準 備 編 D I G I TA L P I A N O P-115 本 取扱説明書 編 資 料 ご使用の前に必ず5〜7ページの「安全上のご注意」をお読みください。 オートパワーオフ機能 この楽器には、電源の切り忘れによる無駄な電力消費を防ぐため、オートパワーオフ機能が搭載されています。オートパワー オフ機能とは、本体が一定時間操作されないと自動的に電源が切れる機能です。 詳しくは10ページをご覧ください。 JA
P-115 取扱説明書
もくじ 準備編 各部の名前と機能 ご使用前の準備 9 10 音色を選んで弾く 19 演奏を録音する 20 かんたん録音................................................................. 20 パートごとに録音する ................................................. 20 ユーザーソングを削除する.......................................... 21 ユーザーソングの設定を書き換える .......................... 21 曲に合わせて演奏する(パート再生) 22 他の機器と接続する 23 外部スピーカーを使う ................................................. 23 iPhone/iPadと接続する ............................................ 23 コンピューターと接続する............................
ヤマハ製品をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。 この楽器の優れた機能を十分に活かして演奏をお楽しみいただくため、本書をお読みください。 また、お読みになったあとも、いつでもご覧になれるところに大切に保管してください。 取扱説明書について この楽器には、以下の説明書が用意されています。 冊子マニュアル 取扱説明書(本書) クイックオペレーションガイド(28、29ページ) ボタンや鍵盤に割り当てられた機能の一覧表です。 電子マニュアル (PDF形式) iPhone/iPad接続マニュアル この楽器をiPhoneやiPadなどのスマートデバイスと接続する方法を説明しています。 コンピューターとつなぐ この楽器とコンピューターを接続する方法や、データを送受信する方法などを説明しています。 MIDIリファレンス この楽器のMIDIに関する資料を掲載しています。 MIDI入門 MIDIについての基礎知識を説明しています。 上記マニュアルは、ヤマハのウェブサイトからご覧いただけます。インターネットに接続して以下のウェブサイトを開 き、モデル名を入力して検索してください。 ヤマハ ダウンロード htt
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様やほかの方々への危害や財産への 損害を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。 お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたします。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■ 記号表示について この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。 「ご注意ください」 という注意喚起を示します。 〜しないでくださいという 「禁止」を示します。 「必ず実行」 してくださいという強制を示します。 ■「警告」と「注意」について 以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために、 「警告」と「注意」に区分して掲載しています。 警告 この表示の欄は、 「死亡す る可能性または重傷を負 注意 う可 能 性が想 定される」 内容です。 この表示の欄は、 「傷害を 負う可能性または物的損 害が発生
楽器本体について 警告 電源 / 電源アダプター 水に注意 電源コードをストーブなどの熱器具に近づけ たり、無理に曲げたり、傷つけたりしない。 また、電源コードに重いものをのせない。 禁止 本体の上に花瓶や薬品など液体の入ったもの を置かない。また、浴室や雨天時の屋外など 湿気の多いところで使用しない。 電源コードが破損し、感電や火災の原因になります。 禁止 電源は必ず交流100Vを使用する。 エアコンの電源など交流 200V のものがあります。 誤って接続すると、感電や火災のおそれがあります。 ぬれた手で電源プラグを抜き差ししない。 必ず実行 感電のおそれがあります。 電源アダプターは、必ず指定のもの (25 ペー ジ)を使用する。 必ず実行 内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または故 障の原因になります。入った場合は、すぐに電源ス イッチを切り、電源プラグをコンセントから抜いた 上で、お買い上げの販売店または巻末のヤマハ修理 ご相談センターに点検をご依頼ください。 禁止 異なった電源アダプターを使用すると、故障、発熱、 火災などの原因になります。 火に注意 本体の上にろ
注意 電源 / 電源アダプター 接続 たこ足配線をしない。 すべての機器の電源を切った上で、ほかの機 器と接続する。また、電源を入れたり切ったり する前に、機器のボリュームを最小にする。 音質が劣化したり、コンセント部が異常発熱して 火災の原因になることがあります。 禁止 必ず実行 電源プラグを抜くときは、電源コードを持た ずに、必ず電源プラグを持って引き抜く。 必ず実行 感電、聴力障害または機器の損傷の原因になります。 演奏を始める前に機器のボリュームを最小に し、演奏しながら徐々にボリュームを上げて、 適切な音量にする。 電源コードが破損して、感電や火災の原因になるこ とがあります。 必ず実行 聴力障害または機器の損傷の原因になります。 取り扱い 本体のすき間に手や指を入れない。 お客様がけがをするおそれがあります。 禁止 長期間使用しないときや落雷のおそれがある ときは、必ずコンセントから電源プラグを抜 く。 必ず実行 パネル、鍵盤のすき間から金属や紙片などの 異物を入れない。 感電や火災、故障の原因になることがあります。 禁止 感電、ショート、火災、故障や動作不良
●データが破損したり失われたりした場合の補償はいたしかねますので、ご了承ください。 ●不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。 使用後は、必ず電源を切りましょう。 [ ]( スタンバイ / オン ) スイッチを切った状態 ( 電源ランプが消えている ) でも微電流が流れています。[ ] ( スタンバイ / オン ) スイッ チが切れているときの消費電力は、最小限の値で設計されています。この製品を長時間使用しないときは必ず電源プラグをコンセントから 抜いてください。 注記(ご使用上の注意) 製品の故障、損傷や誤動作、データの損失を防ぐため、以下の内容をお守りください。 ■ 製品の取り扱いに関する注意 • テレビやラジオ、ステレオ、携帯電話など他の電気製品の近くで使用しないでください。楽器本体またはテレビやラジオなどに雑音が 生じる原因になります。iPad、iPhone、iPod touchのアプリケーションと一緒に使用する場合は、通信によるノイズを避けるため iPad、iPhone、iPod touchの機内モードをオンにしてお使いいただくことをおすすめします。 • 直射日光のあたる場所
各部の名前と機能 準備編 q w e t y i 準備編 u r o !0 !1 !2 !3 !4 本体背面(後ろから見た図です) A-1 C0 C1 C2 C3 C4 C5 C6 C7 内蔵スピーカー この楽器のスピーカーは底面(鍵盤裏側)に装備されています。机や テーブルに置いても演奏はできますが、より良いサウンドをお楽し みいただくためにも、別売の専用スタンドを使うことをおすすめし ます。 !5 ユーエスビー トゥ ホスト q[ ](スタンバイ/オン)スイッチ...................10ページ 電源のスタンバイ/オンを切り替えます。 マスターボリューム w [MASTER VOLUME]スライダー ...............11ページ デモ / ソング e [DEMO/SONG]ボタン .................................17ページ デモ曲やピアノ曲を聞くことができます。 セレクト r TEMPO [▽][△]、SELECT [<][>]ボタン .......................
ご使用前の準備 電源の準備 電源を入れる/切る 図の順序で電源アダプターを接続します。 q 音量を最小にします。 w [ ](スタンバイ/オン)スイッチを押して電源を入れ 準備編 ます。 DC IN端子 (9ページ) q q w w 電源 アダプター 電源コンセント (AC100V) 警告 • 電源アダプターは、必ず指定のもの(25ページ)をご使用 ください。異なった電源アダプターを使用すると、故障、 発熱、火災などの原因になります。このような場合は、 保証期間内でも保証いたしかねることがございますので、 十分にご注意ください。 注意 • 電源プラグに容易に手の届く位置に設置し、異常を感じ た場合にはすぐに電源スイッチを切り、電源プラグをコ ンセントから抜いてください。 NOTE • 電源アダプターを外すときは、[ ](スタンバイ/ オン) スイッチを切ってから、逆の手順で行なってください プラグ部分が外れるタイプの電源アダプターの場合 電源アダプターのプラグは外さないでください。外れて しまった場合は、内部の金属部分に手を触れないように 注意して、カチッと音がするまで完全に差し込んで
ご使用前の準備 オートパワーオフ機能を有効にする 電源が入っている状態で、[METRONOME/RHYTHM] と[PIANIST STYLE]を同時に押したままA#-1を押しま す。 この楽器では、ボタンと鍵盤を使っていろいろな設定が でき、設定時には操作音が鳴ります。 操作音は3種類(オン、オフ、その他の設定)ありますの で、音の違いで操作を確認できます。 ボタンと鍵盤に割り当てられた機能については、28、 29ページのクイックオペレーションガイドをご覧くださ い。 準備編 A#-1 鍵盤の操作音を設定する 操作音のオン/オフの設定 注記 • アンプ、スピーカー、コンピューターなどの外部機器を本体 に接続した状態で30分間本体を操作しない場合は、外部機 器損傷を防ぐために23ページの手順に従って外部機器と本 体の電源を切ってください。接続した状態で自動的に電源が 切れるのを避けたい場合は、オートパワーオフ機能を無効に してください。 操作音はオン(鳴らす)/オフ(鳴らさない)を設定できま す。 [DEMO/SONG]を押したままA-1(左端の鍵盤)を押しま す。A-1を押すたびにオン/オフが
ご使用前の準備 ダンパーペダル(右のペダル) フットスイッチを使う 準備編 付属のフットスイッチを接続することで、ピアノのダン パーペダルと同様、ペダルを踏んでいる間、鍵盤から指 を離しても音を長く響かせることができます。また、別 売のフットペダルFC3A、フットスイッチFC4A、FC5 も接続できます。FC3Aではハーフペダル機能が使えま す。 ペダルを踏んでいる間、鍵盤から指を離しても音を長く 響かせることができます。ペダルを踏み込むほど音が長 く伸びます(ハーフペダル対応)。 ここでダンパーペダルを踏むと、 このとき押さえていた鍵盤とその あと弾いた音すべてが長く響く ハーフペダル機能(FC3A接続時/ペダルユニット装着時) ペダルを踏んだ際、音が響きすぎる場合にペダルを踏 み込んだ状態から少し戻すことで響きを抑える機能で す。 ●ダンパーレゾナンス グランドピアノでダンパーペダルを踏んだ際の、弦ど うしの共振状態を再現する機能です。 [METRONOME/RHYTHM]と[PIANIST STYLE]を 同時に押したままA3を押すとオン、A#3を押すとオ フになります。 初期設定:オン
音色を選んで弾く 2 音色を選ぶ 本編 鍵盤を弾いてみましょう。 NOTE 鍵盤を弾いたときに鳴る楽器音(ピアノやオルガンなど) を選びます。 • 各音色の特徴がよくわかる、音色ごとのデモソングが用 意されています(17ページ)。 1 • オクターブを上げたり下げたりすることができます(14 ページ「各音色のオクターブを上げる/下げる」の第1 音色を参照)。 音色ボタンを押して、音色を選びます。 同じボタンを押すたびに、上側に印刷された音色と 下側に印刷された音色が切り替わります。 より音量感のあるサウンドで演奏す る(サウンドブースト) ランプ 上側選択時:ランプ消灯 下側選択時:ランプ点灯 音色リスト GRAND PIANO (グランドピアノ) 音色紹介 BRIGHT GRAND (ブライトグランド) ブライトなピアノの音です。クリアに音 を目立たせたい曲に最適です。 MELLOW GRAND (メローグランド) 温かみのあるソフトなピアノの音です。 バラードの演奏に最適です。 DX E.
音色を選んで弾く 2 2つの音色が重なったサウンドで、鍵盤を弾 いてみましょう。 各音色のオクターブを上げる/下げる [METRONOME/RHYTHM]を押したままA4〜D5 鍵盤のどれかを押します。 スプリットポイント(初期設定:F#2) A4 第1音色 第2音色 左手側 (第2音色) A4 右手側 (第1音色) NOTE D5 • デュアルとスプリットは同時には使えません。 本 • 左手側にはペダル機能は使えません。 第1音色 A4 −1 A#4 0 (初期設定) B4 +1 第2音色 C5 −1 C#5 0 (初期設定) D5 +1 2 編 設定範囲:−3〜0〜3 右手側の音色(第1音色)を変更する場合は、 [R]を押したまま、鳴らしたい音色のボタン を押します。 2音色の音量バランスをとる [METRONOME/RHYTHM]を押したままE5〜F#5の どれかを押します。値が大きいほど第1音色の音量が大 きくなります。 F#5 (+1) 各音色のオクターブを上げる/下げる デュアルと同じです。(左記参照) E5 (-1) 2音色の音量バ
音色を選んで弾く デュオ機能でのペダル効果 二人で一緒に弾く(デュオ) SUSTAIN端子に接続したフットスイッチの効果は、 左右両方にかかります。また、別売のペダルユニッ ト(12ページ)を接続した場合の効果は以下のとおり です。 • ダンパーペダル:右側鍵域のダンパー効果 • ソステヌートペダル:左右両方のダンパー効果 • ソフトペダル:左側鍵域のダンパー効果 鍵盤を左右に分けて、同時に二人が同じ音域で演奏でき ます。1台の楽器で二人同時に演奏したり、二人並んで 座り、一人がお手本を弾き、もう一人がそれを見ながら 練習する、といった使い方ができます。 1 [METRONOME/RHYTHM]と [PIANIST STYLE]を押したままG6を押 します。 E3がスプリットポイントとなり、鍵盤が左奏者側と 右奏者側に分かれます。 3 デュオを解除するには、[METRONOME/ RHYTHM]と[PIANIST STYLE]を押し たままG6を押します。 本 G6 スプリットポイント(E3) 左奏者側(第2音色) 編 C3相当 C3相当 右奏者側(第1音色) NOTE •
その他演奏に関する設定をする 該当のボタンを押したまま、該当の鍵盤またはボタンを押すと下記の演奏に関する設定ができます。『クイックオペレー ションガイド』(29ページ)もご参照ください。 チューニング トランスポーズ C#0 F#4 B-1 D0 C0 項目 説明 本 NOTE • ジャズオルガン、パイプオルガン、ロッ クオルガン、ハープシコードの音色では タッチ感度による音の強弱は付きませ ん。 編 キー (調)を変える (トランスポーズ) タッチ感度 F#5 A#6 B4 C5 鍵盤を弾く強さを変えたときの、音の強弱の 付きかた(タッチ感度)を設定します。鍵盤の 重さ自体は変わりません。 タッチ感度を変える C#5 鍵盤を弾いたときの発音を、半音単位で上げ たり下げたり(移調)します。 たとえばトランスポーズを「+5」に設定す ると、「ド(C)」の鍵盤を弾いたときに「ファ (F)」の音が出ることになり、 「ハ長調」の弾 き方で「ヘ長調」の演奏になります。 A6 C7 B6 鍵盤 内容 A6 フィックス(固定):タッチの違いによる音の強弱は 付かず、一定の音量で鳴
曲(ソング)を再生する 音色デモ曲を聞く ピアノ50曲を聞く この楽器には、ピアノやオルガンといった音色ごとにそ の音色の特徴がよくわかるデモ曲が用意されています。 1 [DEMO/SONG]を押したまま、聞きたい 音色のボタンを1回または2回押します。 同じ音色ボタンを押すことでランプの点灯/消灯が切 り替わります。点灯/消灯では、下側/上側に印刷さ れた音色が、それぞれ選択されています。音色選択 が終わったら、ボタンから指を離します。選択した 音色のデモ曲から順に(ボタンの左から右へ)再生さ れます。 この楽器には、デモ曲のほかにピアノ50曲の演奏データ が入っています。付属の『ピアノで弾く名曲50選(楽譜 集)』から好きな曲を選んで聞いてみましょう。 1 [DEMO/SONG]を押したまま、C2〜C#6 のどれかを押します。 選んだ番号から順に、ピアノ50曲が連続して再生さ れます。 ピアノ曲番号の鍵盤への割り当ては、『クイックオペ レーションガイド』(28ページ)をご覧ください。 本 ランプ 上側選択時:ランプ消灯 下側選択時:ランプ点灯 1曲目 10曲目 20曲目 30曲目
メトロノーム/リズムを鳴らす メトロノームは、正確なテンポで練習するときに便利な機能です。 この楽器には、メトロノーム音(クリック音)だけでなく14種類のリズム(27ページ)も内蔵しており、楽しく練習がで きます。 1 [METRONOME/RHYTHM]を押すと、 メトロノームまたはリズムがスタートしま す。 RHYTHM]を押したまま、C6〜D#6のいずれかの鍵盤 を押します。 初期設定:オン C#6 (イントロ オフ) D#6 (エンディング オフ) 2 C6 (イントロ オン) D6 (エンディング オン) もう一度[METRONOME/RHYTHM]を 押すと、停止します。 本 メトロノームの拍子の設定 メトロノーム/リズムのテンポ設定 編 [METRONOME/RHYTHM]を押したままA0〜D1のど れかを押して、メトロノームの拍子を設定します。 ※ 鍵盤上部の印刷(METRONOME −〜6)を参照してください。 テンポを1ずつ増減する メトロノーム/リズム再生中はTEMPO [▽]/[△]を押し ます。停止中は、[METRONOME/RHYTHM]を押した ままTEM
演奏に伴奏を付ける(ピアニストスタイル) 左手でコードを押さえるだけで、そのコードに合ったアルペジオが自動で演奏される機能です。 1 [PIANIST STYLE]を押します(ランプ点 滅)。 F#0 スプリットポイントから左側がコード鍵域に、右側 がメロディー鍵域になります。 A-1 ピアニストスタイルのテンポの変更 スプリットポイント(初期設定:F#2) メロディー鍵域 スプリットポイントの変更 2 4 [PIANIST STYLE]を押すと、ピアニスト スタイルの自動演奏が停止し、通常状態に戻 ります。 編 スプリットと同じです。(→14ページ) 最低音から押した鍵盤までがコード鍵域となります。 本 コード鍵域 メトロノーム/リズムのテンポ設定と同じです。(→ 18ページ) [PIANIST STYLE]と鍵盤操作でもテンポの設定がで きます。鍵盤への割当は、『クイックオペレーション ガイド』(28ページ)をご覧ください。 [PIANIST STYLE]を押したままE1〜 C#2のどれかを押して、ピアニストスタイ ルを選びます。 ピアニストスタイルの鍵盤への割当は、『ク
演奏を録音する 自分の演奏を録音し、ユーザーソング(SMFフォーマット)としてこの楽器に保存できます。L/Rの2パートがあるので、 パートごとの録音もできます。 注記 • 録音できるユーザーソングは1曲だけなので、録音により既 存のデータは消えます。録音データがある場合は[PLAY]ラ ンプが点灯しているので、十分ご注意ください。なお、録音 データを保存しておきたい場合は、コンピューターにSMF ファイル(UserSong1.
演奏を録音する Rパートに録音する場合 ユーザーソングを削除する 1 [REC]を押して録音待機状態にします。 2 [PLAY]を押したまま[REC]を押して削除 待機状態にします。 [REC]ランプがテンポに合わせて点滅します。 [PLAY]と[REC]両方のランプが点滅します。 Lパートに録音する場合 NOTE • 削除待機前の状態に戻るには、[PLAY]と[REC]以外の ボタン([DEMO/SONG]など)を押します。 3 パートを選んで削除する 1 3 2 [PLAY]を押して録音を開始します。鍵盤は 弾かないでください。 3 削除するには、[REC]または[PLAY]を押 します。 鍵盤を弾くか[PLAY]を押すと、録音が開始 されます。 [REC]ランプが点灯に変わり、[PLAY]ランプがテン ポに合わせて点滅します。 4 [REC]を押したまま、消したいパートのボ タン([R]または[L])を押して録音待機状態 にします。 [REC]ランプがテンポに合わせて点滅します。 NOTE • 録音中にメトロノーム/リズムを鳴らせますが、録音は されません
演奏を録音する 2 [REC]を押したまま[R]または[L]を押して、 設定を書き換えるパートを選びます。 L、R両パートに共通して録音される情報は、どちら のパートを選んでも書き換えられます。 録音待機状態になり、[REC]ランプがテンポに合わ せて点滅します。 注記 • 録音待機状態で、[PLAY]または鍵盤を押さないでくだ さい。録音が開始され、すでにあるユーザーソングを消 してしまいます。 3 [REC]を押すと設定情報が書き込まれ、録 音待機状態が解除されます。 本 編 曲に合わせて演奏する(パート再生) ピアノ50曲(17ページ)およびユーザーソングは、LパートまたはRパートのどちらか一方をミュート(鳴らさない)して 再生できます(音色デモ曲ではできません)。たとえば、「ピアノ曲のRパートをミュートしてLパートだけを聞きながら、 右手のメロディーを自分で弾く」といったことができます。 1 ソング再生をスタートします。 ユーザーソングをスタートする場合は、[PLAY]を押 します。 ピアノ曲をスタートする場合は、[DEMO/SONG]を 押したまま鳴らしたい曲の鍵盤(C2〜C#6)を
他の機器と接続する 注意 • 他の機器と接続するときは、すべての機器の電源を切った上で行なってください。また、電源を入/切する前に、必ず機器のボリュー ムを最小(0)にしてください。感電、聴力障害または機器の損傷のおそれがあります。 外部スピーカーを使う この楽器にアンプ内蔵スピーカーなどを接続して、より 大きな音を出します。接続コードを使って図のように接 続します。 楽器 D4 A5 G#5 (外部スピーカー音量 固定) D#4(本体スピーカー オフ) アンプ内蔵スピーカー D4(本体スピーカー オン) A5 (外部スピーカー音量 連動) AUX OUT AUX IN モノラル フォーン プラグ (標準) 注記 • スピーカー接続後は、楽器の電源を入れてから、外部機器の 電源を入れてください。電源を切るときは、外部機器を切っ てから、楽器の電源を切ってください。 NOTE • 接続ケーブルおよび接続プラグは抵抗のないものをお使いく ださい。 • 本体音をモノラル信号で取り出すときは、[L/L+R]端子に接 続してください。 本体スピーカーのオン/オフの設定 外部スピーカーに接続したとき
バックアップと初期化 コンピューターと接続する コンピューターと送受信できるファイル USBケーブルを使って楽器の[USB TO HOST]端子と コンピューターを接続すると、コンピューターとMIDI データをやり取りしたり、コンピューター用の音楽ソフ トを楽しんだりできます。コンピューターとの接続方法 やデータの転送方法など、詳しくは電子マニュアル「コ ンピューターとつなぐ」(4ページ)をご覧ください。 [USB TO HOST]端子 • ユーザーソング(UserSong1.mid) • 拡張子が.
困ったときは 現象 資料 原因と解決方法 電源が入らない。 電源アダプターは正しく接続されていますか。電源アダプターを本体とコンセントに 確実に差し込んでください。(→10ページ) 電源が自動的に切れる。 故障ではありません。オートパワーオフ機能が働いたためです。オートパワーオフ機 能を使いたくない場合は、機能を無効にしてください。(→10ページ) スピーカー /ヘッドフォンから雑音が出る。 楽器の近くで携帯電話を使用していませんか。携帯電話の電源を切るか楽器から離れ て使用してください。 iPhone/iPad/iPod touchのアプリケーション iPhone/iPad/iPod touchのアプリケーションと一緒に使用する場合は、通信による ノイズを避けるため、iPhone/iPad/iPod touchの機内モードをオンにしてお使いい と楽器を一緒に使っているとき、本体スピー カーやヘッドフォンから雑音(ノイズ)が出る。 ただくことをおすすめします。 [MASTER VOLUME]が下がっていませんか。上げてみてください。(→11ページ) 本体スピーカーの設定がオフになっていません
索引 D テ Digital Piano Controller.................................................. 23 デモ曲リスト ...........................................................................17 デュアル ...................................................................................13 デュオ .......................................................................................15 電源 ...........................................................................................10 電源アダプター .................................................
リスト ピアノ50曲(ピアノで弾く名曲50選)リスト 番号 1 2 3 4 5 6 鍵盤 C2 C#2 D2 D#2 E2 F2 7 F#2 8 9 10 G2 G#2 A2 11 A#2 12 13 14 B2 C3 C#3 15 D3 16 D#3 作品名 インベンション 第1番 インベンション 第8番 ガボット 前奏曲(平均律第1巻第1番) メヌエット ト長調 かっこう ピアノソナタ 第15番 第1楽章 トルコ行進曲 メヌエット ト長調 リトル・セレナーデ ソナタ 第1番終楽章 「無窮動」 エコセーズ エリーゼのために トルコ行進曲 ピアノソナタ 第8番 「悲愴」第2楽章 ピアノソナタ 第14番 「月光」第1楽章 ピアノソナタ 第20番 ト長調 第1楽章 即興曲 作品90 第2番 楽興の時 第3番 F3 F#3 20 G3 春の歌 21 G#3 狩人の歌 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 A3 A#3 B3 C4 C#4 D4 D#4 E4 F4 F#4 G4 G#4 A4 A#4 B
クイックオペレーションガイド デ モ / ソ ン グ ピアニスト スタイル クイックオペレーションガイド 曲番号 29 ピアニストスタイルのテンポ 料 曲番号 35 曲番号 47 F#5 G#5 A#5 C#6 D#6 F5 G5 A5 B5 C6 D6 E6 曲番号 48 F#4 G#4 A#4 C#5 D#5 F4 G4 A4 B4 C5 D5 E5 曲番号 36 F#5 G#5 A#5 C#6 D#6 F5 G5 A5 B5 C6 D6 E6 ユーザーソング 曲番号 50 曲番号 49 曲番号 45 曲番号 46 曲番号 43 曲番号 44 曲番号 33 F#4 G#4 A#4 C#5 D#5 F4 G4 A4 B4 C5 D5 E5 曲番号 41 曲番号 40 曲番号 39 曲番号 38 曲番号 37 曲番号 31 では [DEMO/SONG] か [PIANIST STYLE] を押したまま、 グレーの鍵盤のどれかを押して、曲やピアニストスタイルを選んだり値を設定したりします。 曲番号 25 曲番号 42 曲番号 28 ピアノ50曲
● クイックオペレーションガイド メ ト ロ ノ ー ム / リ ズ ム クイックオペレーションガイド ピアニスト スタイル 資 料 では [METRONOME/RHYTHM] を押したまま、 グレーの鍵盤のどれかを押して、 リズムを選んだり値を設定したりします。 メ ト ロ ノ ー ム / リ ズ ム 3 では [METRONOME/RHYTHM] と [PIANIST STYLE] を同時に押したまま、 グレーの鍵盤のどれかを押して、値を設定します。 2音色の オクターブシフト 音量バランス イントロ/ エンディング ローカルコントロール リバーブ の深さ リバーブ タイプ F#6 G#6 A#6 F6 G6 A6 B6 C7 コントロール チェンジ タッチ感度 デュオ プログラムチェンジ F#5 G#5 A#5 C#6 D#6 F5 G5 A5 B5 C6 D6 E6 外部スピーカー 29 取扱説明書 P-115 4 メトロノーム/リズムのテンポ トランスポーズ F#4 G#4 A#4 C#5 D#5 F4 G4 A4 B4 C5 D5 E5 本体ス
MEMO 資 料 30 P-115 取扱説明書
保証とアフターサービス サービスのご依頼、お問い合わせは、お買い上げ店、またはヤマ ハ修理ご相談センターにご連絡ください。 ● 保証書 本機には保証書がついています。 保証書は販売店がお渡ししますので、必ず「販売店印・お買い上 げ日」などの記入をお確かめのうえ、大切に保管してください。 ● 保証期間 保証書をご覧ください。 ● 保証期間中の修理 保証書記載内容に基づいて修理いたします。詳しくは保証書を ご覧ください。 ● 保証期間経過後の修理 修理すれば使用できる場合は、ご希望により有料にて修理させ ていただきます。 有寿命部品については、使用時間や使用環境などにより劣化し やすいため、消耗劣化に応じて部品の交換が必要となります。 有寿命部品の交換は、お買い上げ店またはヤマハ修理ご相談セ ンターへご相談ください。 有寿命部品の例 ボリュームコントロール、スイッチ、ランプ、リレー類、 接続端子、鍵盤機構部品、鍵盤接点、ドラムパットなど ● 補修用性能部品の最低保有期間 製品の機能を維持するために必要な部品の最低保有期間は、製 造打切後8年です。 ● 修理のご依頼 まず本書の「困ったときは」をよくお読みのうえ、
C.S.G., DMI Development Division © 2014 Yamaha Corporation 2014年12月 発行 PO##*.