User Manual

Table Of Contents
P-255 取扱説明書
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ステージで演奏する
この楽器はライブや弾き語りなど、ステージに持ち出して演奏する際に便利な機能を装備しています。
ここでは、実際にライブでこの楽器を演奏する際の接続やセッティングについて、以下2つのシーンを想定して説明します。
ステージで他の楽器と一緒に演奏する
この楽器で弾き語りをする
ライブハウスやホールなどのステージで、バンドの中の
キーボードとしてこの楽器を演奏する場合です。
ステージのセッティングと信号の流れ
この楽器の演奏音はPAミキサーに送られ、他の楽器との
音量バランスなどが調節された後、増幅されフロントス
ピーカーから客席に流されます。演奏者の足元には、自分
の演奏やほかの楽器の音を聞くためのモニタースピーカー
が用意されています。
●フットスイッチ(ペダル)を接続する
付属フットスイッチを[SUSTAINPEDAL
サステイン ペダル
]端子に接続し、
サステインのオン/オフペダルとして使います。(11
ページ)
●出力をPAミキサーに接続する
この楽器の演奏音をPAミキサーの入力端子に送ります。
一般的には、ステージ上に用意されている「ダイレクト
ボックス」と接続します。
左の注記のとおり、この楽器の電源を切った状態で、PA
ペレーターに「ダイレクトボックスに接続してよいか」を
認します。「OK」の返事を得たら、この楽器の AUXOUT
エーユーエックス アウト
[L/L+R]端子、[R]端子とダイレクトボックスの入力端子と
を、市販のモノラル標準プラグケーブルで接続します。
ダイレクトボックスがない場合は、この楽器のAUXOUT
[L/L+R]端子、[R]端子とPAミキサー (もしくはステージ
上のサブミキサー )の入力端子とを、市販のモノラル標準
プラグケーブルで接続します。
ステージで他の楽器と一緒に演奏する
接続の前に必ずお読みください。
すべての接続は、必ずこの楽器の電源を切った状態で行なってく
ださい。また、この楽器にケーブルを抜き差しする際は、必ずPA
オペレーター (PAミキサーを操作する人)に「ケーブルを接続し
ても(抜いても)よいですか?」と確認し、必ず「OK」の返事を得
てから抜き差ししてください。確認せずにケーブルを抜き差しし
た場合、PA機器を損傷するおそれがあります。
接続が完了しても、すぐに楽器の電源を入れないでください。電
源を入/切する際は、[MASTERVOLUME]スライダーをMIN
した上で、PAオペレーターに「電源を入れて(切って)よいです
か?」と確認し、必ず「OK」の返事を得てから入/切してくださ
い。確認せずに電源を入/切した場合、PA機器を損傷するおそれ
があります。
PAミキサー
フットスイッチ
(ペダル)
フロント
スピーカー
ベース
フロント
スピーカー
ダイレクト
ボックス
ギター
モニター
スピーカー
パワーアンプ
ドラム
ボーカルマイク
P-255
注記
ダイレクトボックスが1チャンネル分しか用意されていない場合
は、AUXOUT[L/L+R]端子とダイレクトボックスをモノラル標
準プラグケーブルで接続します。LRの信号はミックスされ、モ
ノラル出力されます。
付属
フットスイッチ
P-255背面
x
OK?
Yes !
Please
z
c
ダイレクト
ボックス
PAミキサーへ
ダイレクト
ボックス
PAミキサーへ
入力端子
(INなど)
入力端子
(INなど)
P-255背面
モノラル標準プラグケーブル(市販)
プラグ形状
ライン
1本
NOTE
モノラル標準プラグ
ル(市販)
P-255背面
ダイレクト
ボックス
PAミキサーへ
入力端子
(INなど)