User Manual
Table Of Contents
Chapter 5 サンプリング機能を使ってみよう
MOTIF ES / SECOND STEP GUIDEMOTIF ES / SECOND STEP GUIDE
64 65
Chapter 1 Chapter 2 Chapter 3 Chapter 4 Chapter 5
≪スライス≫
さらに、スライス機能を使いサンプリングしたリズムパターンを曲のテンポに合わせます。
スライスとは、録音したサンプルを指定した音符で分割し、分割された個々のサンプルを鍵盤に割り当てます。スライスを
実行すると、元のサンプルはMIDIシーケンスデータとして扱うことになり、音程や音質を損なうことなくテンポを自由に変
えることができるようになります。
■サンプルの編集
≪エンドポイントの設定≫
サンプリングの始まりはトリガ ーレベ ル の 設定 によりC Dプレーヤーの再生とタイミングが合っているはずですが、終わる
タイミングは手動なので、リズム パターンの終わりと一致していない場合があります。タイミングよくループ再生されるよ
うにサンプリングした波形を編集して、サンプルの終わりの部分(エンドポイント )を修正しましょう。
11
[SF1]AUDITIONボタンを押し続け、サンプリングした音を聴いてみましょう。
01
[F1]TRIMボタンを押してカーソルを<
End>の数値に合わせ、データダイアルを使
ってエンドポイントを設定します。[ SF1]
AUDITIONボタンを押し続け、サンプルがス
ムーズにループ再生されるように設定しまし
ょう。
02
エンドポイントの設定ができたら、[ SF4]
EXTRACTボタンを押し、不要になった部分
のデータを取り除きます。(「AreYousure?
[YES]/[NO]」というメッセージが表示され
ます)
03
[INC/YES]ボタンを押して実行します。
SCENE
SF1 SF
2 SF3 SF4 SF5
F1 F2 F3 F4 F5 F6
INFORMATION
SCENE
SF1 SF
2 SF3 SF4 SF5
F1 F2 F3 F4 F5 F6
INFORMATION
サンプル
スライスして各鍵盤に
割り当てて、サンプル
ボイスとする
シーケンスデータ
10
[F6]STOPボタンを押して、サンプリングを
停止します。CDプレーヤーも停止させましょ
う。画面にはサンプリングした波形が表示さ
れます。
SCENE
SF1 SF
2 SF3 SF4 SF5
F1 F2 F3 F4 F5 F6
INFORMATION
09
CDプレーヤーを再生します。トリガ ーレ ベ ル
が1に 設 定 さ れているので、音声が入力され
た瞬間にサンプリングが始まります。
スライスを実行する前に、エンドポイントの設定をしてサンプルの長さを小節の長さに正確に合わせる
必要があります 。
ひとこと