User Manual
Table Of Contents
ステージで演奏する
P-255 取扱説明書
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本
編
•[ EQ
イコライザー
]スライダーは中央位置を基本として、キーボードアンプ
側で音質を調節することをおすすめします。演奏中に多少の調
節ができるように、[EQ]スライダーの可変範囲を確保しておき
ましょう。
• サウンドブーストはオンにすることをおすすめします。オンに
すると音量感がアップし、強音はもちろん弱音もより遠くまで
聞かせることができます。効果は3つのタイプから選ぶことがで
きます。(→18ページ)
●セッティングを確認する
この楽器の以下の設定状態を確認しておきましょう。
• オートパワーオフ機能はオフ(無効)にセットしておきましょう。
(→10ページ)
• フットスイッチはサステインペダルとして機能しますか? (→
11ページ)
• 楽器本体のスピーカーからの音が不要な場合は、オフ(鳴らさな
い)にすることができます。(→44ページ)
●パネルをロックして誤操作を防ぐ
[EFFECT
エフェクト
]と[SOUNDBOOST
サウンド ブースト
]ボタンを同時に押して
「パネルロック」を設定しましょう。パネルロックを設定
すると本体パネル上のボタンが機能しなくなるので、演奏
(本番)中に誤ってボタンに触れて設定を変えてしまう事故
を防止できます。パネルロック設定中でも以下のスイッチ
類は機能します。
• 電源スイッチ
• [MASTERVOLUME]スライダー
• [EQ]スライダー
• [SUSTAINPEDAL]端子
• ペダルユニット
本番では
ボーカルと演奏の音量バランスを[MASTERVOLUME
マスター ボリューム
]で
微調整するなど、演奏をよりよいサウンドで聴かせること
にも気を使えるよう、落ち着いていきましょう!
これで、演奏前のセッティングは終了です。
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★★★こんな機能も使ってみよう!★★★
この楽器には、デジタルならではの便利な機能がたくさん用
意されています。それらを使いこなしてより豊かな演奏を楽
しみましょう。
2つの音色を重ねて鳴らす(デュアル)
鍵盤を押したときに、同時に2種類の音色を鳴らすことがで
きます。(→14ページ)
鍵盤の左側と右側で別の音色で弾く(スプリット)
設定した境界点より左側の鍵盤と右側の鍵盤で、それぞれ違
う音色で演奏ができます。(→14ページ)
移調する(トランスポーズ)
鍵盤を弾いたときの音の高さを半音単位で上下できるので、
同じ演奏のままで移調ができます。(→16ページ)
鍵盤のタッチ感度を変える
鍵盤を押す力の強弱による演奏音の強弱の程度を調節できま
す。(→44ページ)
リズムを鳴らしながら演奏する
弾き語りの優秀なバックバンドとして使うことができます。
(→20ページ)
リバーブ効果をかける
演奏音に広がりと深さを追加することができます。(→15
ページ)
エフェクトをかける
より豊かな演奏表現ができます。(→16ページ)
録音した演奏を再生しながら演奏する
あらかじめ録音した自分の演奏(ソング)をバックに、弾き語
りができます。(→21ページ)
オーディオプレーヤーの音楽に合わせて演奏する
自分の好きな曲と一緒に演奏が楽しめます。また、ライブ時
にBGMや効果音をこの楽器で再生できます。(→34ページ)
MIDI機器やコンピューターと組み合わせて使う
演奏データを同期させながら演奏したり、さまざまな音色を
使って演奏したりするなど、キーボードの世界が大きく広が
ります。(→35ページ)
スマートデバイスアプリケーションを使う
この楽器に専用のアプリケーション「P-255Controller
コントローラー
」を
使うことにより、楽器を直感的にわかりやすく操作すること
ができます。(→35ページ)
ヤマハでは、この他にもスマートデバイス用アプリケーショ
ンを多数公開しています。対応のスマートデバイスやアプリ
ケーションについて詳しくは、ウェブサイト上の下記ページ
でご確認ください。
http://jp.yamaha.com/kbdapps/