User Manual
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Studio Manager とは
Studio Managerは、ヤマハのハードウェア製品をリモートコントロールする複数のエディターソフトウェアを起
動させたり、複数のエディター設定を保存したりする共通のプラットフォームです。
詳細はインストールガイドやStudio Manager取扱説明書(PDFマニュアル)をご参照ください。
Total Recall ( トータルリコール ) とは
各エディターの設定は、Studio Manager でまとめて保存/ 呼び出しできます。すなわち、複数の機器の設定を
Studio Manager からまとめて呼び出す(リコール)ことにより、システム全体の設定を簡単な操作で変更すること
ができます。この機能をトータルリコールと呼びます。
また、設定ファイルを保存したり機器と同期をとったりする場合、Studio Manager から操作すれば複数の機器を
まとめてリコール、各エディターで操作すればその機器だけをリコール、と使い分けることもできます。
トータルリコールする手順については、Studio Manager取扱説明書(PDFマニュアル)をご参照ください。
Studio Managerウィンドウの「MOTIF ES Voice Editor」アイコンを右クリック→「Configure Total
Recall」で、リコールするデータを選択できます。選択できるデータは、エディターによって異なります。
MOTIF ES Voice Editorでは、以下のとおりです。
・ All:Current データ、Normal User 1/2、Drum User、Plug-in 1 〜 3 User Voice データのすべてを
リコール
・ Current:現在エディット中の Voice データをリコール
・ Normal User 1 :Normal User 1 Voice データをリコール
・ Normal User 2 :Normal User 2 Voice データをリコール
・ Drum User :Drum User Voice データをリコール
・ Plug-in 1 User:Plug-in 1 User Voice データをリコール
・ Plug-in 2 User:Plug-in 2 User Voice データをリコール
・ Plug-in 3 User:Plug-in 3 User Voice データをリコール
(Current、Normal User 1、2、Drum User、Plug-in 1 〜 3 User Voice は複数選択できます。)
・ ボイスエディターを Studio Manager から起動している場合は、Studio Manager のセッションファ
イルにボイスエディターのデータを保存することができます。
・ Total Recall に対応した DAW と Studio Manager を組み合わせてお使いの場合、ボイスエディター
のデータは、DAW のプロジェクトファイル ( ソングファイル ) の一部として保存されます。