POWER AMPLIFIER 取扱説明書 CLIP A B SIGNAL TEMP 20 PROTECTION POWER 15 20 25 15 25 10 10 30 30 6 6 40 ON ∞ OFF 40 3 0 –dB 3 ∞ 0 EEEngine J
! 安全上のご注意 ―安全にお使いいただくため― 安全にお使いいただくため、ご使用の前にこの 「安全上のご注意」をよくお読みください。 またお読みになったあと、いつでも見られるところに必ず保存してください。 絵表示 この取扱説明書および製品への表示では、製品を安全に 正しくお使いいただき、あなたや他の人々への危害や財産への 損害を未然に防止するために、いろいろな絵表示をしています。 内容をよく理解してから本文をお読みください。 警告 絵表示の例 :注意(危険・警告を含む)を促す事項 :決しておこなってはいけない禁止事項 ● :必ずおこなっていただく強制事項 この欄に記載されている事項を無視して、誤った取扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可 能性があります。 落雷のおそれがあるとき、 電源プラグが接続さ れたままならば、 電源プラグには触れないでく ださい。感電の原因となります。 設置されるとき ● ● ● ● ● この機器はAC100V専用です。 それ以外の電源 (AC200V、 船舶の直流電源など)では使用しな いでください。火災・感電の原因となります。 この機器に水が入ったり、
注意 この欄に記載されている事項を無視して、誤った取扱いをすると、人が傷害を負ったり、物的 損害が発生したりする可能性があります。 設置されるとき ● ● ● ● ● ● ● ● プラグをコンセント から抜け 調理台や加湿器のそばなど、 油煙や湯気が当た るような場所には置かないでください。火災・ 感電の原因となることがあります。 ぐらついた台の上や傾いたところなど、 不安定 な場所には置かないでください。落ちたり、倒 れたりしてけがの原因となることがあります。 電源コードを熱器具に近付けないでください。 コードの被覆が溶けて、火災・感電の原因にな ります。 窓を締め切った自動車の中や直射日光が当た る場所など、 異常に温度が高くなる場所に放置 しないでください。 火災の原因となることがあ ります。 湿気やほこりの多い場所には置かないでくだ さい。 火災・感電の原因になることがあります。 濡れた手で電源プラグを抜き差ししないでく ださい。感電の原因となることがあります。 電源プラグを抜くときは、 電源コードを引っ張 らず、必ずプラグを持ってください。コードを 引っ張ると、 電源コードが傷
はじめに このたびは、ヤマハ・パワーアンプP4500、P3200、P1600、P800シリーズをお買い求 めいただきまして、誠にありがとうございます。 このオーディオ・アンプ・シリーズは、ヤマハの誇る精密な回路設計技術を駆使し PA機器の豊富な実績と経験をベースに開発した、ハイパワー、ハイクオリティか つ、高信頼性、高安定性を持ったパワーアンプで、優れた音響性能が得られます。 P4500、P3200、P1600、P800シリーズの主な特長 ・ バランス型XLRタイプコネクター、バランス型フォンジャック、およびバリア・ ストリップの3種類の入力端子と、5ウェイバインディング・ポストの出力端子と を備えていますので、設備を始め幅広い用途にお使いいただけます。 ・ CHANNEL AとBが独立して駆動するSTEREOモード、モノラルソースを2系統で 出力するPARALLELモード、1台のモノアンプとしてハイパワーを発揮する BRIDGEモードの3つのモードがあります。 ・ 各チャンネルごとにSIGNALインジケーターとCLIPインジケーターがあります。 ・ パワーオン/オフ時の保護回路、出力ミュート回路、DC検出回
各部の名称と機能 ■ フロントパネル 2 4 3 CLIP A B SIGNAL TEMP 20 PROTECTION POWER 15 20 25 15 25 10 10 30 30 6 6 40 ON ∞ OFF 40 3 0 –dB 3 ∞ 0 EEEngine 1 ① POWERスイッチ/インジケーター ② TEMPインジケーター ヒートシンクの温度が摂氏85度を超えるとインジケー ターが赤色に点灯します。 ③ PROTECTIONインジケーター プロテクション(保護)回路が動作していることを知 らせます。点灯中はアンプとスピーカーシステムとが 切り離された状態になって、スピーカーから音は出ま せん。 保護回路が作動するのは、アンプ出力端子にDC電圧 が出力されている場合や過熱状態などです。原因が取 り除かれれば自動的に正常動作となり、インジケー ターの点灯が消えます。また、電源を入れてからアン プが機能しはじめるまでの約3秒間も保護回路がはた らき、インジケーターが点灯しますが、この期間を過 ぎると自動的に正常動作に入ります。 5 6 ④
■ リアパネル 1 2 INPUT CHANNEL B CHANNEL A G G 3 4 SPEAKERS (BRIDGE) (PARALLEL) CHANNEL B CHANNEL A (STEREO) 4-8Ω/SP (BRIDGE) 8-16Ω/SP BRIDGE STEREO BRIDGE STEREO ① INPUT端子(CHANNEL A, B) CHANNEL A, B ともに3種類のバランス型端子があり ます。 BRIDGEモードおよびPARALLELモードのときの入力 端子はCHANNEL Aです。 MAX. OUTPUT 450W/4Ω (STEREO) MAX.
■ モード:STEREO/PARALLEL/BRIDGE STEREOモードではCHANNEL AとBが別個に作動し ます(一般的なステレオアンプとなります)。 CHANNEL Aの入力信号がCHANNEL Aの出力端子か ら、CHANNEL Bの入力信号がCHANNEL Bの出力端 子からそれぞれ出力されます。 PARALLELモードでは、CHANNEL Aの入力信号が CHANNEL AとBの両方の出力端子から出力されま す。CHANNEL Bの入力端子は使用しません。(チャ ンネル) A と B のボリュームは別個に調整できま す。 B R I D G E モードではC H A N N E L A の入力信号が BRIDGEの出力端子から出力されます。このときボ リュームはフロントパネルの(チャンネル) A のボ リュームを使用します。 ■ スピーカー・インピーダンス STEREO、PARALLELモードでは最小負荷(=ス ピーカー)インピーダンスは4Ω、BRIDGEモードで は8Ωです。 インピーダンスがそれより小さくならないよう注意し てください。 STEREOモードでの接続 BRIDGEモ
スピーカー配線 1. 電源スイッチをOFFにします。 2. カバー取付用ネジを外し、保護カバーを外しま す。 取付用ネジ 3.
ラックマウント ■ EIA標準ラックへのマウント 複数のハイパワーアンプを放熱性の悪いラックにマウントすると、各アンプからの熱でラックの内の気温が著しく 上昇して、アンプ本来の性能を発揮できないことがありますから、マウントにさいしては、放熱のための通気を考 慮しなければなりません。 そのようなときは、アンプの上下に吸排気用の通風パネルを取り付けてください。このとき、通風パネルは1Uサイ ズで、全体の面積の35%以上が開口している必要があります。 さらに、ラックの天板に排気孔があれば、より効果的です。 通風パネル ヤマハでは1Uサイズの通風パネルとしてベンチレーションパネルVP1を別売しています。 44 480 単位 : mm ■ 4台以下のアンプを、背面の開放さ れたラックにマウントするとき 下の図のように、アンプの上部に吸排気用の通風パネ ルを取り付けます。 ■ アンプが5台以上のとき、または(4 台以下であっても)ラックの背面を 開放できないとき 下の図のように、それぞれアンプの上下に吸排気用の 通風パネルを取り付けます。 通風パネル (ラック全面または 背面に取付け) CLIP A 15
■ 移動用ケースのマウント 1. 本機は前面吸気・後面排気による強制冷却方式になっておりますので、移動用ケース(ポータブルラック)に1 台のみ収納する場合は、ラック後面を全面開放してください。 ラック側面 ラック後面 全面解放 フロント側 INPUT 吸気 排気 CHANNEL B CHANNEL A G G SPEAKERS (BRIDGE) (PARALLEL) CHANNEL B CHANNEL A (STEREO) 4-8Ω/SP (BRIDGE) 8-16Ω/SP BRIDGE STEREO BRIDGE STEREO PARALLEL MAX. OUTPUT 450W/4Ω (STEREO) MAX. OUTPUT 900W/8Ω (BRIDGE) 2.
仕様 ■ 一般仕様 P4500 出力レベル 20Hz∼20kHz, 0.05% 1kHz, 0.05% 1kHz, 20ms, ノンクリップ 出力帯域幅 320W+320W 430W+430W 860W 160W+160W 200W+200W 400W 80W+80W 110W+110W 220W 8Ω/STEREO 4Ω/STEREO 490W+490W 680W+680W 350W+350W 480W+480W 175W+175W 230W+230W 90W+90W 120W+120W 8Ω/BRIDGE 1360W 960W 460W 240W 2Ω/STEREO 1300W+1300W 950W+950W 350W+350W 210W+210W 4∼8Ω/STEREO 8Ω/BRIDGE 10Hz∼40kHz 0.
■ ブロック図 SIGNAL Ach Power Amp CHANNEL A A PC Limiter CHANNEL A (BRIDGE) (PARALLEL) CLIP Temperature Sensor (Heat Sink) G INPUT G Protection Circuit PROTECTION TEMP SPEAKERS CLIP CHANNEL B SIGNAL B PARALLEL BRIDGE STEREO Bch Power Amp CHANNEL B PC Limiter 292 45 4.4 55.2 D:455 379.6 61.2 26 ■ 寸法図 424 308 15.5 H:103.
■ 特性図 Mode:STEREO Both ch Driven RL=4Ω, f=1kHz P4500 1k 100 20 5k Power Consumption [W] Power Consumption [W] 5k 1 10 100 1k 100 20 1k 1 Output Power [W] 1k 100 20 1 10 100 1k 100 1k Mode:STEREO Both ch Driven RL=4Ω, f=1kHz P800 5k Power Consumption [W] Power Consumption [W] 5k 10 Output Power [W] Mode:STEREO Both ch Driven RL=4Ω, f=1kHz P1600 Mode:STEREO Both ch Driven RL=4Ω, f=1kHz P3200 1k 100 20 1 Output Power [W] 10 100 1k Output Power [W] 故障かな?と思ったら 主な異常動作
サービスについて ■ 保証書 ■ 調整・故障の修理 この商品には保証書がついています。販売店でお渡ししてい ますから、 ご住所・お名前・お買上げ年月日・販売店名など所定 事項の記入および記載内容をおたしかめの上、大切に保管して ください。 保証書は当社がお客様に保証期間内の無償サービスをお約 束するもので、 この商品の保証期間はお買上げ日より1年です。 保証期間内の転居や、 ご贈答用に購入された場合などで、記 載事項の変更が必要なときは、事前・事後を問わずお買上げ販 売店かお客様ご相談窓口、 またはヤマハ電気音響製品サービス 拠点へご連絡ください。継続してサービスできるように手配いた します。 「故障かな?」 と思われる症状のときは、 この説明書をもう一度 よくお読みになり、電源・接続・操作などをおたしかめください。 そ れでもなお改善されないときには、お買上げ販売店へご連絡く ださい。調整・修理いたします。 調整・修理に際しては保証書をご用意ください。 保証規定によ り、調整・修理サービスをいたします。 また、故障した製品をお持 ちいただくか、サービスにお伺いするのかも保証書に書かれて います。 修理
VZ02520 R1 1 IP 16 97 11 1000 NP Printed in Taiwan 音響システム事業部 営業部 ☎ 053-460-2455 〒430-8650 浜松市中沢町10-1