User Manual
Table Of Contents
ステージで演奏する
P-255 取扱説明書
37
本
編
サウンドの設定
各楽器のセッティングができると、PAオペレーターから
楽器(ドラム、ベース、ギター、キーボードなど)ごとに音
を出すよう指示があります。音を出す準備をしておきま
しょう。
●この楽器の電源を入れる
前ページの注記のとおり、まずこの楽器の[MASTER
VOLUME]スライダーをMINにした上で、PAオペレー
ターに「電源を入れてよいか」を確認します。「OK」の返
事を得たら、[ ](スタンバイ/オン)スイッチを押して電
源を入れます。
●セッティングを確認する
この楽器の以下の設定状態を確認しておきましょう。
• チューニングは他の楽器と合っていますか? (→41ページ)
• オートパワーオフ機能はオフ(無効)にセットしておきましょう。
(→10ページ)
• フットスイッチはサステインペダルとして機能しますか? (→
11ページ)
• リバーブは、一般的にはPAミキサー側でかけるので、楽器本体
のリバーブはオフにしておきましょう。
• バンドの中でこの楽器の音が目立たないと感じる場合は、サウン
ドブーストをオンにすることをおすすめします。これは「自然な
音色や表現力はそのままに、バンドの中でも他の楽器の音に埋も
れないサウンドにする」機能です。サウンドブースト機能の効果
は3つのタイプから選ぶことができます。(→18ページ)
• 楽器本体のスピーカーはオフ(鳴らさない)にできます。自分の演
奏音がキーボードの近くに用意されているモニタースピーカー
で聞ける場合は、オフにしてもかまいません。(→44ページ)
●キーボードのサウンドを決定する
PAオペレーターからキーボードの音出しの指示があった
ら、実際に演奏して以下のような状況での音決めをしてい
きます。
• バッキング演奏の際の音量
• ソロなど最も大きな音で演奏する際の音量
• 使う音色ごとの音量
[MASTERVOLUME
マスター ボリューム
]スライダーは一番大きな音量で演奏
するときでツマミ位置8〜9程度、バッキングで5〜7程度
を目安とします。大きすぎると音がひずむ可能性があり、
小さすぎるとノイズが目立ちます。
音色ごとの音量の微調整やソロの際の音量アップは、自分
で[MASTERVOLUME]スライダーで行ないます。同様に
音質も自分で[ EQ
イコライザー
]スライダーで調節します。
●バンド全体のサウンドを決定する
楽器ごとのサウンドの決定ができたら、バンドで曲を演奏
して全体のサウンドを決定します。自分の近くにあるモニ
タースピーカーからの音をよく聞き、自分が演奏するとき
にどの楽器の音を聞きたいかをチェックします。自分の演
奏音、ボーカル、他の楽器音など、音量のバランスで要望
があれば、「ベースをもう少し返して(大きくして)くださ
い」などとPAオペレーターにお願いしましょう。
●パネルをロックして誤操作を防ぐ
[EFFECT
エフェクト
]と[SOUNDBOOST
サウンド ブースト
]ボタンを同時に押して
「パネルロック」を設定しましょう。パネルロックを設定
すると本体パネル上のボタンが機能しなくなるので、演奏
(本番)中に誤ってボタンに触れても設定は変わりません。
パネルロック設定中でも以下のスイッチ類は機能します。
• 電源スイッチ
• [MASTERVOLUME]スライダー
• [EQ]スライダー
• [SUSTAINPEDAL]端子
• ペダルユニット
本番では
落ち着いて、モニターの音をよく聞いて演奏しましょう!
• ミキサー側でキーボード用に1チャンネル分しか用意されていない
場合は、AUXOUT[L/L+R]端子とミキサーのチャンネル入力端
子をモノラル標準プラグケーブルで接続します。LとRの信号は
ミックスされ、モノラル出力されます。
これで接続は完了です。
次に演奏時のサウンドを設定しましょう。
NOTE
x
OK?
Ye s !
Please
z
c
OFF
1
2
3
これで、演奏前のセッティングは終了です。