User Manual

Table Of Contents
MOTIFXFリファレンスマニュアル
121
サンプリングでボイス/パフォーマンスを作る(サンプリングモード)
サンプリングを実行する(サンプリングレコード)
[INTEGRATEDSAMPLING]→[F6]Rec
サンプリングレコードでは、本体に接続した外部マイクやオーディオ機器などから必要な音を録音(サンプリング)できます。サン
プリングされた音(サンプル)は、ウェーブフォームに組み込まれ、ボイスに割り当てることで楽器音として演奏できます。
サンプリングの手順
サンプリングでボイスやパフォーマンスを作る手順について
説明します。
1 マイクやオーディオ機器をMOTIFXFに接続します。
接続方法については取扱説明書をご覧ください。
なお、MOTIFXFの再生音をリサンプリングする場合は、
この手順は必要ありません。
2 ボイスモードまたはパフォーマンスモードに入ります。
パフォーマンスモードの場合は、元になるパフォーマンス
を選びます。
3 [INTEGRATEDSAMPLING]ボタンを押してサン
プリングモードに入ります。
サンプリングメイン画面が表示されます。
4 [F6]Recボタンを押してセットアップ画面(122
ページ)を表示します。
セットアップ画面で次の設定を行ないます。カッコ内の番
号は、セットアップ画面のパラメーターの番号です。
インプットソース(2)で、マイクやオーディオ機器を接続し
た端子を設定します。
ウェーブフォーム(6)で、名前の付いていないウェーブ
フォームを選びます。
ボイス())で、新しいボイスが保存されるボイスバンクと
イスナンバーを選びます。
パフォーマンスモードからサンプリングに入っている場合
は、パート(9)で、ボイスが割り当てられるパフォーマンス
のパートを選びます。
他のパラメーターについては、必要に応じて設定してくだ
さい。
5 [F6]Standbyボタンを押してスタンバイ画面(124
ページ)を表示します。
スタンバイ画面では、次の設定を行ないます。カッコ内の
番号は、スタンバイ画面のパラメーターの番号です。
トリガーモード(8)で、サンプリングを開始する方法を設定
します。通常は、「level」に設定します。
トリガーモード(8)を「level」に設定した場合は、トリ
ガーレベル(7)も設定します。設定方法は、レベルメーター
の赤い三角形の表示が、音を鳴らしたときのレベルよりも
少し低い位置になるよう設定します。
6 サンプリングする音を鳴らしながら、入力レベルを適
切なレベルに調節します。
レベルメーターの表示が、クリップしない範囲でできるだ
け高いレベルになるように入力レベルを調節します。入力
レベルの調節は次の方法で行ないます。
インプットソースがA/Dインプットの場合は、リアパネル
の[GAIN]ノブで入力レベルを調節します。それでも入力レ
ベルが低すぎる(高すぎる)場合には、ユーティリティーモー
ドのMic/Line(223ページ)を切り替えましょう。
インプットソースがリサンプルの場合は、レコードゲイン
で入力レベルを調節します。
インプットソースがFWの場合は、入力レベルの調節はでき
ません。
7 [SF1]Confirm(コンファーム)ボタンを押して、
オン/オフを設定します。
オンに設定すると緑色に、オフに設定するとグレー表示に
なります。コンファームをオンに設定すると、サンプリン
グがうまくできなかった場合のやり直しがしやすくなりま
す。
8 [F5]Startボタンを押してサンプリングを開始しま
す。
トリガーモード(8)を「manual」に設定した場合は、ボ
タンを押すと同時に画面にRECORDINGと表示され、サ
ンプリングが開始されます。
トリガーモード(8)を「level」に設定した場合は、画面に
WAITINGと表示されてサンプリングは開始されません。
9 サンプリングする音を鳴らします。
トリガーモード(8)を「level」に設定した場合は、音が
鳴ってトリガーレベル(7)を超える信号が入ってきたとき
に、画面表示がRECORDINGにかわってサンプリングが
開始されます。
サンプリング実行中は、サンプリングされている音が波形
で表示されます。