User Manual

17 Ja
音量バランスの調節
1. 本機の音量 (VOLUME) を最小 (0) にします。
2. 先に各接続機器の電源をオンにします。
システム接続をしているときは、接続した機器の電源をオンにしてください。
3. 本機の主電源スイッチが「入」になっていることを確認してから STANDBY/ONス
イッチを押して本機の電源を入れます。
* インジケーターが緑色に点灯します。
4. 低音を含んでいるソースを再生し、フロントスピーカーの音量をアンプで調節します。
通常お聴きになる音量にします。
( トーンコントロールなどは、一旦フラットにしてください。)
5. HIGHCUT
ハイカット
ツマミで、カットする周波数を調節します。
フロントスピーカーの最低再生周波数 ( 再生可能な最も低い周波数 ) のやや高めに合
わせてください。
* フロントスピーカーの最低再生周波数は、そのスピーカーの取扱説明書で調べてく
ださい。
* 入力 3LFE 端子から入力した信号には、ハイカット周波数ツマミの効果はかかりま
せん。
11 ページ)
6. 本機の音量 (VOLUME) を徐々に上げていき、フロントスピーカーとの音量バランスを
とります。本機がないときよりも若干低音が聴こえるくらいにします。
7. 自然な ( みの ) 位相となるように本機背面の位相スイッチを切り替えます。
8. 再生するソースに合わせて映画「MOVIE」か音楽「MUSIC」に設定します。
(NS-SW300 のみ)
MOVIE:
映画等のソースにて、より迫力のある再生音を楽しむために効果音を補強する機能
です。( より厚く深い音になります。)
MUSIC:
通常の音楽ソースにて、不必要な低音域をカットし、よりクリアな音質を楽しむた
めの機能です。( 軽やかで、よりメロディーラインがくっきりとした音になりま
す。
お知
一度バランス調節をした後は、アンプ側の音量調節だけで、全体の音量調節ができます。
ただし、フロ
ントスピーカーをかえた場合は、もう一度この調節を行ってください。
注意
アンプのトーンコントロール (BASS、TREBLE など ) やイコライザーを最大にして大出力でご使用に
なったり、市販のテストディスクなどに入っている 20Hz〜 50Hzのサイン波や特殊な音 ( 電子楽器、
レコードプレーヤーの針先のショック音、低音が異常に強調された音など ) を連続して大出力で入力す
ることは、スピーカーの破損の原因となりますので絶対に行わないでください。また、低音が異常に強
調された特殊なディスクでは、本来の音以外に異音が発生する場合があります。これは、スピーカーユ
ニット自身の限界を越えた「バタ付き」現象で故障ではありません。そのようなときは、音量を下げて
ご使用ください。
位相スイッチについて
位相スイッチは、フロントスピーカーに対して、本機を正相 ( ) につなぐか逆相 ( )
につなぐかを切り替えるスイッチです。
切り替えることによって、音の雰囲気が変わることがあります。あくまでも聴感的
ですが、正相でつなぐか逆相につなぐかによって、低音ばかりでなく、全帯域にわ
たって音の拡がりやしまりが変化し、音場感に影響を与えます。フロントスピー
カーの種類 ( 密閉型かバスレフ型 ) や設置状況によって音の拡がりやしまりがそれぞ
れ異なりますので、セッティングの際に、正相/逆相の両方を試聴してみて最も自
然な再生音になる方を選んでください。