User Manual

MIDIに関する設定
NP-32/NP-12 MIDIリファレンス
3
MIDIで送信側の機器から受信側の機器の音色を切り替える情報をプログラムチェンジと言います。たとえばこの楽器からプログラムチェンジ
を送信するとMIDI接続した外部機器の音色を切り替えることができます。(この楽器のパネル上で音色を切り替えたときに、切り替えた音色
のプログラムチェンジナンバーが送信されます。)逆にMIDI接続した外部機器から送信されたプログラムチェンジをこの楽器が受信すると、
同時に受信しているMIDIの演奏データの音色が切り替わります。(このとき鍵盤での手弾き音色は切り替わりません。)
このプログラムチェンジの/受信ができたほうが便利な場合(MIDI接続した外部機器と音色切り替えを連動させたい場合)と、できないほ
うが便利な場合(MIDI接続した外部機器と音色切り替えを連動させたくない場合)があります。音色切り替えを連動させたい場合はオンに、
連動させたくない場合は、オフにします。
各音色のプログラムチェンジナ
ンバーについては「MIDIデータ
フォーマット」(4ページ)をご
覧ください。
初期設定:オン
[DEMO]ボタンを押したまま、[METRONOME]ボタンを押し、その状態でB5鍵盤を押します。B5
盤を押すたびにプログラムチェンジ送受信オン/オフが設定されます。
コントロールチェンジデータとは、MIDIデータのうち、演奏表現など(たとえば、サステインペダルの情報)に関するデータのことです
この楽器からコントロールチェンジを送信するとMIDI接続した外部機器の演奏をコントロールすることができます。(この楽器でサステイン
ペダルを操作したときなどにコントロールチェンジが送信されます。)逆にMIDI接続した外部機器から送信されたコントロールチェンジをこ
の楽器が受信すると、同時に受信しているMIDIの演奏データがそれに反応します。(このとき鍵盤での手弾き音は影響を受けません。)
このコントロールチェンジの送/受信ができたほうが便利な場合と、できないほうが便利な場合があります。送/受信ができたほうが便利な場
合はオンに、できないほうが便利な場合は、オフにします。
この楽器がコントロールチェン
ジとして扱える情報については
「MIDIデータフォーマット」(4
ページ)をご覧ください。
初期設定:オン
[DEMO]ボタンを押したまま、[METRONOME]ボタンを押し、その状態でC6鍵盤を押します。C6
盤を押すたびにコントロールチェンジ送受信オン/オフが設定されます。
プログラムチェンジ送受信オン/オフの設定
B5
NP-12
NP-32
コントロールチェンジ送受信オン/フの設定
C6
NP-12
NP-32