VRM機能のオン/オフの切り替え ピアノ ボイス [PIANO/VOICE]ボタンを押したまま、C0鍵盤を押します。C0
楽器を使いこなす 音に残響を付ける(リバーブ) ホールの響きを再現した残響効果をかけることができます。また、そのかかり具合を変えることもできます。 本編 リバーブのオン/オフの切り替え リバーブ [REVERB]ボタンを押して、リバーブのオン/オフを切り替えます。 リバーブがオンのとき点灯 リバーブのかかり具合の調整 [REVERB]ボタンを押したまま、[+]または[−]ボタンを押して、リバーブのかかり具合を 設定します。この間、画面にはリバーブのかかり具合が表示されます。 設定範囲:1〜20 初期設定:5 NOTE リバーブのかかり具合は、電源を切 ると初期設定に戻ります。 [REVERB]ボタンを押したまま、[+]と[−]ボタンを同時に押すと、初期設定に戻ります。 NOTE [REVERB]ボタンを押している間 は、リバーブの設定値が表示されま す。 音の明るさ(ブリリアンス)を調節する 音の明るさ(ブリリアンス)を調節します。 ファンクション [FUNCTION]ボタンを押したまま、A#1〜D2の鍵盤のどれかを押して音の明るさを設定し ます。この間、画面には設定値が表示されます。 A
楽器を使いこなす キー (調)を変える(トランスポーズ) 弾く鍵盤を変えずに、ほかの楽器や歌う人の声の高さに半音単位でキー (調)を合わせることができます。この 機能をトランスポーズ(移調)といいます。 たとえばトランスポーズを「+5」に設定すると、「ド」の鍵盤を弾いたときに「ファ」の音が出ることにな り、 「ハ長調」の弾きかたで「ヘ長調」の演奏になります。 トランスポーズは鍵盤演奏、MIDIソング再生(31ページ)、オーディオソング再生(31ページ)に有効です。 本編 ●半音単位でキーを下げる ファンクション [FUNCTION]ボタンを押したまま、F#2(-6)〜B2(-1)鍵盤のどれかを押します。 ●半音単位でキーを上げる [FUNCTION]ボタンを押したまま、C#3(+1)〜F#3(+6)鍵盤のどれかを押します。 ●元のキーに戻す [FUNCTION]ボタンを押したまま、C3鍵盤を押します。 F#2 左端の鍵盤(A-1) F#3 C3 -6 -4 -2 +1 +3 +6 -5 -3 -1 0 +2 +4+5 キーを下げる キーを上げる 標準キー 操作中は、画面には設定し
楽器を使いこなす 音の高さを微調整する(チューニング) 楽器全体の音の高さを微調整する機能です。合奏のときや、CDの再生に合わせて演奏するときなど、ほかの 楽器やCDの再生音などと音の高さを正確に合わせたい場合に使います。 ません)。 ●音の高さを上げる(約0.2Hz単位) ファンクション 42.0 例:442.0Hzの場合 [FUNCTION]ボタンを押したまま[+]ボタンを押します。 ●音の高さを下げる(約0.2Hz単位) [FUNCTION]ボタンを押したまま[−]ボタンを押します。 ●初期設定に戻す [FUNCTION]ボタンを押したまま、[+]と[−]ボタンを同時に押します。 NOTE チューニング値は、電源を切っても 記憶されています。 Hzとは 音の高さを示す単位です(音の高さ は音波の振動数によって決まりま す。1秒間に何回振動するかという 数値の単位がHzです)。 設定範囲:414.8〜466.8Hz (=A3) 初期設定:440.
楽器を使いこなす 音律(調律法)を設定する 音律(調律法)を選ぶ機能です。現在もっとも一般的なピアノの調律法「平均律」が完成するまでには、時代と 共にさまざまな音律が考えられ、またそれによる音楽が誕生しました。当時の調律法で演奏することでその曲 が誕生した時の響きを味わうことができます。 本編 音律の選択 ファンクション [FUNCTION]ボタンを押したままC5〜F#5鍵盤のどれかを押します。この間、画面には音 律番号が表示されます。 初期設定:1(平均律) NOTE 音律は、電源を切ると初期設定に戻 ります。 F#5 右端の鍵盤(C7) C5 画面 鍵盤 1 C5 平均律 音律 説明 2 C#5 純正律 長調 3 D5 純正律 短調 4 D#5 ピタゴラス音律 ギリシャ時代の哲学者ピタゴラスによって考えられた、5度音 程だけの組み合わせからできた音律です。3度はうなりが生じ ますが5度と4度の音程が美しく、旋律の演奏に向いていま す。 5 E5 中全音律 ピタゴラス音律の3度のうなりをなくすために改良された音律 です。16世紀後半から18世紀後
曲(ソング)を再生する トゥーデバイス この楽器では、楽器に内蔵されているソングや、[USB TO DEVICE]端子に接続したUSBフラッシュメモリー ミ デ ィ に保存されているソングを再生できます。この楽器で再生できるソングには、MIDI ソングとオーディオソング の2種類があります。 ●再生できるソングのデータ形式 MIDIソング 鍵盤を押す/離すといった演奏の動きを記録したデータです。楽 譜と同じように、どの鍵盤をどのくらいの強さでどのタイミング で弾いた、といった演奏情報が記録され、音そのものは記録され ません。記録された演奏情報にもとづいて、(電子ピアノなどの) 音源部が鳴ることではじめて音になります。データ容量が小さく、 また、音色の変更などの編集がしやすいのが特長です。 オーディオソング オーディオソングは、演奏した音そのものを記録したデータです。 カセットテープやボイスレコーダーなどに録音するのと同じしく みで記録したものです。携帯音楽プレーヤーなどでも再生できる ので、ほかの人に自分の演奏を聞いてもらうことが手軽にできま す。 フォーマット SMF(Standard MIDI
曲(ソング)を再生する ソングを再生する USBフラッシュメモリーに入っているソングを再生したい場合は、「USBフラッシュメモリーを接続する」(36ページ)を読み、 トゥーデバイス USBフラッシュメモリーを[USB TO DEVICE]端子に接続してから下記手順に従ってください。 1 デモ ソング [DEMO/SONG]ボタンを押したまま[+]または[−]ボタンを押し て、ソングカテゴリー (31ページ)を選びます。 本編 画面には、 P.xx→(A.xx)→(S.xx)→ U.xx→ d.xx→ P.xx→の順に表示されます。 C.xx、 F.xx、 L.xxのソングを再生したい場合は、それぞれ A.xx、 S.xx、 U.xxのカテゴ リーを選んでください。 2 [+]または[−]ボタンを押して、ソング番号(31ページ「ソングカテ ゴリーリスト」参照)、または「*.rd」(ランダム)、「*.AL」(オール) を選びます。 NOTE ソングカテゴリー A.xxと S.
曲(ソング)を再生する 音量の調節(オーディオソングのみ) 本体以外で録音したオーディオソングや市販のオーディオソングの音量は、鍵盤演奏の デモ ソング 音量とバランスが合わない場合があります。その場合は、[DEMO/SONG]ボタンを押 したまま、C1〜G2鍵盤のどれかを押すことで、ソングの音量を調節しましょう。 小 左端の鍵盤(A-1) C1(1) 大 A1(10) 設定範囲:1〜20 初期設定:16 NOTE オーディオソングの再生は、左右の スピーカーから発音します。中央と 奥のスピーカーからは発音しません。 G2(20) 右の鍵盤ほど音量を大きく設定できます。 再生中に、[−]/[+]ボタンを押すと、ボタンを押している間、早戻し/早送りします。 MIDIソングの場合は小節単位、オーディオソングの場合は秒単位で早戻し/早送りしま す。 NOTE デモソングは早戻し/早送り、曲の先 頭に戻す操作はできません。 曲の先頭に戻る 再生中に、[+]と[−]ボタンを同時に押すと、曲の先頭に戻ります。 4 プレイ ストップ もう一度[PLAY/STOP]ボタンを押して再生をストッ
演奏を録音する 自分の演奏を、下記いずれかの方法で録音してみましょう。録音した演奏はユーザーソング(31ページ)とし て保存されるので、再生させて聞いてみましょう。 ミディ ●MIDI 録音 録音した演奏をSMF(フォーマット0)のMIDIソングとして、楽器本体またはUSBフラッシュメモリーに保存します。 この楽器には、10曲まで録音できます。 ●オーディオ録音 本編 録音した演奏をオーディオソングとしてUSBフラッシュメモリーに保存します。一般的なCD音質のステレオWAV形式で保 存されるので、コンピューターを使って携帯音楽プレーヤーなどに転送して再生できます。録音可能時間はUSBフラッシュ メモリーの容量によって異なります。 1 トゥーデバイス 必要に応じて、USBフラッシュメモリーを[USB TO DEVICE]端子 へ接続します。 USBフラッシュメモリーが必要な場合 MIDIソングの録音先は、楽器本体またはUSBフラッシュメモリーで、オーディオソング の録音先は、USBフラッシュメモリーのみです。必要に応じて、USBフラッシュメモ リーを準備し、「USBフラッシュメモリーを接続する」(
演奏を録音する 4 録音に使う音色(20ページ)や、拍子(22ページ)などを設定します。 5 [RECORD]ボタンを押して録音モードに入ります。 レコード プレイ ストップ [RECORD]のランプが点灯します。また、[PLAY/STOP]のランプがテンポに合わせ て点滅します。 点灯 点滅 録音を中止する場合は、もう一度[RECORD]ボタンを押します。 録音をスタートします。 鍵盤を弾く、または[PLAY/STOP]ボタンを押して録音をスタートさせます。 空き容量が少ない場合 本体内部メモリーやUSBフラッ シュメモリーの空き容量が少ない場 合は、[RECORD]ボタンを押した あとに「Enp」または「FUL」と 表示されます。「EnP」が表示され た場合、録音はスタートできます が、録音途中で記憶容量がいっぱい になるおそれがあります。「FUL」 が表示された場合は、録音を開始で きません。いずれの場合も、あらか じめ不要なファイルを削除(39ペー ジ)して、空き容量を確保すること をおすすめします。 ミディ ●MIDI 録音の場合 録音中、画面には小節番号が表示されます。
USBフラッシュメモリーを使う USBフラッシュメモリーを楽器に接続すると以下のことができます。 • • • • • USBフラッシュメモリーをフォーマット(初期化)する................................ 37ページ USBフラッシュメモリー内の曲を再生する ................................................... 31ページ USBフラッシュメモリーに録音する............................................................... 34ページ 楽器に録音したユーザーソングをUSBフラッシュメモリーにコピーする ....... 38ページ USBフラッシュメモリー内のソングを削除する............................................
USBフラッシュメモリーを使う USBフラッシュメモリーをフォーマット(初期化)する 注記 フォーマットを実行するとUSBフラッシュメモリーに保存されているデータがすべて消去されます。大切なデータはコンピューター など、ほかの記憶装置に保存しておいてください。 トゥーデバイス 1 [USB TO DEVICE]端子にUSBフラッシュメモリーを接続します。 2 [FUNCTION]ボタンと[PLAY/STOP]ボタンを押したまま ファンクション プレイ ストップ レコード [RECORD] ボタンを押します。 3 [+]ボタンを押してフォーマットを実行します。 画面に「-」が流れ、フォーマットの実行中を示します。 フォーマットが終わると、「End」が表示されます。 注記 「-」が流れて表示されているときは、電源を切ったり、USBフラッシュメモリーを取り外した りしないでください。 N3X 取扱説明書 • 37 本編 「For」が表示されたあと、「n Y」(no/yes)が表示されます。 この操作をキャンセルする場合は、[−]ボタンを押します。 NOTE ソング録音(35ページ)や
USBフラッシュメモリーを使う 楽器に録音したユーザーソングをUSBフラッシュメモリーにコピーする この楽器に保存されているユーザーソングをUSBフラッシュメモリーにコピーします。コピーしたソングは、 USBフラッシュメモリー内の「USER FILES」フォルダーにユーザーソングとして保存され、自動的に 「USERSONG**.MID」(**は数字)というファイル名が付けられます。 トゥーデバイス 1 USBフラッシュメモリーを[USB TO DEVICE]端子に接続します。 2 コピーしたい楽器内のユーザーソングを選びます。 本編 詳しくは、31ページをご覧ください。 3 ファンクション プレイ ストップ [FUNCTION]ボタンを押したまま[PLAY/STOP]ボタンを押しま す。 画面に「SAu」が表示されたあと、コピー先となる空いているユーザーソング内で最も 小さいソング番号(例:「S.00」)が表示されます。 SAu S.00 (例: 「S.
USBフラッシュメモリーを使う ソングを削除する ユーザーソングを削除できます。 トゥーデバイス 1 必要に応じて、USBフラッシュメモリーを[USB TO DEVICE]端子 へ接続します。 2 削除するソングを選びます。 NOTE 手順3を実行するとソング再生がで きなくなります。削除したいソング の確認再生は、手順3へ進む前に済 ませてください。 ソングの選択方法は、32ページをご覧ください。 ファンクション レコード [FUNCTION]ボタンを押したまま[RECORD]ボタンを押します。 本編 3 「dEL」が表示されたあと、「n Y」(no/yes)が表示されます。 ソングの削除をキャンセルする場合は、[−]ボタンを押します。 4 [+]ボタンを押して削除操作を実行します。 画面に「-」が流れ、削除の実行中を示します。削除が終わると、 「End」が表示されま す。 NOTE コンピューターを使って楽器に保存 した外部ソングは、この方法では削 除できません。コンピューターを 使って削除してください。 注記 「-」が流れて表示されているときは、電源を切ったり、USBフラ
バックアップデータと楽器の初期化 バックアップデータ 下記のデータは、楽器の内部メモリーに自動的に保存されます。これをバックアップデータといいます。バッ クアップデータと、内部メモリーに保存されたユーザーソングや外部ソングは、電源を切っても記憶されてい ます。 本編 • • • • • • • • • 文字種 ..........................................................................................................................33ページ チューニング ..............................................................................................................29ページ インテリジェント・アコースティック・コントロール(IAC) オン/オフ ..........17ページ インテリジェント・アコースティック・コントロール(IAC)のかかり具合........
他の機器と接続する 注意 外部のオーディオ機器と接続するときは、すべての機器の電源を切った上で行なってください。また、電源を入れたり切ったりする 前に、必ず機器のボリュームを最小(0)にしてください。感電、聴力障害または機器の損傷のおそれがあります。 端子の位置については、10ページの「各部の名前」をご覧ください。 イン アウト 楽器本体のスピーカーから携帯音楽プレーヤーの音を出す―[AUX IN]端子 楽器の[AUX IN]端子と、携帯音楽プレーヤーなどのオーディオ機器のヘッドフォン端子を接続すると、楽器本体のスピー カーから携帯音楽プレーヤーの音を鳴すことができます。 注記 外部機器の損傷を防ぐため、外部機器の音を楽器本体から出力するときは、最初に外部機器、次に 楽器本体の順に電源を入れてください。電源を切るときは、最初に楽器本体、次に外部機器の順 に、行なってください。 楽器本体 携帯音楽プレーヤー NOTE オーディオ接続ケーブルおよび変換 プラグは、抵抗のないものをお使い ください。 NOTE [AUX IN]端子から入力した音は、 左右のスピーカーから発音します。 中央と奥のスピーカーから
他の機器と接続する アウト 楽器の音を外部スピーカーから鳴らす―AUX OUT [L/L+R][R]端子(アンバランスド) アンプ内蔵スピーカーなどを接続して、より大きな音を出すことができます。 楽器本体 アンプ内蔵スピーカー NOTE オーディオ接続ケーブルおよび変換 プラグは抵抗のないものをお使いく ださい。 NOTE モノラル出力には、AUX OUT [L/ L+R]端子をご使用ください。 AUX OUT AUX IN フォーンプラグ (標準) フォーンプラグ (標準) 本編 オーディオ接続ケーブル NOTE ヘッドフォンを接続して、AUX OUT [L/L+R][R]端子の出力音をモ ニターする場合は、バイノーラルサ ンプリング/ステレオフォニックオ プティマイザーをオフにすることを おすすめします。詳しくは18ペー ジをご覧ください。 音の信号 注記 • 外部機器の損傷を防ぐため、楽器本体の音を外部機器に出力するときは、最初に楽器本体、次に 外部機器の順に電源を入れてください。電源を切るときは、最初に外部機器、次に楽器本体の順 に行なってください。オートパワーオフ機能(16ペ
他の機器と接続する アウト アウトプット ●AUX OUT [L/L+R][R]端子 / OUTPUT [L][R]端子から出力する音量を一定に する(AUX OUT/OUTPUT音量フィックス) AUX OUT [L/L+R][R]端子とOUTPUT [L][R]端子から出力する音量を、楽器の マスターボリューム [MASTER VOLUME] に連動させず一定にする(オン)か、楽器の[MASTER VOLUME] に連動させる(オフ)か、を設定できます。 ファンクション [FUNCTION]ボタンを押したままD6鍵盤を押してAUX OUT/OUTPUT音量フィック スのオン/オフを切り替えます。 右端の鍵盤(C7) 画面 説明 On(オン) 出力音の音量は、楽器の[MASTER VOLUME]とは連動せず一定に固定されます。 OFF(オフ) 本編 D6 初期設定:OFF(オフ) 出力音の音量は、楽器の[MASTER VOLUME]に連動します。 トゥーホスト コンピューターと接続する―[USB TO HOST]端子 USBケーブルを使ってこの楽器の[USB TO HOST]
他の機器と接続する ミディ イン アウト 外部MIDI機器と接続する―MIDI [IN][OUT]端子 MIDI(Musical Instrument Digital Interface)とは、MIDI端子を備えたMIDI機 器(電子楽器など)間や、MIDI機器とコンピューター間で演奏データや命令を送受 信しあうための、各種送受信データ様式についての統一規格です。 MIDI機器間(またはMIDI機器とコンピューター間)でMIDIデータを送受信するこ とにより、電子楽器から外部MIDI機器の演奏をコントロールしたり、外部の MIDI機器やコンピューターから電子楽器をコントロールしたりできます。 本編 MIDIデータを受信する 端子です。 MIDIデータを送信する 端子です。 NOTE MIDI機器を接続するには、専用の MIDIケーブルをご用意ください。 NOTE 機種ごとに扱えるMIDIデータが同じ ではないため、接続しているMIDI機 器間で共通に扱えるデータだけが送 受信できます。共通に扱えるデータ は、ウェブサイト(2ページ)上の 「MIDIリファレンス」の「MIDIイン プリメンテーシ
他の機器と接続する ローカルコントロールオン/オフ 通常、この楽器で鍵盤を弾いたり、MIDIソングデータを再生したりすると、本体内部の音源から音が出ます。この状態を 「ローカルコントロールオン」と呼びます。この楽器での演奏データを外部のMIDI機器へ送信して、楽器からは音を出したく ない場合は、「ローカルコントロールをオフ」にします。 初期設定:On(オン) ●ローカルコントロールのオン/オフ切り替え ファンクション [FUNCTION]ボタンを押したままC6鍵盤を押します。C6鍵盤を押すたびにローカルコン トロールオン/オフが切り替わります。 本編 C6 右端の鍵盤(C7) N3X 取扱説明書 • 45
資料 メッセージ一覧 メッセージ 内容 CLr 楽器の初期化が完了しました。 con 楽器をコンピューターと接続してミュージックソフトダウンローダーを使用しています。このメッセージ が表示されているときは、楽器の操作ができません。 文字種の設定(33ページ)が、選択しようとしているソングのファイル名に合っていません。文字種を切 り替えてください。 E01 この楽器では対応していないデータ形式です。または、データに問題があるため選択できません。 USBフラッシュメモリーが見つかりません。または、USBフラッシュメモリーに異常が発生しました。 USBフラッシュメモリーを接続し直してから、操作を実行してください。ほかに問題がないのに、この メッセージが繰り返し表示される場合は、USBフラッシュメモリーが壊れている可能性があります。 E02 USBフラッシュメモリーにプロテクトがかかっています。 E03 USBフラッシュメモリーの空き容量が不足しています。またはファイルやフォルダーの数が制限を超え ました。 E04 オーディオソングの再生/録音に失敗しました。録音や削除を繰り返し行なったU
困ったときは 現象 考えられる原因 解決法 本体の電源が入らな い。 電源プラグが差し込まれていません(本体側と コンセント側)。 電源プラグを本体と家庭用(AC100V)コンセン トに、確実に差し込んでください(14ページ)。 電源を入れたとき、ま たは切ったとき、 「カ チッ」と音がする。 電気が流れたためです。 異常ではありません。 電源が勝手に切れる。 オートパワーオフ機能が働いたためです。 オートパワーオフの設定を変更してください (16ページ)。 本体の近くで携帯電話を使っています(または 呼び出し音が鳴っています)。 本体の近くでは、携帯電話の電源を切ってくだ さい。本体の近くで携帯電話を使ったり、呼び 出し音が鳴ったりすると、雑音が出る場合があ ります。 iPad、iPhone、iPod touchのアプリケー ションと楽器を一緒に使っています。 通信によるノイズを避けるためiPad、 iPhone、iPod touchの機内モードをオンにし てお使いいただくことをおすすめします。 音量が下がっています。 [MASTER VOLUME]つまみを回して音量を上
プリセットソングリスト 画面 曲名 作曲者 P.01 幻想的小品集 前奏曲 S. ラフマニノフ P.02 おとめの願い (6つのポーランドの歌より) F. リスト P.03 ピアノ ソナタ 第14番「月光」第1楽章 op.27-2 L. v. ベートーヴェン P.04 ピアノ ソナタ 第5番 第1楽章 K.283 W. A. モーツァルト P.05 夜想曲 第1番 op.9-1 F. F. ショパン P.06 ソナタ K.380, L.23 D. スカルラッティ P.07 ワルツ 第10番 op.69-2 F. F. ショパン P.08 ゴルトベルク変奏曲 アリア BWV.988 J. S. バッハ P.09 幻想即興曲 F. F. ショパン P.10 月の光 C. A.
組み立て方 組み立てや解体、お引越しの際は、AvantGrandの正規取扱店にご依頼ください。 注意 • 部品をまちがえたり、向きをまちがえないように注意して、手順どおりに組み立ててください。 • 組み立ては、必ず3人以上で行なってください。 • ネジは付属の指定サイズ以外のものは使用しないでください。サイズの違うネジを使用すると、製品の破損や故障の原因になること があります。 • ネジは各ユニット固定後、ゆるみがないようきつく締め直してください。 • 解体するときは、組み立てと逆の手順で行なってください。 ネジのサイズに合ったプラス(+)のドライバーを用意して ください。 1 注意 本体を逆さに置かないでください。 1-2 上下の向きに注意して、大きい箱を立てます。 部品を箱から取り出します。 1-1 小さい箱から以下の部品を取り出します。 脚 ボルト(17本) 資料 前(左) 後ろ 前(右) ペダル ネジ(4本) ここが下になるように ペダル支持棒(2本) 電源コード コードホルダー (3個) スパナ (ボルトを締めるとき に使います。) 1-3 紐を切ります。 1-4
組み立て方 2 右の前脚と後ろ脚をボルトでしっかり締めて 固定します。 5 本体を支えながら、左前脚をボルトで固定し ます。 ×6 ×6 ×5 注意 操作パネルを持たないようご注意ください。操作パネルに 強い力を加えると、破損するおそれがあります。 注意 本体を上図のように立てた状態では不安定なため、倒れな いように十分ご注意ください。 3 6 ペダル支持棒を取り付けます。 ペダル支持棒を本体底面にあるネジ穴にネジで固定し ます。 毛布を左下の角に置きます。 資料 7 ペダルを取り付けます。 ペダル支持棒をペダルボックスの穴にしっかりと差し 込み、ペダルのネジを締めて本体に固定します。 4 本体を起こします。 50 • N3X 取扱説明書
組み立て方 8 ペダルコードを接続します。 8-1 ペダルコードがコードホルダーに留めてあること を確認します。 8-2 ペダルコードのプラグをペダル端子に差し込みま す。 9 電源コードを接続します。 イン 9-1 電源コードのプラグを[AC IN]端子に差し込みま す。 9-2 コードホルダーを貼り付け、電源コードを固定し ます。 [AC IN]端子 (10ページ) (本体正面から 見て左側底面) 注意 使用中に本体がきしむ、横ゆれする、ぐらぐらするなどの 症状がでたら、組み立て図に従って各部のネジを締め直し てください。 組み立て後、必ず以下の点をチェックしてください。 部品が余っていませんか? → 組み立て手順を再確認してください。 部屋のドアなどが楽器にあたりませんか? → 楽器を移動してください。 楽器がぐらぐらしませんか? → ネジを確実に締めてください。 ペダルコード、電源コードのプラグが、確実に本体に差し込まれていますか? → 確認してください。 ペダルを踏んだときにぐらつきませんか? → ペダル支持棒のネジをいったん緩め、支持棒をペダル側に押しながらネジを締め 直してください
仕様 品名 サイズ/質量 操作子 本体 音源/音色 効果 資料 録音/再生 (MIDIソング) 録音/再生 (オーディオソング) ファンクション メモリー / 接続端子 音響 電源 幅 高さ [屋根を開けた場合] 奥行き 質量 鍵盤数 鍵盤種 (白鍵) 鍵盤 鍵盤種 (黒鍵) タッチ感度 ハンマー部 センサー 鍵盤部 ペダル数 ペダル ペダル機能 ペダル機構 タクタイル・レスポンスシステム (TRS) 鍵盤蓋 譜面立て ピアノ音 音源 バイノーラルサンプリング バーチャル・レゾナンス・モデリング (VRM) ピアノ音源の効果 キーオフサンプリング スムースリリース 発音数 最大同時発音数 プリセット 音色数 リバーブ ブリリアンス タイプ インテリジェント・アコースティック・ コントロール (IAC) ステレオフォニックオプティマイザー プリセット 内蔵曲数 曲数 録音 トラック数 データ容量 再生 フォーマット 録音 録音時間 (最大) 再生 フォーマット 録音 メトロノーム テンポ トランスポーズ 全体設定 チューニング スケール (音律) 内蔵メモリー メモリー 外付けメモリー
索引 A ア チ AUX IN .............................................. 41 AUX OUT ......................................... 42 アフターサービス.............................. 55 安全上のご注意..................................... 4 チューニング ..................................... 29 調律 ........................................................ 8 H イ ツ Hz(ヘルツ)......................................... 29 インテリジェント・アコースティック・ コントロール(IAC) ....................... 17 突上棒 ................................................. 13 オ デモ曲 ..
5 E1 G0 6 F1 8 G1 19 F#2 A1 B1 C2 D2 E2 F2 3 C2 5 D2 7 6 8 -3 A0 C0 B0 -1 C1 0 D1 +2 B1 2 C2 3 D2 5 4 D2 1 C2 +1 +3 B1 ⁄2 音の明るさ A1 -2 オン/ オフ E2 9 19 F#2 F2 10 E2 -6 -5 -4 C3 C3 5 E3 A2 -3 -2 B2 -1 C3 0 6 +6 F#3 F3 D3 E3 F3 +2 +4 +5 +1 +3 C#3 D#3 ⁄3 トランスポーズ D3 3 C4 ⁄4 ベース音 C4 C D4 D C# Eb C#4 D#4 E4 E F4 F G4 G B4 -1 A4 A B4 B G#4 A#4 F# Ab Bb F#4 -10 2 4 C5 2 C5 1 D5 3 4 E5 5 D6 3 C7 C7 C7 音量フィック
保証とアフターサービス サービスのご依頼、お問い合わせは、お買い上げ店、またはヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。 ● 保証書 ● 補修用性能部品の最低保有期間 本機には保証書がついています。 製品の機能を維持するために必要な部品の最低保有期間 保証書は販売店がお渡ししますので、必ず「販売店印・お 買い上げ日」などの記入をお確かめのうえ、大切に保管し は、製造打切後8年です。 ● 修理のご依頼 てください。 まず本書の「困ったときは」をよくお読みのうえ、もう一 ● 保証期間 度お調べください。 保証書をご覧ください。 それでも異常があるときは、お買い上げの販売店、または ヤマハ修理ご相談センターへ修理をお申し付けください。 ● 保証期間中の修理 保証書記載内容に基づいて修理いたします。詳しくは保証 ● 製品の状態は詳しく 書をご覧ください。 修理をご依頼いただくときは、製品名、モデル名などとあ わせて、故障の状態をできるだけ詳しくお知らせくださ ● 保証期間経過後の修理 い。 修理すれば使用できる場合は、ご希望により有料にて修理 させていただきます。 有寿命部品につ
◆AvantGrandの仕様や取り扱いに関するお問い合わせ ご購入の特約店または下記ヤマハお客様コミュニケーションセンターへお問い合わせください。 お客様コミュニケーションセンター 電子ピアノ・キーボードご相談窓口 ナビダイヤル(全国共通番号) 0570-006-808 ※固定電話は、全国市内通話料金でご利用いただけます。 通話料金は音声案内で確認できます。 上記番号でつながらない場合は TEL 053-460-5272へおかけください。 ●受付:月曜日〜金曜日 10:00〜17:00 (土曜、日曜、祝日およびセンター指定の休日を除く) http://jp.yamaha.com/support/ ウェブサイトのご案内 ヤマハ株式会社ホームページ ヤマハ ピアノ・鍵盤楽器サイト ヤマハ ダウンロード ヤマハミュージックデータショップ ヤマハ株式会社 〒430-8650 http://jp.yamaha.com/ http://jp.yamaha.com/piano/ http://download.yamaha.com/jp/ http://yamahamusicdata.