User Manual
Table Of Contents
MOTIF ES / FIRST STEP GUIDEMOTIF ES / FIRST STEP GUIDE
Chapter 1 Chapter 2 Chapter 3 Chapter 4
14 15
ここまではMOTIFESの基本操作であるボイスモードについて解説しました。
次にボイスを数種類重ねてサウンド作りを行うパフォーマンスモードについて説明します。
ピッチベンドホイールは、音程をなめらかに変化させるコントローラーです。ギタ
ーのチョーキング奏法をシミュレートしたり、管楽器のニュアンスを出すのに効果
的です。<PRE3 H02 TenorSax1>を選択し、鍵盤を演奏してみましょう。あ
らかじめ、ピッチベンドホイールを下に下げた状態から、音を鳴らし中間(正常なピ
ッチ)まで上げるとサックスらしいニュアンスをだすことができます。
音色はそのままで、サックスの音にモジュレーションホイールでビブラートをかけて
みましょう。鍵盤を弾いたままモジュレーションホイールを上げるとビブラートがか
かります。特にロングトーン(長く伸ばした音)にかけると効果的です。このモジュ
レーションホイールはビブラート効果だけではなく、フィルターやボリューム、エフェ
クトパラメーターなどさまざまな効果を設定することができます。
・ピッチベンドホイールで
音程を変化させよう
・モジュレーションホイールで
音色を変化させよう
Chapter 2 ボイスを選んで演奏しよう
KN1 アルペジオ再生のスイング
KN2 アルペジオ再生のゲート(音の長さ)
KN3 アルペジオ再生の音の強さ(ベロシティ)
KN4 アルペジオ再生のテンポ
MOTIFESは、右手で演奏しながら左手でコントローラーを操作することで、音色を変化させることができます。
<USER1 A01 Unplugged>に設定し、右手で和音、たとえばC(ド、ミ、ソ)を押したままにすると、アルペジオによる演
奏が始まります。これだけでもかなり人間が弾いているニュアンスが得られますが、さらにコントローラーのノブを操作して
ニュアンスをつけてみましょう。
KNOB
CONTROL
FUNCTION
VOLUME 1
SWING
CUTOFF
PAN
ASSIGN A
GATE TIME
RESONANCE
REVERB
ASSIGN B
VELOCITY
ATTACK
CHORUS
ASSIGN 1
UNITMULTIPLY
RELEASE
TEMPO
ASSIGN 2
LOW
KN 1
VOLUME 2
LOW MID
KN 2
VOLUME 3
HIGH MID
KN 3
VOLUME 4
HIGH
KN 4
ARP FX
EQ
TONE
ASSIGN
PAN/SEND
KNOB
CONTROL
FUNCTION
VOLUME 1
SWING
CUTOFF
PAN
ASSIGN A
GATE TIME
RESONANCE
REVERB
ASSIGN B
VELOCITY
ATTACK
CHORUS
ASSIGN 1
UNITMULTIPLY
RELEASE
TEMPO
ASSIGN 2
LOW
KN 1
VOLUME 2
LOW MID
KN 2
VOLUME 3
HIGH MID
KN 3
VOLUME 4
HIGH
KN 4
ARP FX
EQ
TONE
ASSIGN
PAN/SEND
■コントローラーによる音色の変化
・アルペジオのニュアンスを変化させよう
ノブの左にあるボタンの中から[ARP FX]を押して点灯させます。そして鍵盤を弾くとアルペジオによる演奏が始まりま
す。次に左から3番目のノブを右方向に回します。するとギターのネック上で、弦をスライドさせるような効果が得られます。
この[ARPFX]ボタンが点灯しているときの各ノブの機能は次の通りです。