準 備 編 本 編 付 取扱説明書 録 はじめに このたびは、ヤマハ電子キーボードをお買い上げいただきまして、誠にありがとうございます。この楽器の優れた機能を十分に生か して演奏をお楽しみいただくため、本書をお読みください。また、お読みになったあとも、いつでもご覧になれるところに大切に保 管してください。 取扱説明書について 取扱説明書は、以下のように構成されています。 ■冊子マニュアル 取扱説明書(本書) この楽器の機能や使い方を説明しています。 ご使用の前には、3〜6ページの「安全上のご注意」をよくお読みください。 クイックオペレーションガイド(別紙) ボタンや鍵盤に割り当てられた機能の操作が、一目でわかるよう、説明しています。早見表としてご利用ください。 ■電子マニュアル インターネット上のヤマハマニュアルライブラリーからご覧いただけます。 インターネットに接続して以下のウェブサイトを開き、「モデル名から検索」テキストボックスにモデル名(「NP-31」など)を入力して「検索」ボタン をクリックします。 ヤマハマニュアルライブラリー http://www.yamaha.co.
もくじ 付属品(お確かめください) ............................................. 2 安全上のご注意................................................................ 3 準備編 7 電源の準備........................................................................ 7 ヘッドフォン/外部スピーカーを使う........................... 8 フットスイッチ/フットペダルを接続する ................... 8 電源を入れる.................................................................... 8 オートパワーオフ機能 .................................................... 8 譜面立てを使う.............................................
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様やほかの方々への危害や財産への損 害を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。 お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたしま す。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■ 記号表示について この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。 「ご注意ください」 という注意喚起を示します。 〜しないでくださいという 「禁止」を示します。 「必ず実行」 してくださいという強制を示します。 ■「警告」と「注意」について 以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示す るために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。 警告 この表示の欄は、 「死亡す る可能性または重傷を負 う可 能 性が想 定される」 内容です。 注意 この表示の欄は、 「傷害を 負う可能性または物的損 害が発生す
分解禁止 乾電池を火の中に入れない。 破裂するおそれがあります。 この製品の内部を開けたり、内部の部品を分解 したり改造したりしない。 禁止 禁止 感電や火災、けが、または故障の原因になります。 使い切りタイプの乾電池は、充電しない。 充電すると液漏れや破裂の原因になります。 禁止 乾電池は子供の手の届くところに置かない。 禁止 水に注意 乾電池が液漏れした場合は、漏れた液に触れな 本体の上に花瓶や薬品など液体の入ったものを 置かない。また、浴室や雨天時の屋外など湿気 禁止 い。 禁止 の多いところで使用しない。 内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または故 障の原因になります。入った場合は、すぐに電源スイッ チを切り、電源プラグをコンセントから抜いた上で、 お買い上げの販売店または巻末のヤマハ修理ご相談セ ンターに点検をご依頼ください。 失明や化学やけどなどのおそれがあります。万一液が 目や口に入ったり皮膚についたりした場合は、すぐに 水で洗い流し、医師にご相談ください。 乾電池はすべて+ / −の極性表示どおりに正し く入れる。 必ず実行 ぬれた手で電源プラグを抜き差しし
注意 電源 / 電源アダプター 接続 たこ足配線をしない。 すべての機器の電源を切った上で、ほかの機器 音質が劣化したり、コンセント部が異常発熱して火災 の原因になることがあります。 と接続する。また、電源を入れたり切ったりす 禁止 必ず実行 電源プラグを抜くときは、電源コードを持たず 電源コードが破損して、感電や火災の原因になること があります。 感電、聴力障害または機器の損傷の原因になります。 演奏を始める前に機器のボリュームを最小に に、必ず電源プラグを持って引き抜く。 必ず実行 る前に、機器のボリュームを最小にする。 必ず実行 し、演奏しながら徐々にボリュームを上げて、 適切な音量にする。 聴力障害または機器の損傷の原因になります。 取り扱い 本体のすき間に手や指を入れない。 お客様がけがをするおそれがあります。 長期間使用しないときや落雷のおそれがあると 禁止 きは、必ずコンセントから電源プラグを抜く。 必ず実行 感電や火災、故障の原因になることがあります。 パネル、鍵盤のすき間から金属や紙片などの異 物を入れない。 設置 禁止 不安定な場所に置かない。
● 不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。 使用後は、必ず電源スイッチを切りましょう。 電源スイッチを切った状態(電源スイッチがスタンバイの状態)でも微電流が流れています。スタンバイ時の消費電力は、最小限の値で設 計されています。この製品を長時間使用しないときは必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。 使用済みの乾電池は、各自治体で決められたルールに従って廃棄しましょう。 注記(ご使用上の注意) 製品の故障や損傷、データの損失を防ぐため、以下の内容をお守りください。 ■ 製品の取り扱い/お手入れに関する注意 • テレビやラジオ、ステレオ、携帯電話など他の電気製品の近くで使用しないでください。楽器本体またはテレビやラ ジオなどに雑音が生じる原因になります。 • 楽器をテレビやパソコン画面に近づけないでください。画面の色が変わることがあります。 • 直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストーブの近くなど極端に温度が高くなるところ、逆に温度が極端に低 いところ、また、ほこりや振動の多いところで使用しないでください。本体のパネルが変形したり、内部の部品が故 障したり、動作が不安定にな
ご使用前の準備 電源を入れる前に必要な準備について説明します。 準備編 電源の準備 準備編 この楽器は電源として電源アダプターか乾電池をご使用になれますが、基本的には電源アダプターをご使用になること をおすすめします。 ■ 家庭用コンセントから電源をとるときは 1 本体の電源が切れている([ ](スタンバイ/オン)ス イッチ隣のランプが消えている)ことを確認してくだ さい。 警告 • 電源アダプターをご使用になる場合は、付属のアダプ ター (22ページ)をご使用ください。他の電源アダプター の使用は故障、発熱、発火などの原因になります。この ような場合は、保証期間内でも保証いたしかねる場合が ございますので、充分にご注意ください。 2 アダプターのDCプラグをリアパネルのDC IN端子に 差し込みます。 3 アダプターのACプラグを家庭用(AC100V)コンセン トに差し込みます。 注意 • 長時間使用しないときや落雷のおそれがあるときは、必 ずコンセントから電源プラグを抜いてください。感電や 火災、故障の原因になることがあります。 乾電池はお早めにお取りかえいただくことをおすすめし ます。電
ご使用前の準備 以下の外部機器の接続は必要に応じて、電源を入れる前に行ないます。 ヘッドフォン/外部スピーカーを使う 電源を入れる 準備編 [MASTER VOLUME](マスターボリューム)ダイアルを 左に回し、音量を最小にしておいてから、[ ](スタン バイ/オン)スイッチを押して電源を入れます。 電源を切るときは、もう一度[ ](スタンバイ/オン)ス イッチを押します(1秒)。 別売のヘッドフォン(ステレオ標準プラグ)を[PHONES/ OUTPUT]端子に接続します。 [PHONES/OUTPUT]端子は外部出力端子にもなりま す。[PHONES/OUTPUT]端子とキーボードアンプ、ス テレオ、ミキシングコンソール、テープレコーダーなど 外部オーディオ機器の入力端子を接続すれば、楽器の演 奏を外部機器で鳴らしたり録音したりできます。 ヘッドフォンや外部オーディオ機器を接続すると、自動 的に本体のスピーカーから音が出なくなります。 音量は鍵盤を弾いて確かめながら、徐々に上げてくださ い。 注意 注意 • 大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しないでください。 聴覚障害の原因になります。
各部の名前と機能 !0 !1 i o 準備編 上図は背面から見た イラストです。 C1 上図は背面から見た イラストです。 C2 C3 C4 C5 C6 NP-11 q w e これはNP-31の イラストです。 r t u y マスターボリューム バリエーション q [MASTER VOLUME]ダイアル ......................8ページ 音量を調節します。 u [VARIATION]ボタン .................................... 10ページ 音色ボタンとともに、音色を選ぶときに使います。 w [ ](スタンバイ/オン)スイッチ......................8ページ 電源のスタンバイ/オンを切り替えます。 i [SUSTAIN]端子 ............................................... 8ページ 別売のフットスイッチFC5、FC4やフットペダル FC3を使用できます。 サステイン デモ e [DEMO]ボタン................
音色を楽しむ 本編 音色を選ぶ 1 音色ボタンを押して、音色を選ぶ 音色の特徴をつかむには 音色ごとのデモ曲を聞いてみて ください。(12ページ) 音色=楽器音 本 各音色ボタンには2つの音色が割り当てられていて、[VARIATION]ボタンを押す ごとに、音色が切り替わります。たとえば、[GRAND PIANO]ボタンを押した場 合、[VARIATION]ランプの消灯時はグランドピアノ1が、点灯時はグランドピア ノ2が選ばれていることになります。 ボタン名 音色名 編 グランドピアノ1 フルコンサートグランドピアノからサンプリングしま した。クラシックはもちろん、どんなジャンルのピア ノ曲にも合います。 VARIATION グランドピアノ2 明るい響きを持ったクリアなピアノの音です。ポピュ ラー音楽に最適です。 E.
音色を楽しむ 2つの音色を重ねる(デュアル) 音色を重ねる機能をデュアルといいます。重ねて鳴らすことにより厚みのある音を作り出せます。 1 2つの音色ボタンを同時に押して、デュアルに入る 選んだ2つの音色のうち、左側のボタンに割り当てられた音色を第1音色、右側の ボタンに割り当てられた音色を第2音色と呼びます。 VARIATIONの音色の割り当て については、「音色を選ぶ」(10 ページ)をご参照ください。 編 2 デュアルのときのリバーブ 第1音色のリバーブの種類が、 優先されます。第1音色のリ バーブがオフの時は、第2音色 に設定されているリバーブの種 類になります。 本 デュアルのときのVARIATION VARIATIONの音色を選んだ後に、2つの音色ボタンを同時に押します。どちらか の音色がVARIATIONの場合、[VARIATION]ランプが点灯します。 [VARIATION]ボタンを押すと、両音色ともVARIATIONのオン/オフが切り替わ ります。 1つの音色ボタンの2音色(例: ストリングスとビブラフォン)で はデュアルはできません。 デュアルを抜けるときは音色ボタ
音色デモ曲を聞く この楽器には、音色ごとに1曲ずつデモ曲が入っています。聞いてみましょう。 1 デモ [DEMO]ボタンを押したまま、聞きたい音色のボタンを押す デモ曲が再生されます。続いて各音色に割り当てられたデモ曲が順番に再生されま す。 音色の特徴をつかむには 「音色を選ぶ」(10ページ)をご 覧ください。 音色デモ曲はMIDI送信されませ ん。 [DEMO]ボタンのみを押した場 合は、グランドピアノ1のデモ 曲から再生されます。 VARIATION音色のデモ曲の再 生中は、VARIATIONランプが 点灯します。 本 音色デモ曲を切り替える 編 デモ曲の再生中に別の音色ボタンを押すと、そのボタンに割り当てられた音色のデ モ曲に切り替わります。また、[VARIATION]ボタンを押すごとに、それぞれの音 色のデモ曲に切り替わります。 ●音色デモ曲 音色名 曲名 作曲者 ハープシコード1 ガボット J.S.バッハ ハープシコード2 インベンション第1番 J.S.
ピアノデモ曲を聞く この楽器には、音色デモ曲のほかに10曲のピアノデモ曲が入っています。鳴らしてみましょう。 1 デモ [DEMO]ボタンを押したまま、1〜10(C#1〜A#1)のどれか を押して、ピアノデモ曲を選ぶ 1〜10の鍵盤には10曲のピアノ曲が割り当てられています(下記参照)。 ピアノデモ曲の再生がスタートし、選んだ曲から番号順にピアノデモ曲が連続して 再生されます。 NP-31 再生に合わせて、自分で鍵盤を 弾くこともできます。音色も変 えられます。 新しい曲を選んだり、連続再生 で新しい曲がスタートすると、 その曲に合ったリバーブ(16 ページ)が自動的に選ばれます。 NP-11 C#1 C1 再生中のピアノ曲のテンポを変 更できます。「テンポの設定」に ついては14ページをご覧くだ さい。 A#1 C2 本 編 C#1 A#1 ●ピアノデモ曲 NP-31 No. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 曲名 メヌエットト長調BWV.Anh.114 トルコ行進曲 (ピアノ ソナタ 第11番 K.
メトロノームを使う この楽器は、メトロノーム(ピアノの練習でよく使われる正確なテンポを刻む道具)を備えています。ご使用ください。 メトロノーム オン / オフ メトロノーム オン / オフ 1 [METRONOME ON/OFF]ボタンを 押して、メトロノームを鳴らす 2 [METRONOME ON/OFF]ボタンを 押して、メトロノームを止める 拍子の設定 本 [METRONOME ON/OFF]ボタンを押したまま、BEAT [<]または[>]ボタンを押 して、0および2〜6の範囲で拍子を設定します。 初期設定は、拍子なしで、すべてクリック音が鳴ります。 BEAT [<]と[>]ボタンを同時に押すと、初期設定の拍子なしに戻ります。 編 鍵盤を使って、拍子を設定することもできます。 [METRONOME ON/OFF]ボタンを押したまま、C3〜F3鍵盤のどれかを押しま す。 NP-31 NP-11 C1 C2 C3 初期設定とは 本書では、初めて電源を入れた ときの設定のことを「初期設定」 と呼んでいます。 鍵盤 拍子 C3 0 C#3 2 D3 3 D#3
メトロノームを使う また、[METRONOME ON/OFF]ボタンを押したまま、下記の鍵盤を押して、テ ンポを1または10ずつ上げ下げすることができます。 テンポを1ずつ上げる [METRONOME ON/OFF]ボタンを押したまま、F#2鍵盤を押します。 テンポを1ずつ下げる [METRONOME ON/OFF]ボタンを押したまま、E2鍵盤を押します。 テンポを10ずつ上げる [METRONOME ON/OFF]ボタンを押したまま、G2鍵盤を押します。 テンポを10ずつ下げる [METRONOME ON/OFF]ボタンを押したまま、D#2鍵盤を押します。 テンポを初期設定に戻す [METRONOME ON/OFF]ボタンを押したまま、F2鍵盤を押します。 本 D#2(-10) F#2(+1) NP-31 NP-11 編 C2 E2(-1) G2(+10) C3 F2( 初期設定 ) C1 テンポを数値入力する C1〜A1の鍵盤には、それぞれ0〜9の数字が割り当てられています(下記参照)。 [METRONOME ON/OFF]ボタンを押したまま、0(C1)〜9(A1)の鍵盤を押して、 テンポ
各種の設定をする 音に残響を付ける(リバーブ) コンサートホールやライブハウスで演奏しているような残響効果を付けます。以下の4種類の中から設定できます。ま た、その深さ(かかり具合)を変えられます。 鍵盤 リバーブの種類 説明 C2 ルーム 部屋の中にいるような響きになります。 C#2 ホール1 小さいコンサートホールにいるような響きになります。 D2 ホール2 大きいコンサートホールにいるような響きになります。 D#2 ステージ ステージにいるような響きになります。 オフ リバーブはかかりません。 E2 リバーブの種類の設定 本 [VARIATION]ボタンを押したまま、C2〜E2鍵盤のどれかを押します。 NP-31 NP-11 編 C1 初期設定: 音色を切り替えると、その音色 に最適なリバーブの種類(オフも 含む)や深さが自動的に設定され ます。 C2 E2 リバーブの深さの設定 [VARIATION]ボタンを押したまま、C1〜A#1鍵盤のどれかを押します。 NP-31 NP-11 C1 (0) A#1(10) B1 C2 右側の鍵盤ほどリバーブの
各種の設定をする キー (調)を変える(トランスポーズ) トランスポーズは、曲全体の音の高さを上げたり下げたりしてキー (調)を変える機能です。弾く鍵盤を変えずに、ほか の楽器や歌う人の声の高さにキー (調)を合わせることができます。半音単位でトランスポーズを設定できます。たとえ ばトランスポーズを「+5」に設定すると、「ド」の鍵盤を弾いたときに「ファ」の音が出ることになり、「ハ長調」の弾 きかたで「ヘ長調」の演奏になります。 トランスポーズの設定 [DEMO]ボタンを押したまま、[METRONOME ON/OFF]ボタンを押し、その状 態でF#2〜F#3鍵盤のどれかを押します。 NP-31 F#2 NP-11 C3 F#3 本 C1 C2 -6 -4 -2 +1 +3 +6 編 -5 -3 -1 0 +2 +4 +5 C3鍵盤を押すと標準の音の高さになります。F#2〜B2鍵盤を押すと半音単位で キーが下がり、C#3〜F#3鍵盤を押すと半音単位でキーが上がります。 トランスポーズ量 F#2:−6半音 C3 :標準の音の高さ F#3:+6半音 音の高さの微調整(チューニング) 楽
各種の設定をする タッチ感度を変える 鍵盤を弾く強さに対して鳴る音の音量を設定します。以下の4段階に設定できます。 鍵盤 タッチ感度 説明 A5 フィックスト タッチによる音の強弱は付かず、一定の音量が出ます。 A#5 ソフト 軽いタッチで大きい音を出すことができます。 B5 ミディアム 標準的なタッチです。 C6 ハード 強いタッチで弾かないと大きい音が出にくい設定です。 タッチ感度の設定 [VARIATION]ボタンを押したまま、A5〜C6の鍵盤を押します。 本 NP-31 NP-11 編 A5 C6 鍵盤の重さ自体は変わりません。 パイプオルガン1、2、ハープシ コード1、2の音色ではタッチ 感度による音の強弱はつきませ ん。 初期設定:ミディアム(B5) オートパワーオフ機能を解除する 無駄な電力消費を防ぐため、この楽器を操作しない状態で30分が経過すると、自動的に電源が切れます。これをオート パワーオフ機能といいます。 オートパワーオフ機能を使用したくない場合は、次の操作で設定を変更してください。 いったん楽器の電源を切ります。左端の鍵盤を押したまま、楽
ミディ MIDI 機器の接続 MIDI端子に、ほかの楽器やコンピューターを接続して、データを送受信することにより音楽の幅を広げることができま す。 ミディ MIDI 端子と接続する MIDI [IN]、[OUT]端子 MIDI接続専用のケーブルを使って外部MIDI機器と接続す る端子です。 本 MIDIについて MIDI (Musical Instrument Digital Interface)とは、MIDI端子を備えたMIDI機器間 や、MIDI機器とコンピューター間で演奏データや命令を送受信しあうための、各種送受 信データ様式についての統一規格です。MIDI機器間(MIDI機器とコンピューター間)で MIDIデータを送受信することにより、この楽器から外部のMIDI機器の演奏をコント ロールしたり、外部のMIDI機器やコンピューターからこの楽器をコントロールしたりす ることができます。 MIDI機器の中でも、機種ごとに 送受信できるMIDIデータの内容 が同じではないため、接続して いるMIDI機器間で共通に扱える データや命令だけが送受信でき ることになります。 この楽器で扱えるMIDIデー
ミディ MIDI に関する設定 [DEMO]ボタンを押したまま、[METRONOME ON/OFF]ボタンを押し、その状態で下表に示した鍵盤を押すことによ り、各種のMIDI設定ができます。 鍵盤 設定値 初期設定 内容 MIDI送信チャンネルの設定 1〜16、 オフ チャンネル1 この楽器からMIDIデータを送信するときのチャンネルを設定します。 C4〜F5 MIDI受信チャンネルの設定 1〜16、 1+2、ALL ALL この楽器からMIDIデータを受信するときのチャンネルを設定します。 A#5 ローカルコントロールオン/ オフの設定 オン/オフ オン ローカルコントロールのオン/オフを切り替えます。 この楽器の音を鳴らさずにMIDI接続した外部の音源を鳴らしたいと きなどに、ローカルコントロールをオフにします。 B5 プログラムチェンジ送受信 オン/オフの設定 オン/オフ オン MIDIで送信側の楽器から受信側の楽器の音色切り替えを連動させる か(オン)、させないか(オフ)を切り替えます。 C6 コントロールチェンジ送受信 オン/オフの設定 オン/オ
困ったときは 現象 考えられる原因 解決法 電池が入っていません。または電 池が消耗しています。 新しいアルカリ電池と交換するか電源アダプターをご使用くだ さい。 本体の近くで携帯電話を使ってい ます(または呼び出し音が鳴って います)。 この楽器の近くでは、携帯電話の電源を切ってください。 本体の近くで携帯電話を使ったり、呼び出し音が鳴ったりする と、雑音が出る場合があります。 電池が消耗しています。 新しいアルカリ電池と交換するか電源アダプターをご使用くだ さい。 音量が下がっています。 [MASTER VOLUME]ダイアルを回して音量を上げてくださ い。 ヘッドフォンを接続しています。 ヘッドフォンのプラグを抜いてください。 ローカルコントロールがオフに なっています。 ローカルコントロールをオンにしてください(20ページ)。 電池が消耗しています。 新しいアルカリ電池と交換するか電源アダプターをご使用くだ さい。 音がひずむ。 マンガン電池を使っていません か? 新しいアルカリ電池と交換するか、電源アダプターを使用する か、音量を下げてください。 ペダルが効か
仕様 付録 項目 NP-31 幅 寸法 サイズ/質量 鍵盤 パネル 1,036mm 高さ 105mm 105mm 奥行き 259mm 259mm 質量 5.7kg 4.
索引 B コ D サ BEAT [<][>] (ビート)ボタン ............................................................. 9, 14 [DC IN]端子 .............................................................................. 7 [DEMO] (デモ)ボタン .................................9, 12, 13, 17, 18, 20 H Hz(ヘルツ) ............................................................................. 17 M [MASTER VOLUME] (マスターボリューム)ダイアル ........................... 8, 9, 10 [METRONOME ON/OFF] (メトロノームオン/オフ)ボタン .............................................
保証とアフターサービス サービスのご依頼、お問い合わせは、お買い上げ店、またはヤマ ハ修理ご相談センターにご連絡ください。 消耗部品の例 ボリュームコントロール、スイッチ、ランプ、リレー類、 接続端子、鍵盤機構部品、鍵盤接点など ● 保証書 本機には保証書がついています。 保証書は販売店がお渡ししますので、必ず「販売店印・お買い 上げ日」などの記入をお確かめのうえ、大切に保管してくださ い。 ● 補修用性能部品の最低保有期間 製品の機能を維持するために必要な部品の最低保有期間は、製 造打切後8年です。 ● 保証期間 お買い上げ日から1年間です。 ● 持込み修理のお願い まず本書の「困ったときは」をよくお読みのうえ、もう一度お 調べください。 それでも異常があるときは、お買い上げの販売店、または最寄 りの修理品お持ち込み窓口へ本機をご持参ください。 ● 保証期間中の修理 保証書記載内容に基づいて修理いたします。詳しくは保証書を ご覧ください。 ● 製品の状態は詳しく 修理をご依頼いただくときは、製品名、モデル名などとあわせ て、故障の状態をできるだけ詳しくお知らせください。 ● 保証期間経過後の