IN-CEILING SPEAKER シーリングスピーカー NS-IC400 取扱説明書 JA
本機を安全に正しくお使いいただくために、ご使用前にこの取扱説明書をよくお 読みください。 安全上のご注意(安全に正しくお使いいただくために) ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の 方々への危害や財産への損害を未然に防止するためのものです。必ずお守りくだ さい。 「ご注意ください」という注意喚起を示します。 「〜しないでください」という「禁止」を示します。 「必ず実行してください」という強制を示します。 警告 分解禁止 必ず実行 この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が死亡または重傷を負 う可能性が想定される内容を示しています。 分解・改造は厳禁。 火災や感電の原因になります。 修理・調整は販売店にご依頼ください。 取付け後は必ず安全性を確認する。 また、定期的に落下や転倒の可能性がないか安全点検を実施してください。 取り付け箇所、取り付け方法の不備による事故等の責任は、一切負いかねますの でご了承ください。 注意 この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が傷害を負う可能性が想定 される内容および物的損傷のみの発生が想定される内容を示しています。 不
スピーカーに断熱材、防音材などをかぶせて使用しない。 また、スピーカーは断熱材から離して設置してください。 禁止 機器を接続する場合は、接続する機器の電源を切る。 注意 電源を入れる前や、再生を始める前には、音量(ボリューム)を最小にする。 突然大きな音が出て、聴覚障害の原因になります。 必ず実行 音が歪んだ状態で長時間使用しない。 スピーカーが発熱し、火災の原因になります。 禁止 本機に乗ったり、寄りかかったりしない。 転倒・落下したり破損したりして、けがの原因となることがあります。 禁止 禁止 薬物厳禁 ベンジン・シンナー・合成洗剤等で外装をふかない。また接点復活剤を使用しない。 外装が傷んだり、部品が溶解することがあります。 目次 安全上のご注意.............................................................................................................2 目次 .............................................................
準備 同梱品 同梱品を確認してください。 スピーカーグリル × 2 スピーカー × 2 * スピーカーケーブルは付属しておりません。 切り抜きテンプレート × 1 取り付けに必要な道具 スピーカーを天井に取り付けるには、以下の道具をご用意ください。 * 取り付け面の材質に適した道具をお使いください。 鉛筆 ワイヤー ストリッパー 4 ドリル 安全ゴーグル プラスドライバー 回し挽き鋸 または電動ジグ ソーや他の専用 電動切削工具 強度のあるワイヤー ( 針金ハンガーなど ) または探知機 手袋
スピーカーの取り付け 取り付ける前に 天井にスピーカーを取り付ける前に、以下の推奨手順をご確認ください。 • 取り付けを開始する前に、この取扱説明書をよくお読みになり、各地域の建築基準 条例もご確認ください。 • スピーカーを取り付ける前に、設置場所までスピーカーケーブルを這わせてくださ い。 天井板厚と天井上のスペース • 取り付け位置の天井にジョイントや間柱がないことを、軽く叩いたりスタッドセン サーなどの探知機を使ったりして確認してください。 • 天井上に取り付け作業に必要な十分なスペースがあり、ダクトやパイプなどの障害 物がないことを確認してください。 • 取り付けに必要な天井板厚は、5 〜 30mm です。 直径 A φ 150 mm 直径 B φ 139 mm 奥行 C 86.5 mm 奥行 D 84 mm 奥行 E 79 mm 直径 F ( 天井開口寸法 ) φ 122 mm F A スピーカーグリル B D スピーカーグリルなし E C スピーカーグリルあり • シーリングスピーカーを取り付けるときは、スピーカーの質量 (0.
取り付け方法 以下の取り付け方法は、天井の材質が石こうボードの場合の推奨手順です。 1 スピーカーの取り付け位置に切り 抜きテンプレートを置いて固定し ます。 2 テンプレートの外周を鉛筆でト レースします。中央の穴が開いて いる箇所にも印を付けます。 3 中央の印の位置にドリルで下穴を 開けます。 警告 • ドリルや切削工具を使用するときは、 目を保護するために安全ゴーグルをか け、すべての安全上の注意を順守して ください。 4 360° 探知機を使って天井裏を確認してい ない場合は、取り付け位置の裏側の スペースをチェックするために、曲 げた強度のあるワイヤー ( 針金ハン ガーなど ) を下穴に挿入し、ゆっく りワイヤーを回して障害物が何もな いことを確認してください。 • もし何か障害物が見つかった場合は、 下穴を修復し、別の位置に取り付けて ください。 5 回し挽き鋸の先を下穴に挿入し、 トレースした円周をすべて切り抜 きます。または、電動ジグソーや 他の専用電動切削工具を使って切 り抜きます。 警告 • ドリルや切削工具を使用するときは、 目を保護するために安全ゴーグルをか
スピーカーの取り付け 6 穴からスピーカーケーブルを引き 出します。 • ケーブルを引き出すときは、多少余裕 のある長さに引き出しておくとよいで しょう。 7 スピーカーケーブルをスピーカー に接続します。 • 手順について詳細は、9 ページの「ス ピーカーケーブルとの接続」をご参照 ください。 8 スピーカーを天井に向かって置き ます。 注意 • スピーカーを取り付けるときは、ス ピーカーのコーンやキャップに直接触 れないでください。故障の原因になり ます。 • スピーカーを天井に挿入するときは、 クランプが内側を向いていることを確 認してください。 9 スピーカーを天井の穴に挿入しま す。必ず 3 つのネジを反時計回り に 1 回転緩めてください。クラン プが開きやすくなります。 緩める 7
スピーカーの取り付け 締める プラスドライバーで 3 つのネジ を時計回りに同じ強さで締めま す。このとき、3 つのクランプ が天井の中で開きます。開いた クランプが天井板とスピーカー を押さえ込み、スピーカーを固 定します。クランプが天井に十 分にグリップするまで、ネジを 堅く締めます。 注意 • ネジを締めるときは、強く締めすぎな いでください。クランプが壊れたり、 天井ボードを破損させたりする原因に なります。 • 電動ドライバーを使用する場合は、ス ピーカーや天井ボードが破損しないよ うに非常に低トルクの設定にしてくだ さい。 • ネジが緩んだり、スピーカーと天井の 間に隙間ができたりしないようにして ください。 10 スピーカーグリルをスピーカー に取り付けます。 • スピーカーフレームに磁石があるの で、グリルをフレームに直接取り付 けます。グリルを取り付けるときは、 グリルがスピーカーから落下しない ようにしっかり固定されていること を確認してください。 注意 • グリルを取り外すときは、落下してケ ガしたりしないように十分ご注意くだ さい。また、グリルを取り外すとき は、外周上に均等に
スピーカーケーブルとの接続 接続するときは、必ずアンプの電源を切ってから行なってください。 • 接続するときは、接続している機器の取扱説明書もご参照ください。 接続について • スピーカー背面にある入力端子とアンプのスピーカー出力端子をスピーカーケーブ ルで接続します。 • それぞれの極性 + (赤)、 − (黒)を確認して接続してください。スピーカー を複数台使用する場合、極性が統一されていないと本来の性能を発揮できません。 接続の仕方 1 1 スピーカーケーブル先端の絶縁部 (被覆)を 10 mm くらいはがし、 芯線をしっかりよじります。 2 スピーカー端子の上部を押し込ん で、そのまま押さえます。 3 スピーカー端子の穴に、スピー カーケーブル(市販)の芯線を差 し込みます。 4 端子から指を離して、ケーブルを 固定します。 10mm 悪い例 よい例 2 3 - + - + NS-IC400 NS-IC400 - + アンプ • ケーブルを軽く引っ張ってみて、しっ かり固定されていることを確認してく ださい。 - + 注意 • スピーカーケーブルの芯
接続したあと • 音源を切り替えるときは、必ずボリュームを下げてから行なってください。ボリュー ムを上げた状態では、音源を切り替えないでください。ケーブルの取り付け / 取り外 し時は、必ずアンプの電源を切ってください。 • 音が歪んでいると感じたときは、アンプのボリュームを下げてください。クリップし た状態でアンプを駆動させないでください。 スピーカーグリルの塗装 この製品のスピーカーグリルは、内装に合わせて塗装することができます。高品 質のスプレー式塗料を使い、十分に換気された場所で作業してください。 1 2 3 4 5 グリルが取り付けられている場合 は、注意してグリルをスピーカー から取り外します。 グリルの裏に付いている不織布を 剥がします。不織布を留めていた 粘着剤は再使用できます。 塗料をグリルに噴きかけます。 • グリルの穴が塗料で塞がらないように してください。 • 穴が塗料で塞がれると音質が低下する 原因になります。 塗料が十分に乾いたら、不織布を グリルの裏に取り付けなおしま す。 グリルをスピーカーに取り付けな おします。 仕様 形式 再生周波数帯域(-10dB) 定格インピ
保証とアフターサービス サービスのご依頼、お問い合わせの必要がございましたら、お買い上げ店またはヤマハ修理ご相談センターまでご連絡くだ さい。 ● 保証書 ● 補修用性能部品の最低保有期間 本書に保証書が掲載されています。購入を証明する書類 ( レ シート、売買契約書、納品書など ) とあわせて、大切に保管し てください。 ● 保証期間 保証書をご覧ください。 ● 保証期間中の修理 保証書記載内容に基づいて修理させていただきます。お客様に 製品を持ち込んでいただくか、サービスマンが出張修理にお伺 いするのかは、製品ごとに定められています。詳しくは保証書 をご覧ください。 ● 保証期間経過後の修理 ご要望により有料にて修理させていただきます。 下記の部品などについては、使用時間や使用環境などにより劣 化しやすいため、消耗劣化に応じて部品の交換が必要となりま す。有寿命部品の交換は、お買い上げ店またはヤマハ修理ご相 談センターまでご連絡ください。 製品の機能を維持するために必要な部品の最低保有期間は、製 造終了後 8 年です。 ● 修理のご依頼 本書をもう一度お読みいただき、接続や設定などをご確認の
保 持込修理 品 名 シーリングスピーカー 品 番 NS-IC400 証 本書は、本書記載内容で無償修理を行う事をお約束するものです。 お買上げの日から左記期間中に故障が発生した場合は、本書をご提示 の上お買上げの販売店に修理をご依頼ください。 ご依頼の際は、購入を証明する書類(レシート、売買契約書、納品書 など)をあわせてご提示ください。 ※シリアル番号 保 証 期 間 本 体 お買上げの日から1ケ年間 ※お買上げ日 書 年 月 日 (詳細は下項をご覧ください) ※ 販 店 所在地 売 お 客 様 ご住所 お名前 電 ご販売店様へ 話 様 ( ) 印 名 電 店 話 ( ) 株式会社ヤマハミュージックジャパン PA営業部 〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町41番12号 KDX箱崎ビル1F TEL. 03-5652-3850 ※印欄は必ずご記入ください。 保証規定 1. 保証期間中、正常な使用状態(取扱説明書、本体貼付ラベルなどの注意 書に従った使用状態)で故障した場合には、無償修理を致します。 5.