User Manual
9.一般設定(SET-UPメニュー)
27 Viscount Unico P35 取扱説明書
設定画面は4つのセクションから構成されています。
[FIELD ▲]/[FIELD ▼]で設定したいパラメーターを選択し、[VALUE +]/[VALUE −]ボタンで選択したパラメーター
の設定を変更します。
エラーを防ぐため、設定を変更している音色ストップのインジケーターが点滅します。設定している間はストップがオン
の状態になるため、鍵盤を演奏しながら正確かつ迅速に設定を変更できます。ほかのストップも同様にオンにすれば、設定
が全体的にどのような効果を及ぼすか確認できます。
別のストップの設定を表示するには、そのストップのドローの部を引き続ける、またはタブレットスイッチを長押しする
か、[EXIT]ボタンを押して設定を終了します。いずれの場合も変更した設定は自動的に保存されます。
この機能を使えばプログラム出力が可能になり、アンティフォナル信号(AMPLIFICATION タブで操作)、ジェネラルシグ
ナルやリバーブシグナルの操作が容易にできるようになります。
EXT.OUTCONFIG機能にアクセスするには、SET-UPメニュー画面で「EXT.OUTCONFIG」を選択します。
MODE
風箱のタイプを選びます。
• C‒C#(変調)
• MONO(モノラル)
• DOUBLECUSP(ダブルカスプ)
•CUSP(カスプ)
• DOUBLEWING(ダブルウィング)
•WING(ウィング)
FROM/TO
出力の範囲内で風箱が配置される場所を指定します。値は「出力番号」と「2 つの出力の
間の位置番号」にて設定します。
ひとつの出力と次の出力の間には、4つの位置番号があります(ディスプレイ上では2-
4-6-8)。「20」という値は範囲(FROM または TO)の端が出力[2]にあることを意味
し、「32」という値は、範囲(FROM または TO)の端は出力[3]と[4]の中間にあり、出
力[3]に近い方にあるという意味です。それは、出力[3]と出力[4]の間は 5 等分され
ており、5分の1の位置であることを意味しているからです。
上の画面は、風箱のピークの位置が、出力[1]と、出力[3]と[4]の中間点、の間に配置
されていることを示しています。
ポジションインジケーター
風箱の絵の上にある小さな長方形は、出力の合計数と全出力の中でどこに位置してい
るかを示しています。
風箱と出力
画
面の下部には、風箱と使用中の出力が図として表示され、風箱の位置情報と設定に
よって送り出される出力からの音の状態を視覚的に確認できます。
メモ:
SET-UP メニュー画面で「EXT.OUTROUTER」を選択した状態で、設定を変更したいストップのドローノブを引き続ける、または
タブレットスイッチを長押しして、設定を変更することもできます。
9.2オーディオ出力の設定(EXT.OUTCONFIG機能)