User Manual
DolbyRMU (RenderingandMasteringUnit)を使用したDolbyAtmos®ミキシング
オブジェクトのルーティング
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オブジェクトの定義
オーディオストリームをDolbyAtmosオブジェクトとして使用する場合は、ま
ずオブジェクトIDをオーディオストリームにマッピングする必要がありま
す。
DolbyAtmosオブジェクトは、DolbyRMUに送信されるオーディオストリー
ムと、パンニング情報を運ぶメタデータストリームで構成されています。オブ
ジェクト情報は常にリアルタイムに送信され、RMUでモニタリングと記録が
行なわれます。この機能を使用するには、RMUに送信されるオーディオスト
リームがどのオブジェクトと対応するかを定義する必要があります。これは
「ObjectMapping」ダイアログで行ないます。
補足
オブジェクトの総数は118個です。ただし最初の10個のオブジェクトは9.1Dolby
Atmosベッド用に予約されており、マッピングからは除外されます。そのた
め、9.1DolbyAtmosバスにはオーディオインターフェースの最初の10ch
の
デバイスポートを使用することをおすすめします。
•「ObjectMapping」ダイアログを開くには、「デバイス(Devices)」>「Object
Mapping」を選択します。
オーディオ出力とオブジェクトとのマッピングは手動または自動で実行でき
ます。