User Manual

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Open Plug-in Technology について
Open Plug-in Technology( OPT) は、DAW MIDI
ロールするための新しいソフトウェアプラグインフォーマットです。たとえば、シンセサイザー、プラグインボー
ドの音色エディターや、ミキ、別々、OPT
対応したアプリケーションの中で動作させることができます。アプMIDI
どをする必要がなくなり、音楽制作をより快適でシームレスに行なう環境を実現します。
従来のOPT に加えて、トータルリコールを実現するためのOpen Plug-in Technology Version 2( 以下OPT2) があ
ります。Studio Manager は、OPT2 対応のホストアプリケーションです。
OPT のレベルと概要
OPT 対応のホストアプリケーションは、以下の3 つのレベルに分けられます。
レベル1(PANELS)のホストアプリケーションでは、プラグインソフトウェアの基本的な
機能をサポ ートしており、代表的な例としては、コンピューター上でプラグインソフト
ウェア(エディターなど)のパネルを使って音色エディットができます。
レベル2(PROCESSORS)のホストアプリケーションでは、プラグインソフトウェアから
MIDI データを受信するなど、レベル1 よりも一歩進んだエディットができます。プラグ
インソフトウェアの多くの機能をサポートしていますが、一部対応していない機能(イベ
ント挿入など) があります。
レベル3(VIEWS)のホストアプリケーションでは、プラグインソフトウェアが持っている
すべての機能が動作します。ヤマハのシーケンスソフト「SOL」「SQ01」はOPT レベル
3(VIEWS) に対応しています。
OPT 対応のプラグインソフトウェアは、OPT対応のホス
トアプリケーションに直接プラグインされます。
MOTIF ES6/7/8 Voice Editor動作表
MOTIF ES6/7/8 Voice Editorは、以下のように動作します。
MOTIFES6/7/8VoiceEditorはレベル2(PROCESSORS)、レベル3(VIEWS)のホストアプリケーションではすべ
ての機能が動作します。レベル1(PANELS)のホストアプリケーションではバルク受信ができません。
n
ホストアプリケーション側に対応する機能がない場合は、期待どおりに動作しない場合があります。
対応レベルは、OPTのロゴで確認できます(ホストアプリケーションのバージョン情報などに表示されます)。
ホストアプリ
ケーション
エディター
エディター
エディター
OPT
ホストアプリケーション対応レベル
MOTIF ES6/7/8 Voice Editorの動作
動作可否 機能制限の内容
VIEWS(レベル3) 動作する なし
PROCESSORS(レベル2) 動作する なし
PANELS(レベル1) 動作する バルク受信に未対応