User Manual

Table Of Contents
各種の便利な設定をする[FUNCTIONファンクション]
P-255 取扱説明書
45
本 
MIDIに関する各種設定/操作をします。
MIDIについての説明を電子マニュアル「MIDI入門」(2
ページ)でご覧いただけます。
ここでのMIDIに関する設定は、MIDI端子だけでなく、
[USBTOHOST
ユーエスビー トゥー ホスト
]端子での信号の入出力に対しても有効で
す。
F7.1
MIDI送信チャンネルの設定
MIDI楽器どうしで、演奏情報を送受信するためには送信側
と受信側でMIDIチャンネル(116チャンネル)を合わせ
ておく必要があります。ここで楽器から外部機器へ手弾き
音のMIDIデータを送信するときのチャンネルを設定しま
す。
選択範囲:116、OFF(信しない)
初期設定:1
デュアルのときの第2音色、スプリットのときの左側音色は
ここで設定したチャンネルの次のチャンネルで送信されます。(1
音色、右側音色は、ここで設定したチャンネルで送信されます。)
ただし、上記設定チャンネルをオフに設定した場合は送信されませ
ん。
ソングデータは
MIDI送信されません。ただし、プロテクトがかかっていないソン
グは、MIDIソングの再生チャンネル選択(「
F7.3
」)で「1&2」
を選んだ場合に、316ャンネルがMIDI送信されます。
F7.2
MIDI受信チャンネルの設定
MIDI楽器どうしで、演奏情報を送受信するためには送信側
と受信側でMIDIチャンネル(116チャンネル)を合わせ
ておく必要があります。ここで楽器が外部機器からMIDI
データを受信するときのチャンネルを設定します。
選択範囲:ALL
オール
、116、1&2
初期設定:ALL
ALLの場合は
外部MIDI機器から送信されるすべてのチャンネルのデータを、同
時に受信します。したがって、シーケンサーなどから送信される
複数チャンネルの演奏データを、この楽器で再生できます。
「1&2」の場合は
シーケンサーなどの外部MIDI機器から1、2チャンネルのデータ
だけ受信し、この楽器で再生します。
F7.3
MIDIソングの再生チャンネル選択
[/NO]/[/YES]ボタンで、MIDIソングを再生させる
チャンネルを選択します。
設定範囲:ALL、1&2
初期設定:ALL
「ALL」では、チャンネル116すべてが再生されます。
「1&2」では、チャンネル12だけが再生され、316
チャンネルは接続した外部機器にMIDI送信されます。
F7.4
ローカルコントロールオン/オフの設定
この楽器の鍵盤演奏を内部の音源で鳴らすかどうかを設定
します。通常、楽器の鍵盤を弾くと本体内部の「音源部」
から音が出ます。この状態は「ローカルコントロールオ
ン」と呼ばれます。「ローカルコントロールをオフ」にす
ると、「鍵盤」と「音源」が切り離され、鍵盤を弾いても
楽器本体からは音が出なくなりますが、演奏データはMIDI
送信されます。鍵盤演奏を外部音源で鳴らしたいときは、
ローカルコントロールをオフにします。
選択範囲:ON/OFF
初期設定:ON
F7.5
プログラムチェンジ送受信オン/オフの設定
MIDIで送信側の機器から受信側の機器の音色を切り替える
情報をプログラムチェンジと言います。
たとえばこの楽器からプログラムチェンジを送信すると接
続した外部機器の音色を切り替えることができます(楽器
のパネルで音色を切り替えたときに、切り替えた音色のプ
ログラムチェンジナンバーが送信されます)。逆に接続した
外部機器から送信されたプログラムチェンジを受信する
と、同時に受信しているMIDIの演奏データの音色が切り替
わります(このとき鍵盤での手弾き音色は切り替わりませ
ん)
プログラムチェンジの送受信をしたい場合(外部機器と音
色切り替えを連動させたい場合)はオンに、送受信したく
ない場合(外部機器と音色切り替えを連動させたくない場
)はオフにします。
選択範囲:ON/OFF
初期設定:ON
F7.
 MIDI
ミディ
機能の設定
この楽器でパネル設定や手弾き音は、送信されてくるプログラム
チェンジ(音色切り替え)などから影響を受けません。
デモ曲モード中やファイル操作中には、MIDI受信されません。
NOTE
NOTE
各音色のプログラムチェンジナンバーについては、電子マニュア
ル「MIDIリファレンス」を参照してください。
NOTE